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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

9話です

〜注意〜 通報はしないでください 本人とは関係ありません

俺には、大切なものなんてない....

だって....

りうら

(昔の記憶が...なかったし....)

ないくんたちもそうだけど、 りうら以外は少しだけ記憶がある

りうら

(りうらに....知られたくないことでもあるのかな...?)

布団などを整えて、みんなの ネックレスを持ち、扉を開いた

りうら

クルッ

振り返り、部屋を見た

りうら

・・・・。

さっきまでここにみんながいた。 今はなんにもないけど

もう....来ることはないのかな...

りうら

....行ってきます

静かに扉を閉じた

りうら

おまたせ〜.....

ほとけ

ガバッりうちゃーん!(泣)

りうら

わっ、わぁ!?

ほとけっちが泣きながら 抱きついてきた

りうら

なに!?

ほとけ

助けてよ〜!!

ないこ

ほーとーけ?♪ニコニコ

ほとけ

ひゃ、ひゃい!ビクッ!

悠佑

辛いのは、ほとけだけじゃないからな?ニコニコ

2人がめっちゃ悪魔みたいに 笑いながらほとけっちを 引きずって行った

ほとけ

いや''ぁ''ー!!ズルズル

初兎

あっwりうちゃん

俺がポカーンと立っていると 初兎ちゃんが笑いながら来た

りうら

何があったの?

初兎

ん〜?ちょっと特訓♪

いや、絶対にちょっとじゃない....

いふ

ぽぇ〜....あにきぃ...(泣)

いふ

も''ゔむりぃ.....

まろは、床にべたぁーとなっている

悠佑

もうちょい頑張ろうかニコォ

いふ

ゔあ''ぁー!!

初兎

みんなで、ないちゃんとゆうくんと1体1で戦ってるw

りうら

初兎ちゃんは、やんないの?

初兎

1回、ないちゃんに勝ったから休憩してる

初兎

勝った人は休憩できるルールなんや

初兎ちゃんは、得意げにドヤ顔をした

りうら

あにきには....?

初兎

スンッ....負けました

急に真顔になるなw

りうら

・・・・。

ふとっ考えた

りうら

....っていうか、ネックレス返してないけど大丈夫なの!??

初兎

ん、なにが?

りうら

ネックレスがないと能力の暴走抑えれないし能力使えないとかないの?

初兎

あぁ、それは全然大丈夫やで

初兎

あのネックレスはちょっとだけ能力が強くなるだけやで

りうら

えっ?それだけ?

初兎

おん、それだけやで

初兎

あとは、俺たちの星にワープできるくらいや

りうら

へー....そうなんだ

初兎

あと、能力の暴走はめったにはしないで

りうら

ほ、ほぉ.....

ほとけ

プシュー.....

ほとけ

しょうちゃーん.....りうちゃーんヨロヨロ

ほとけっちが顔を 青白くさせて帰ってきた

ほとけ

もう、だめ.....ドサッ

初兎

いむくーん!!

初兎ちゃんは、ほとけっちの体を 揺さぶった

ほとけ

ポケー

ほとけ

天使が...僕を迎えに来た.....

初兎

おいっ!そっち行くなw

初兎

目を覚ませ!

初兎ちゃんが頬をつねった

ほとけ

い''だい!い''だい!

ほとけ

はっ!僕は一体何を.....

りうら

www

りうら

天国行きかけてたよw

ほとけ

あぁw

ほとけ

やっと、ないちゃんたちに勝てたから休憩入れる〜!

りうら

よく家の壁壊れないね

初兎

この家、バリア張ってるんよ

りうら

えぇ!?

りうら

知らなかった!!

ほとけ

多分、りうちゃんの家にも住んでる頃から張ってあると思うよ

りうら

へ〜.....あっ、

家のこと忘れてた。

もう数日間帰ってない

ほとけ

大丈夫。メイドさんにはちゃんと言ってあるから心配しないで!

りうら

あぁ、よかったホッ

初兎

そういや、りうちゃんも特訓してみたら?

りうらに、能力があるとは 到底思えない

りうら

え、いや無理だよ。

ほとけ

もしかしたら、りうちゃんの能力が見つかるかもよ?

りうら

う、う〜ん.......

悠佑

おっ!りうら、大丈夫か?

いふ

ぽぇ.....

あにきがまろを引きずってやってきた

りうら

あ、うん!お陰様で!

初兎

ゆうくん!りうちゃんと戦ってくれへんか?

