テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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5つ上の彼氏

第1話 - 5つ上の彼氏

2020年03月21日

#5つ上の彼氏

#ホラー

ｶﾌｪ☕🧸

私は、17歳高校3年生になる。そんな私には5つ上の彼氏がいる.

名前は瑛太きっかけは､職場体験に行った時お別れ会の時に私から告白した。結果は成功したんだ。未婚だし彼女も居ないって聞いてホッとしたんだ。

そんなふうに幸せに毎日を過ごしせると思っていた… でもそんなある日瑛太は…

※職場体験からご覧下さい.

ここの職業は… 普通のサラリーマンの職業

ここの見学者は、地味な私しか居なかった。

咲菜

3日間よろしくお願いします！上原咲菜と言います。高校2年生 17歳です！

瑛太

俺は、T R事務の会社員社長佐賀瑛太
よろしく。

咲菜

よろしくお願いします！

瑛太

ここでは、男性18名女性10名が働いている。上原くんが入れば女性社員も喜ぶだろう。

咲菜

ぜひ入らせて頂きます！

瑛太

それはありがたい。でもどうして君は高校生に人気のないここを選んだのか理由を教えてくれ。

咲菜

り、理由？

瑛太

そうだ、理由がないなら社員にはなれない。

咲菜

理由は、サラリーマンに憧れてたからです！ずっとずっとサラリーマンになりたくて、それで、ここの会社を選びました！

瑛太

中々珍しいなサラリーマンに憧れたからなりたい…と？

咲菜

はい！

瑛太

あっはははは。上原くん面白いじゃないか笑

咲菜

ば、バカにしないでください！

瑛太

バカにしてる訳じゃないよ笑ただ君が珍しいと思って笑けてきたんだよ笑

咲菜

っ…

瑛太

あ、そうだ。午後2時半頃にここの場所に来てくれない？俺と、社員5、6名で待ってるよ。

咲菜

わ、わかりました…

瑛太

さあ、副社長の夏原君に教えてもらえ。

咲菜

えぇと、あの女の方ですか…？

瑛太

ちがう、男の方だ。まぁ、夏原が二人いるからなあ。よく間違われるよ笑

咲菜

((この会社なんか変…))

瑛太

どうかした？笑

咲菜

あ、いえ！

瑛太

じゃあ。早く行って自己紹介でもしてよ。

咲菜

でも、さっきみんなの前d…

瑛太

言い訳ばっかりしてるこの会社に入れねぇぞ？

咲菜

すみません。。。

瑛太

さっさと行きやがれ。

咲菜

はい、、、

夏原智之（副社長）

よろしくね、咲菜ちゃん。

咲菜

よ。よろしくお願いします…

咲菜

((この人加齢臭の匂いがすごい…))

夏原智之（副社長）

どうしたの？大丈夫？

咲菜

大丈夫で、す！

夏原智之（副社長）

ならいいよ、僕についておいで。

咲菜

は、はい。

20分後…

咲菜

あの。ここまで連れてきてなにを？

夏原智之（副社長）

それは…お楽しみ♡

咲菜

((こ。こわい))

夏原智之（副社長）

おいで、

咲菜

い、いや！

夏原智之（副社長）

なに？着いてこないの、
憧れのサラリーマンになれないねぇ？

咲菜

どうしてこんなことをするんですか！？今まで見学…体験…してきた人にこんなことを毎回毎回やっていたんですか？

夏原智之（副社長）

あぁ、そうだよ. 10代~20代前半の人には必ずやらせてたかなあ？あ、女性のみね？

咲菜

そ、そんなのおかしいです！じゃあ今の女性社員は、こんなことをされてまでここに希望を…？

夏原智之（副社長）

それは知らないよ、自分次第さ。

咲菜

な、なにするんですか？！！

咲菜

離してください！

夏原智之（副社長）

声出さないように…いいものあげる。

咲菜

い、いや…！

夏原智之（副社長）

さあ、口に填めようね。

咲菜

だ、誰か助けて！

咲菜

ん、んんー！！！

咲菜

んんんん、！だ、んれか、！ん！

瑛太

なんの騒ぎだ！どうしてここにいる！

咲菜

ん、んんん！！！

夏原智之（副社長）

社長が言ったんじゃないですか…

瑛太

俺は、こんなとこに連れていけなんて言っていない！

夏原智之（副社長）

そうでしたか、それは失礼…

瑛太

お前はもういい！帰れ！

夏原智之（副社長）

はいはい。わかりましたよ。

その後副社長は自分の場所へ帰って行った。

瑛太

ったく。

咲菜

あ。あのありがとうございます。

瑛太

大した事じゃないよ。さっきはきつく言ってごめんな？つい、イラついてしまって

咲菜

大丈夫です！

瑛太

ここにいるのもだから戻ろっか。

咲菜

はい！

咲菜

((実際は優しい方なんだなぁ…もしかしてツンデレとか？？))

