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コメント
9件
青い人
青い人を求めてる
______________________
空から雫が落ちる日
家出をした
辛くなったんだ
友達は大好きだった
親も大好きだった
でも自分が嫌いだった
死にたいほどに
______________________
いつの間にか夜になってて
でもいつまで経っても 雫は落ち続ける
さっきよりも強くなってる
「俺、」
「飢え死するのかな」
自分で決めた事に対して 不安や後悔を感じた
でもあの場に戻りたくない
親の”顔”ってのを見たくない
俺は林の近くで座り続ける
______________________
目が覚めたらさっきとは 違う光景だった
外なのも変わらない 林も変わらない
変わったのは
目の前に長いマフラーを巻いて 赤いニット帽を被った人だった
「……青い人」
「…目が覚めた？おはよう」
「雨は止んだよ」
「…」
言われてふと気が付いた
「誰ですか」
こんな状況で これしか言えなかった
「…別に？」
「お金沢山あげるよ」
「お前、家出したんだろ？」
「……要りません」
「……じゃあ俺んとこ来て」
「…は？」
「あと同い歳ぐらいなんだからそんな敬語言わなくていいの行くよ」
それが事の始まり
______________________
戦争や問題を乗り越え 彼の隣へ立てる役職を得た
”幹部”
「おいよ」
「なに？」
「いや、ぼーっとしてたから、聞けよちゃんとー」
「二度繰り返したらしばき殺すかんな」
「怖いやめろ笑？？」
「ごめんw」
全て彼のおかげ
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