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10分くらい待っていると悠哉が来た。

花里舞香

あ、中村くん来たー!おはよう

大須賀さくら

おはよー

中村悠哉

おはよー!…あれ?高木さんは?

森俊之

明日早いみたいで帰ったよ

中村悠哉

まじか

そして、森、舞香、さくら、悠哉は並んで歩き始めた。

中村悠哉

大須賀さんはみんなに会うの間に合ったの?すぐに会えた?

大須賀さくら

いや、なかなか会えなくて私は迷子になりかけた

花里舞香

結構会えなかったよね!

大須賀さくら

うんうん
上野来るの久しぶりだったかもあるけど

中村悠哉

久しぶりなの?

大須賀さくら

だって遊びに行くの池袋と渋谷と新宿が多いもん。遠出して江ノ島行ったりはするけど上野はあんまり来ない

中村悠哉

そっか

そのあと4人はお腹が空いて来たのでファミレスに入ることにした。

さくらの隣に舞香が並び、さくらの向かいに悠哉、その隣に森が座った。

花里舞香

まずポテトと〜フォカッチャと〜、あとみんなで食べられるやつ欲しいよね

大須賀さくら

あっ、シーザーサラダ

花里舞香

それ欲しい!

そのあとは個人的に欲しいものを頼み、さくらは家族に「今日は夕飯いらない」と連絡を入れた。

中村悠哉

ねぇ、シーザーサラダってトマト入ってたっけ?

大須賀さくら

え?入っててても大丈夫でしょ
誰かが食べてくれるよ

中村悠哉

大須賀さんとか?

大須賀さくら

そう、私とか

花里舞香

そうだ、そういえば昨日二人一緒に帰ったんだよね?

中村悠哉

そうだよ

花里舞香

実際どのくらい近いの?

大須賀さくら

徒歩5分の距離だった。帰り道ラスト5分まで中村くんと道一緒

中村悠哉

俺はラスト3分くらいまで大須賀さんと一緒!

花里舞香

それは…本当に近いね

森俊之

そんなに家近くて小学校とか中学校とか違ったの?

大須賀さくら

私がもし受験しなかったら中学校は一緒だったけど…小学校は違ったよね

中村悠哉

大須賀さんの小学校の方が俺の家から近いけどね〜

森俊之

そうなんだ〜

すると舞香のスマホが鳴る。

花里舞香

あ、櫻井くんも来るって!面接終わったみたい

大須賀さくら

櫻井くんも来るんだ!

花里舞香

サイゼにいるって言っとくね

割とすぐに櫻井は現れた。

花里舞香

櫻井くーん!

大須賀さくら

おはよー

森俊之

健介、おつかれー

櫻井健介

おつかれー

櫻井がネクタイを外しながら悠哉の隣に座った。さくらはメニューを取って櫻井に手渡した。

花里舞香

あ、そうだ。写真撮ってさ会社のトークに流していい?

大須賀さくら

うん、いいよー

さくらがそう言うと悠哉も森も櫻井も頷いた。

花里舞香

じゃあ撮るよー

舞香が高い位置にカメラを掲げて写真を撮る。そしてその写真を会社のトークにそのまま流した。

そんなことをしているうちに櫻井が頼んだ料理も運ばれて来て、さくらは舞香が頼んだロゼを少しもらったり悠哉とドリンクバーを取りに行ったりして過ごした。

そしてそろそろ帰るかという空気になった時はもう夜22時で店が閉店する間際の時間だった。

そして5人は駅に向かい、森、次に舞香と別れ、そして櫻井とも別の電車になり、さくらと悠哉は二人になった。

中村悠哉

大須賀さん大丈夫?酔ってない?

大須賀さくら

うん、案外大丈夫

中村悠哉

酒弱くないの?

大須賀さくら

強くはないけど弱くもないよ。明日3限からだし大丈夫。試験はレポートだし

さくらはレポートが得意だ。試験がレポートだとかなりいい評価をもらえることが多いので、ただの試験ではなくレポートで評価の方が幾分か心に余裕がある。

大須賀さくら

明日の授業取らなくても卒業できるし

中村悠哉

そっか。…まぁ、俺もほぼ卒業確定だけど

大須賀さくら

私は卒論書けたらな〜

中村悠哉

俺、卒論無いんだよね。卒論の代わりになる感じの授業受けたから

大須賀さくら

えっ、卒論ないの⁉︎

中村悠哉

うん

レポートが得意なさくらも卒論の32000字には苦戦していた。 そもそもさくらの研究対象ががっつり現代作品であり、先行研究がないので自分で説を立てるところから論じなければならないのだった。

大須賀さくら

いいな〜

さくらは少し羨ましそうに唇を尖らせた。

中村悠哉

どのくらい書くの?

大須賀さくら

32000字

中村悠哉

えげつねぇな

大須賀さくら

私の学部ゴリゴリの文系だからね…

さくらと悠哉は地元の駅に着き、いつも通りの道を歩いていた。

中村悠哉

あのさー、思ったんだけど

大須賀さくら

うん?

中村悠哉

…昨日初めて会ったのにもうずっと前から知ってるみたいだよね

大須賀さくら

…えっ
…そう?

中村悠哉

共通の知り合いが多いのもあるけど、それがなくてもなんかもうずっと前から知り合いだった気がする

さくら自身も悠哉ほど気が合う男性には小学生の頃から数えてもいない気がした。

大須賀さくら

あはは、ありがとう

中村悠哉

それじゃあね

大須賀さくら

うん、またねー

さくらは家に帰りながらずっと悠哉の「昨日初めて会ったのにもうずっと前から知ってるみたいだよね」の言葉を思い返した。言われてすぐはどう受け取っていいのか分からなかったけれど、思い返すとすごくすごく嬉しかった。

片想いでも恋だと思いたかった

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