瑛太

おーい、上原くん？

咲菜

は、はい！

瑛太

大丈夫？体調悪いの？

咲菜

あ、いえ！大丈夫です！

瑛太

そっか、なら良かった！

瑛太

じゃあ、これを19-65コピーしてくれる？

咲菜

その数字は一体？

瑛太

あーごめんごめん、19枚取り除いて65枚コピーしてってこと。

瑛太

じゃあ、分からないところがあったら誰でもいいから社員に聞いてね。

咲菜

わかりました！

夏原智之（副社長）

さっきは失敗したなぁ、ねぇ、僕について来てよ、

咲菜

無、無理です！

夏原智之（副社長）

どうしてよ？

咲菜

ちょ、やめてください！

女性社員1

副社長が、女子高校生にセクハラしてるわよ！通報よ！！！

夏原智之（副社長）

な、何を言う！

夏原智之（副社長）

俺は何もしてないぞ！

女性社員1

わたし、この目でちゃんと見ました。嘘をつくのはどうかと？

女性社員1

ごめんね、咲菜ちゃん、おばちゃんが教えてくれるからね。

咲菜

いえいえ、ありがとうございます。

夏原智之（副社長）

ったく。

夏原智之（副社長）

((また見逃した。次は見逃さない))

咲菜

できたぁ！

女性社員1

良かったわね。これで1つ新しいやり方を踏み出せたわね。

咲菜

はい！ありがとうございます😊

女性社員1

いいのよ。分からないところがあったらいつでも言ってね！

女性社員1

ちなみに、副社長にはついて行かない方がいいからね。

咲菜

ありがとうございます！では！

女性社員1

咲菜ちゃーん？そっちは違う方向よー！

咲菜

知ってます〜！用事があるので〜！

女性社員1

そう。気をつけてねー！

女性社員1

((どうしたのかしら。))

咲菜

ここで間違いないですか？

瑛太

あぁ。

咲菜

あれ、社長1人ですけど、どうしたんですか？

瑛太

なんでもないよ、きっと遅れるのだろう。

咲菜

そうですか！それならなにか進めてましょう！

瑛太

((可愛く見えてきた…))

咲菜

社長？？

瑛太

あ、あぁ、そうだな！

その後も待っていたが来なかった。

咲菜

あの、結局来ませんでしたけど、何かあったのでしょうか？

瑛太

やることがまた増えたから来れないらしいな。

咲菜

そうですか…

瑛太

上原くんも明日で最後かあ。

咲菜

はい、でもここの会社に勤めるので！

瑛太

だけど、それは社会人になってからだろ？まだまだ先だよ。

咲菜

あはは…そうですよねぇ…

最終日…

瑛太

皆さん集合。

瑛太

今日で職場体験が終わりです、上原くんは何事にも全力で体験して貰いました。事件や、トラブルもありましたがそれを乗り越えることが出来て良かったです。上原くん、サラリーマンの大変さ…楽しさは実感頂けたでしょうか。3年後…5年後…ここのTERROR事務所で待っています。

