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【第七章】真夜中の孤独

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【第七章】真夜中の孤独

8 - 【参加型/第七章】7.孤独があるから仲間が輝く

♥

223

2022年03月31日

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辺りに何かがぶつかり合う音が響く。

飯田 諒

──へぇ…

飯田 諒

こっちは素手だっていうのに

飯田 諒

ナイフなんて物騒っすね

真夜中

な、…!

真夜中

いきなり殴りかかってきて…!

真夜中

急にどうしたんですか!

飯田 諒

どうしたかって?

飯田 諒

俺の邪魔になるからだよ…ッ!

真夜中

っ!

真夜中

(明らかに異常だ)

真夜中

(操られている…のですか?)

真夜中

(とにかく、落ち着かせなければ!)

真夜中

諒さん!

真夜中

皆さんの所へと戻りましょう!

真夜中

貴方がやりたい事は、

真夜中

こんなことではないでしょう!?

飯田 諒

じゃあ何すか?

飯田 諒

俺がやりたい事は。

飯田 諒

俺がやりたい事は何なんすか!!

どす黒い笑みと共に怒鳴る。

違う、こんなの諒さんじゃない。

真夜中

っまさか、

真夜中

貴方が"黒幕"…!?

飯田 諒

……あははッ

真夜中

騙したんですか!

真夜中

私を!皆さんを!

飯田 諒

さぁ、どうすかねー

真夜中

ぅ……

飯田 諒

…当たりましたね

飯田 諒

俺の邪魔をする奴は

飯田 諒

全員あの世に行ってもらいますよ!

真夜中

(ここだって現実じゃないんですけど突っ込まない方が身の為…)

飯田 諒

さあ、

飯田 諒

終わりだ

私は、拳をすんでのところで躱す。

飯田 諒

チッ……外しましたか

真夜中

諒さん、

真夜中

あなたの計画なら分かっています

真夜中

作者の助手である私を抑えておけば

真夜中

あとは能力者達を貴方の能力で狂わせるだけ

真夜中

この物語は孤独で創り上げられた世界、

真夜中

貴方はこの物語のENDを「孤独」で飾るつもりですね?

飯田 諒

……ふーん

飯田 諒

なんでそこまで詳しいんすか

真夜中

…………え?

俺はゆっくりと顔を上げて彼の表情を眺める。

彼もまた、俺を見返す。

その表情はだんだんと壊れていく。

飯田 諒

おかしいと思ってましたよ

飯田 諒

俺ら全員が目を覚ました時に都合よく現れた人物

飯田 諒

やけにこの世界に詳しい人物

飯田 諒

俺が1人で探索すると言った後、焦ったように組もうと提案した人物

飯田 諒

そんなに俺が心配だったんすか?

飯田 諒

違いますよね

飯田 諒

"俺を1人にするのが心配だった"んじゃなくて

飯田 諒

"俺を抑えないと面倒だった"からっすよね

真夜中

…………

飯田 諒

孤独で創り上げられた世界?

飯田 諒

物語のEND?

飯田 諒

へー、初耳っすね

真夜中

…………

飯田 諒

すっごい知ってる風だったけど

飯田 諒

まさか、

飯田 諒

それ"真夜中さんの計画"じゃないすよね?

真夜中

…………

飯田 諒

…へえ

飯田 諒

図星っすか、そうですか

真夜中

…………

真夜中

…っ

真夜中

貴方には…関係のない事です

真夜中

私は…もう

真夜中

"能力者でいる事に疲れたんです"

飯田 諒

…は?どういう、

飯田 諒

ッッ!!

飯田 諒

な、何…するんですか…

飯田 諒

ま…また俺を気絶させますか?

飯田 諒

昨夜12時にやったみたいに

真夜中

少し眠っていてもらいます

飯田 諒

っぐ…やめ、ろ……

飯田 諒

(息が…)

パシッ

真夜中

…!

飯田 諒

離してください

飯田 諒

ちゃんと向き合いましょう

飯田 諒

自分がやった事に

飯田 諒

……

真夜中

……

飯田 諒

貴方は現実世界で"孤独"だった

真夜中

飯田 諒

…そうですよね?

真夜中

…あなたにも

真夜中

……分かるはずですよ…

真夜中

みんなは普通で、自分はそれらにはなり得ないという"絶望"

真夜中

広大な世界で1人だけ弾き出される"恐怖"

真夜中

この物語への"渇望"、"希望"

真夜中

どれだけ人の温かさに触れても埋まらない"孤独"

真夜中

"能力者であること"

飯田 諒

………!

真夜中

ほら、

真夜中

もう帰りたくないでしょう?

真夜中

同じ能力者どうし、

真夜中

永久にこの世界に居たいでしょう?

飯田 諒

(…ああ)

この人は、能力者だ。

そして、 創造神に能力を与えられた人間。

能力者になった日から、 この人は孤独を感じるようになった。

そして物語を乗っ取って、

同じ"孤独を抱える能力者"だけの

物語を創ろうとしたんだ…。

飯田 諒

(…でも俺は)

俺はそれでも。

飯田 諒

──いや、駄目です

飯田 諒

俺は真夜中さん達とは一緒に生きられない

真夜中

なぜ…!?

真夜中

貴方も感じたでしょう、

真夜中

現実世界は孤独です

真夜中

自分だけ周りとは違う

真夜中

もう普通の幸せや日常は得られない

真夜中

同じように過ごしているはずなのに

真夜中

同じ空の下にいる人間のはずなのに

真夜中

自分だけが"孤独な真夜中"に取り残されているんです!!

飯田 諒

それでも!!

真夜中

……っ!

飯田 諒

…それでも

飯田 諒

生きてかないと。

飯田 諒

自分の物語を。

真夜中

…なんで……?

真夜中

だって、…これは

真夜中

皆さんの為にも…必要なはず

飯田 諒

真夜中さん

真夜中

飯田 諒

孤独って

飯田 諒

怖いっすか?

真夜中

…、誰だって怖いでしょう

飯田 諒

じゃあ、孤独って存在する意味あると思います?

真夜中

………

真夜中

それは、…ない…

真夜中

飯田 諒

…俺は、

飯田 諒

あると思いたいです

真夜中

……えっ?

飯田 諒

だって、そうでもしないと現実なんか生きていけないですから

真夜中

飯田 諒

それに、

飯田 諒

"孤独"があるから

飯田 諒

"出会い"がある

飯田 諒

"孤独"があるから

飯田 諒

"優しさ"が嬉しい

飯田 諒

"孤独"があるから

飯田 諒

"仲間"が

飯田 諒

何倍も、何十倍も

飯田 諒

輝くんだって

飯田 諒

そう、思いません?

真夜中

…………!

飯田 諒

…確かに、この世界はあの個性豊かな仲間たちと一緒に生きられて

飯田 諒

楽しいでしょうね

飯田 諒

でも、あの変人達には人生があって

飯田 諒

孤独があって

飯田 諒

幸せがあって

飯田 諒

物語がある。

飯田 諒

そんな人達の未来を潰すような事、

飯田 諒

俺にはできないっす

俺が真夜中さんに笑いかけると、

真夜中

真夜中

…そう…ですよね。

──やっと真夜中さんも少し笑った。

飯田 諒

…さあ、最初の場所へ戻りましょう

飯田 諒

そろそろ夜が明けます

真夜中

…はい

……To be continued

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コメント

69

ユーザー

みにゃとねきー? なんか物語の順番可笑しくなってません?

ユーザー

諒くんかっこよすぎか???

ユーザー

涙だがぁ....() 真夜中さん!? ビックリしてもう一回ビックリさせられるとは.........(語彙力無)

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