悠佑

おっ、ええよ。

りうら

えっ!?いやっあの、

悠佑

大丈夫、手加減するから

初兎

なっ、ほらやってきな

初兎

物は試しや!!

ないこ

なに盛り上がってんの?

ほとけ

今からあにきとりうちゃんが戦うんだって!

ないこ

へー!そうなんだ

りうら

(初兎ちゃん、ほとけっち勝手なこと言って.....)

りうら

(まぁ、いいや)

どうせ向こうで戦うことになるだろうし、みんなに迷惑かけないために ちょっとだけ.....

悠佑

よしっ、りうらネックレス付けろ

りうら

あ、うん!

慌てて、自分のネックレスを付けた

悠佑

よっしゃ始めるぞ

あにきは、戦闘態勢に入った

りうら

(どうしよう.....)

何をしたらいいのかな。

悠佑

スッ.....(ゆっくり手を構える)

やばいっ!あにきが雷を出す!

りうら

ギュッ(目をつぶる)

鈴...鳴らして.....

りうら

(あっ.....)

夢で聞いた声

リーンリーン

りうら

(間に合え!!)

悠佑

やぁっ!!

りうら

(ダメだ.....)

りうら

(あ、れ...?痛くない.....?)

りうら

パチッ(目を開ける)

りうら

えっ.....嘘っ

今、りうらの目の前で雷が止まってる

りうら

りうらが、やったの?

りうら

キョロキョロ

りうら

みんな.....?

みんなも止まってる

ほとけっちは手で顔を覆っていて 初兎ちゃんは目を見開いている ないくんは、りうらに 近寄ろうとしている まろもないくんと同じ感じで 止まっていた

りうら

とりあえず、雷避けないと

俺は雷が当たらないように そっと離れて、あにきに近づいた

りうら

ツンツン(あにきほっぺを触る)

りうら

.....あにきも止まってる。

りうら

これ、どうやったら戻るんだろ

りうら

鈴鳴らしたら止まったから...

りうら

.....もう1回鳴らせばいいのかな?

りうら

よしっ!

リーンリーン

ヒュー

ドカーン!! ビリビリ!!

鈴が鳴り終わった瞬間、 耳をつんざくような音が響いた

ほとけ

びゃっ!!なんで僕の方飛ばすのさ!?

ほとけ

死ぬよ!?僕!!

悠佑

ごめんって
わっ!!

あにきは、りうらを見て 後ろに下がった

悠佑

り、りうらいつから俺の隣に!?

りうら

さっきから居たけど?

りうら

(そっか、みんな止まってたもんね)

ないこ

りうら!無事!?

りうら

あ、うん

初兎

え、えぇ?何が起こったん??

初兎ちゃんは、パニックになっていた

初兎

りうちゃんは、確かに雷に撃たれそうになって.....

いふ

一瞬で避けたんか?

りうら

う〜ん.....あんまり分からないけど

りうら

鈴を鳴らしたら、急にみんな止まったんだよね

ほとけ

えっ!?時を止めたってこと??

りうら

んー.....それっぽい感じかも...

ないこ

時を...止めた.....?

悠佑

そんなこと...できるんか....

ないこ

他の人の能力を使えたり...時を止めれたり、みんなのことを助けてくれたり

ないこ

りうらは一体何者なの...?

りうら

え、りうらはりうらだよ?

悠佑

ないこ、りうらは他の人の能力も使えるんか!?

ないこ

うん、さっきほとけっちの能力を使ってた

ほとけ

えっ、僕の能力!?

りうら

うん、ほとけっちのネックレスを少しだけ借りちゃったけど...

りうら

それで、奇跡の水を作ってほとけっちに飲ませた

ほとけ

奇跡の水!?

ほとけっちは目を見開いた

ほとけ

それ、僕でも作るのが難しいやつだよ?

りうら

ぇ.......?

ドンドンドンドンドン!!

初兎

え、なんや!?

悠佑

誰かがドアをめっちゃ叩いてるんや!!

敵たち

おいっ!お前らそこにいるのは分かってるんだよ!!

敵たち

出てこい!

ほとけ

ひっ!あいつらが来ちゃった

初兎

ど、どうしよ!!

ないこ

みんな、大事な荷物を持って集まって

みんな(ないこくん以外)

分かった!

ないこ

時間が無いから手短に話すよ

悠佑

おう!

ないこ

まず、ネックレスを前みたいにくっつけて

俺たちの星に行こう!!

いふ

え、ないこ...ガチで言ってるん?

ないこ

俺は、真面目だよ

そういうないくんは いつもより、たくましく見えた

ないこ

だって、俺たちの星をめちゃくちゃにしかけてる人がいるんだよ?

