むかしむかし、あるところに、おほりに囲まれた古いお屋敷がありました
そのおほりの茂みの中で、一羽のアヒルのお母さんが巣の中のタマゴを 温めていました
モチモチマミー
モチモチマミー
モチモチマミー
やがてタマゴが一つずつ割れると、中からは黄色い色をした かわいいひなたちが顔を出します
ですが、巣の中で一番大きなタマゴだけが、なかなか生まれてきません
しばらく経って、やっとタマゴを割って出てきたのは、 たいそう体の大きなみにくいひなでした
みにくいアヒルの子はどこへ行ってもいじめられ、つつかれて、 陰口をたたかれます
ぴよぴよテヨン
ぴよぴよテヨン
初めのうちはみにくいアヒルの子をかばっていたお母さんも、終いには
モチモチマミー
モチモチマミー
と、ため息をつくようになりました
それを聞いたみにくいアヒルの子はいたたまれなくなって、 みんなの前から逃げ出してしまいました
ぴよぴよテヨン
ぴよぴよテヨン
あてもなく飛び出しましたが、どこに行っても嫌われます
鳥ども
ぴよぴよテヨン
ぴよぴよテヨン
アヒルの子は人目につかない場所を選んで眠り、起きればまた逃げ続けました
ある時、アヒルの子が歩いていると...、
____________バーン💥💥💥
突然、鉄砲の音がひびいて、猟師が撃った鉄砲に当たった鴨が 一羽空から落ちてきました
ぴよぴよテヨン
アヒルの子は、ものかげに隠れてふるえていると、 そこに、おばあさんが通りかかりました
テイルばあさん
おばあさんはそういうと、アヒルの子を抱き上げて、家に連れて帰りました
おばあさんの家には、鶏と犬がいました
ニワトリ会長
ぴよぴよテヨン
アヒルの子が答えると、犬も聞きました
ジョンウ犬
ぴよぴよテヨン
ぴよぴよテヨン
アヒルの子は答えました
すると、
ジョンウ犬
ニワトリ会長
ジョンウ犬
ニワトリ会長
二人はつまらなそうに、向こうへ行ってしまったので、 また一人でさびしく遊んでいました
季節はいつの間にか、秋になりました
そんなある日、アヒルの子はこれまで見たこともないような、 美しいものを目にしました
それは、白鳥の群れでした
長くしなやかな首をのばし、眩しいばかりの白い翼をはばたいて、 白鳥たちはあたたかい国へと飛んでいくところでした
アヒルの子はあっけにとられて、その美しい烏たちが 空のかなたへ去っていくのを見送っていました
ぴよぴよテヨン
アヒルの子はおばあさんの家を出て、川で暮らすことにしました
そして無情にも季節が寒い寒い冬へと変わっていき...
冷たい雪が降り、川も凍りますが、アヒルの子は ジッと我慢して、1人で暮らしていました
アヒルの子はアシのしげみにじっとうずくまって、 厳しい寒さをたえしのびました
そのうちに、お日さまはしだいに暖かさをまし、 ヒバリが美しいラップを始めます
ヒバリマーク
ヒバリマーク
ヒバリマーク
ヒバリマーク
ぴよぴよテヨン
やがて春が来て、、、
アヒルの子は体がウキウキし始めると、翼をはばたいてみました
すると体が、浮くではありませんか
ぴよぴよテヨン
アヒルは夢中ではばたくと、やがておほりに舞い降りました
その時、おほりにいた白鳥たちが、一斉に近づいてきたのです
その中には、たこ焼きの匂いがプンプンとした白鳥もいます
ぴよぴよテヨン
ぴよぴよテヨン
ぴよぴよテヨン
アヒルの子は、、〇される覚悟を決めました。 しかし、そうではありません
白鳥たちはアヒルの子の周りに集まると、優しく口ばしで撫でてくれたのです
そして白鳥の一羽が、言いました
白鳥ユウタ
白鳥ユウタ
ビックリしたアヒルの子は、ふと水の上に目を落とすと、 そこに映っていたのは、もうみにくいアヒルの子ではありません
ぴよぴよテヨン
真っ白に光り輝く、あの白鳥だったのです
冬の間に羽が抜けかわって、美しい白鳥に姿を変えていたのでした
驚いている、アヒルの子のもとに、ジェントルマンのような、 大きな白鳥がやってきました
シカゴ・ワイト・スワン
シカゴ・ワイト・スワン
ぴよぴよテヨン
ぴよぴよテヨン
白鳥ユウタ
白鳥ユウタ
こうして、アヒルの子は美しい白鳥となって、 みんなに迎え入れられたのでした
おしまい
コメント
3件
テイル...今でも好きや 、