「知ってる」

君のことは

大好き。

でも

汚れた君は

大嫌い。

ピピピピピ…

朝は

嫌い。

なぜ嫌いなのか…

僕にもよく分からない

…あ

そっか、

あの日からだ

朝

甘い香りがしたんだ

君の服から

…香水みたいだった

あぁ、

浮気…かなw

なのにどうして？

どうして君は

僕に

「好き」なんて言葉使うの…？

あの日から

朝が嫌いになった

ｶﾞﾁｬｯ

ｷﾞｭｯ

この匂い

ﾊﾟﾀﾝ

どうして

僕に構うの…？

どうせ捨てるんなら

優しくしないでよ

ﾁｭｯ

僕の目の前には

何かを見通すかのような

綺麗な目

気づいてる

浮気なんてする気

全く無かった

十分

幸せだったから

一人で

ふらっと出掛けたんだ

…寝れなかったから

でも

そこで出会ってしまったんだ

言葉に詰まった

でも結局は暇

すでに酔ってるだろと

心の中で軽くつっこみを入れる

ころんは彼女だ

でも

世間では「彼女」と言えないのかも知れない

俺がずっと黙っていると

ｷﾞｭｯ

するわけない

心の中ではそう思っている

当たり前だ

でも

将来のことを考えると

俺と青は

一緒に居てはならないのだと

分かっていた

ずっと考えてたんだ

青には

幸せになって欲しいと

気づけば俺は

悪に染まっていた

その日から

俺と彼女は

毎日会った

…青が寝てるいる間に

でも

いつしか

青の元気がなくなった

でも俺は

知らないふりをした

知っている

…もう限界だ

もうこれ以上

青を傷つけたくない

俺に

泣く資格なんてないのに

どうして謝るんだろう

…浮気のこと？

…もういいよ

汚れた君は

大嫌い。

なのに

ｷﾞｭｯ…

僕を優しく抱きしめてくれる

君は

…大好きなんて

わがままだね