瑛太

この3日間職場体験に来て下さりありがとうございました！

))ありがとうございました。

咲菜

サラリーマンの大変さを知れてよかったです、ぜひTERROR事務所に入りたいと思っています！この3日間お世話になりました。

咲菜

ありがとうございました。

その後、私は社長を呼び出した。

瑛太

上原くん3日間ありがとう。話って何かな？

咲菜

あ、あの！私職場体験に初めて来た時から…社長に惚れました！良かったら私と付き合ってください！！！

瑛太

え？

咲菜

………

瑛太

こんな俺で良いんだったら…けど、歳上だよ？5個上なんだよ！？それでもいいの？

咲菜

はい、それでもいいんです！歳の差なんて関係ないんですから！

瑛太

よろしくな。でも、上原くんの親が賛成するのか…俺は、親が居ないからどうしよつもないけど…

咲菜

それは、分かりません！あと、（くん）付け辞めて、下の名前で呼び捨てしてください！

瑛太

お、おう。

そこから私達は幸せに過ごせると思ってたのですが…

咲菜

疲れた~ 瑛太迎えに来てくれないかなぁ…

私は、高校三年生になり受験にも忙しくなった。

咲菜

来なさそうだし、家まで1人で帰るのか。

突然救急隊から電話が掛かってきた。

なんだろうと電話を出てみると…

救急隊員

瑛太さんの、彼女さんですか？！

咲菜

はい、そうですけど…どうなさいました？

救急隊員

大変です、瑛太さんが車3台に巻き込まれ重症です、今すぐTERA総合病院まで来てください！

咲菜

わ、わかりました。

そう、瑛太は会社の帰りに歩いていたら事故にあっていたのだ…

病院にて…

咲菜

瑛太！しっかりして！瑛太！！！！

瑛太

さ、咲菜…？

咲菜

そうだよ！咲菜だよ？

瑛太

ごめん、、、

咲菜

大丈夫…謝らなくていいんだよ。

瑛太

おれ、このまま死んじゃうかも…

咲菜

いやだ！死なないで…泣

瑛太

そう言われても。

咲菜

どうして？どうして事故なんかに合ったの… 神様のバカ、、、

瑛太

っ………

咲菜

わ、私帰るね！じゃあ…また明日

瑛太

お、おう。

そう言って咲菜は帰って行ったのだが…

またもやある事件が…？！

咲菜

今日は、早帰りだし、気分転換にコンビニ回って帰ろ…

夏原智之（副社長）

あれ？咲菜ちゃんじゃないか…

咲菜

((やばい、どうしよう。))

咲菜

((ここは無視しておこう。))

夏原智之（副社長）

咲菜ちゃんだよね？そんな短いスカート履いて可愛らしいね❤

夏原智之（副社長）

そういうところ僕好きだよぉ… 付き合ってよぉ。ぐへ…ぐへへへへ。

そいつは、元副社長の夏原智之だった。不気味な笑い声に不気味な声…

吐きそう。。。

咲菜

((もう、さっさと買い物して帰ろう！！))

夏原智之（副社長）

っち、咲菜じゃないのかよ。

咲菜

((う、うそ、今の副社長？？))

夏原智之（副社長）

かえろ。

咲菜

((こ、こわい))

そう言うと、咲菜は買い物を終え早く家に帰った。

咲菜

はあ、疲れた。一人暮し辞めて、実家に帰ろうかな…

ピンポーン。

咲菜

はーい。

咲菜

((え、この人副社長の智之さんじゃん。))

咲菜

((もうなんなの！！迷惑なんだけど))

夏原智之（副社長）

家に入れたね、咲菜ちゃん

咲菜

え、ちょ、どうやって入ったんですか？！

夏原智之（副社長）

玄関の鍵空いてたよ。閉め忘れる咲菜ちゃん、可愛いね♡

咲菜

((私の記憶にはちゃんと閉めたんだけど…))

夏原智之（副社長）

どうしたの、咲菜ちゃん。

咲菜

警察に通報しますよ！やめてください！

夏原智之（副社長）

そっかあ。あんな男と付き合うのやめて僕と付き合おうよ。もう死ぬんだからさ。

咲菜

死ぬって…瑛太が？

夏原智之（副社長）

そうだよ、あと、2日で死ぬかなあ…どうだろw

咲菜

笑い事じゃないです！死ぬなんて私にとっては残酷なんです！！！

夏原智之（副社長）

はぁ、まだわかんないのかい？きみは。

咲菜

何がですか？ふざけないでください！

夏原智之（副社長）

ふざけてなんかないよ、僕が瑛太を引き逃げした。

咲菜

え。ふざけないで！ひどい！

夏原智之（副社長）

しょうがないよ、全部あいつが悪いんだから。

咲菜

どうして、全部が全部瑛太が悪いと言えるのですか？

夏原智之（副社長）

だってあいつは咲菜ちゃんと付き合う前から奥さんが居て子供も居るから。

咲菜

え？でも、瑛太はいないって！未婚だって！

夏原智之（副社長）

君は騙されてるんだよ。

咲菜

はぁ？騙されてない！私は、騙されてない！

夏原智之（副社長）

まぁ、奥さんからしたら君が不倫相手って事かな。おめでとう

咲菜

何がおめでとうよ！何が不倫相手よ！そんなの嘘に決まってるじゃない！

咲菜

瑛太がそんなことするはずない！今まで嘘ついたことがないのに…

夏原智之（副社長）

まぁ、君のせいで瑛太の奥さんと子供は自殺したってことかな。親と一緒に。

咲菜

自殺？私のせいで？？

夏原智之（副社長）

そうだ。

咲菜

どうして私が悪いのよ！意味わかんない！

夏原智之（副社長）

その子供はまだ2歳半だったかな。俺の彼女だったんだ。でも、瑛太のせいで別れた。

咲菜

どうして子供が2歳半なんて分かるの？

夏原智之（副社長）

それは、僕の子だったから

咲菜

どうして引き取らなかったんですか？

夏原智之（副社長）

僕には子育てが向いないから、しかも子供は僕になんて一切懐いてない。

咲菜

だとしても、私は智之さんとは付き合いません！

夏原智之（副社長）

……………

夏原智之（副社長）

そーか、別にいいよ。僕帰るね、

咲菜

もう来ないでください！

夏原智之（副社長）

まぁ、楽しみに待っていておくれ。

咲菜

((え、楽しみにって？))

元副社長が口にしたこの「楽しみに待っていて｣とはなんだったのだろうか。

～完～

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5つ上の彼氏

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