いふ

イビル.....

まろの表情が一気に変わった

ほとけ

.....きっとこの前、戦った敵たちを操ってた人だと思う

初兎

えっ.....操られてたんか?

ほとけ

いつもと相手の動きが違くてぎこちなかったしw

ほとけっちは、苦笑いをした

ほとけ

向こうでもたくさんの人を苦しめられてる.....

ほとけ

助けに行かないとっね?ニカッ

初兎

そうやな!

ないこ

りうらは、どうする?

りうら

...えっ?

ないこ

一緒に来る?

きっと、りうらを 変なことに巻き込みたくないから 言ってるんだと思う でも.....

りうら

りうら、向こうの星の記憶全然ないから.....思い出したい!

りうら

イビルにもガツンって言ってやりたいし

ないこ

じゃあ、決まり!

ないこ

みんな!絶対何があっても離れないでよ!

みんな(ないこくん以外)

うん!/当たり前や!

ドンッ!!

敵たち

どこだっ!探せ!

ないこ

行くよ!

ないくんは、サイコロを 握りしめた

眩しい光が辺りを包んだ

チリーン...チリーン.....

りうら

?.....

ふと、小さく鈴の音が 聞こえてきた

すぐにその音は 聞こえなくなった.....

りうらたちの母

あぁ...なんでこんなことに...

りうらたちの父

っ.....

お母様、お父様...?

りうらたちの母

見つかったら...2人のうちのどちらかが殺されてしまうわ

りうらたちの父

それじゃあ、どちらかを犠牲にして、力を1つにするのは...

りうらたちの母

嫌よ...!私の子だもの、犠牲になんて出来ないわ...

りうらたちの父

なら、大きくなるまで地下の部屋にいさせよう

りうらたちの父

大きくなったら、この話をしよう

りうらたちの母

でも、どっちを地下の部屋に入れるの?

りうらたちの父

なるべく、怪しまれないように能力をすぐに操れる方にした方がいい

りうらたちの父

俺たちの子は、すぐに能力を使えるから

ないくんたちのこと...? ないくんたちすぐに 能力使いこなせそうだしな

りうらたちの母

...緋(あか)にします?

りうらたちの父

だめだ.....

りうらたちの父

あいつは、神に選ばれし者だ.....

りうらたちの父

大事なことを教えなければならない

りうらたちの母

なら.....黒緋(くろあけ)にするしか.....

りうらたちの父

黒緋も大事だが.....そうするしかないな

りうらたちの母

ごめん...ね...黒緋.....ポロポロ

緋と黒緋.....聞いたことない名前だ... 双子なのかな?りうらより下に、 弟たちがいたのかな...? でも...違う...りうらたちは 6人兄弟なはず...だよね? りうらは、向こうの記憶がない お母様たちは、りうらに 何を隠してるの?

りうら

んっ......パチッ

気が付くと草の上にいた

りうら

あれぇ...?

前に来たところと違う場所だ

どうやら、出てくる場所は ランダムらしい

ないこ

みんな、無事!?

ほとけ

うん、なんとか...

初兎

ここは...どこなんや.....?キョロキョロ

いふ

あにき、ここって...

悠佑

!...コクン

りうら

えっ?2人は、知ってるの?

いふ

まぁ...

いふ

ないこも知っとるか?

ないこ

うーん...ちょっと曖昧な感じだけど何となく

ほとけ

ねぇ、ここはどこなの?

いふ

ここは、俺たちが小さい頃に遊んでた城の近くの庭

初兎

って、ことはここの近くに城が!?

悠佑

そうや!

ほとけ

やった!早く、お母様たちを助けに行こ!

初兎

そうやな!

りうら

ぁ.....

悠佑

確かこっちから行けば、近道だった気がする...

いふ

よし!慎重に行くぞ!

タッタッタッ

ないこ

タッタッ...ピタッ

ないこ

...りうら?行かないの?

りうら

あ、うん、行くよ!ごめん、ぼーっとしてたw

ないこ

ならいいけど...

初兎

おーい!2人とも行くで!

ないこ

うん!分かった

ないこ

なんかあったら言ってね?

りうら

うん......

ないくんは、そう言うと 背を向けてみんなの方に走り出した

りうら

・・・・。

りうらは.....まだみんなに 言えてないことがある それは......

りうら

もう、いないんだよ......ボソッ

お母様たちは....... もう死んでいること

〜10話に続く〜

選ばれし6人の超能力者

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