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大先生だったか、ゾムかと思ってたw
やっぱりぺんさんだったかぁ... 次の話も頑張ってください!応援してます!(体調崩さない程度に)
鬱先生きちゃ〜!!続き楽しみ☆
匿名監察記録資料
第拾参話
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ッ……
頭が痛い
記憶が何か関係しているの?
ああ、もう辛い
俺だって辛いんだから
勘弁してよ……
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…ちゃ……んちゃん!
コンちゃん!
濃紺「何?そんなに呼ばなくても聞こえてるよ」
博士「すみません、コンちゃん、それよりまた……」
濃紺「…他の皆も呼ぶね」
博士「はい」
それにしても便利な能力…
濃紺「でしょ?」
濃紺「まぁ、近海さんが博士になれたから能力が一定時間使えるんだけどねw」
博士「世の中には人工的に造られた能力者も居ますしね…」
博士「物騒な世の中ですよ。」
堕天使「来たで」
地獄「またなんかあったの?」
深緑「…」
博士「それが……」
博士「我々国から鬱先生が来まして……」
堕天使「はぁ?!!」
深緑「SCP?」
博士「いえ、記録者側に」
地獄「はぁ…?なんなんだよ一体……」
濃紺「記憶はあるの?」
博士「はい、ありました、自己紹介される際に小声ですみませんと」
濃紺「……なら呼べそうだな」
濃紺「こんにちは、鬱先生」
鬱「うわっ?!」
鬱「え?コンタミさん…?」
鬱「居ないのに何故聞こえる…?!」
鬱「…俺疲れてんのかな…寝よ」
濃紺「寝ないでw!!」
鬱「え…?」
濃紺「今、声が聞こえるのは過去のSCPから抜き取った能力を、人に移す人工的に造られた能力者が居るの知ってますよね?」
濃紺「近海さんがそれを出来る博士の立ち位置な為今それが出来るんです」
鬱「なるほど」
濃紺「それで早速本題に入りますけど、なんで鬱先生はここに来たの?」
鬱「それが」
鬱「”ぺいんと”さん…が居るじゃないですか」
堕天使「…ああ」
鬱「彼がショックを受けていたのを知っていますよね」
鬱「日常国も我々国も同盟国として貴方達の願いを大人しくやっていました。」
鬱「ですが、ある日突然ぺいんとさんが行方不明になったという死神さんから報告が来たんです。」
鬱「それで、僕…監視とか情報とかの役割じゃないですか、それで行方を調べたら、ぺいんとさんがここに居るのを知って」
鬱「それで…来ました、僕が」
鬱「逃げる時、僕のことは気にしないで大丈夫です。」
鬱「インカムも持っていて、グルちゃん達と繋がれます。」
濃紺「へぇ…便利じゃん」
鬱「それで、今ぺいんとさんはどうなっているのですか?」
深緑「…それが、SCPになってる」
鬱「え…?!」
鬱「なんで、…彼は人間じゃないんか…?!」
濃紺「それは俺らも思ってる」
地獄「俺らも考えたんだけどね、ぺいんとさんはもしかしたら、らっだぁと同じように記憶を消されてここに来ているのではないか?って」
地獄「でも2人とも同じ総統なのになんで2人とも役割が違うのか気になるでしょ?、」
鬱「博士は連れてきた理由とか聞けないんですか?」
博士「残念だけどそれは、この国の総統が命令したことで、聞けないんです」
堕天使「…ちょっと待て…」
堕天使「SCP側って能力を取られることがあるんだよな?」
博士「はい」
鬱「それってもしかして…」
堕天使「ああ、ぺいんとさんの能力が取られるかもしれん」
堕天使「それと疑問なことがある」
堕天使「なんでらっだぁがSCPじゃないのか」
堕天使「らっだぁの能力は青鬼やぞ、超能力だぞ?なんでSCPじゃないんだ?」
博士「それは…」
博士「…待ってください、それもしかしたら、らっだぁさん殺されるかもしれません」
堕天使「え?」
博士「青鬼は昔から持ち主が亡くなるとランダムで次の継承者を探すの知っていますよね」
博士「もしかしたら、殺して継承者を手動的に継承させるかもしれません」
博士「だから記憶を無くしさえすれば簡単に殺せる、だからSCPではなく記録者の立場へと仕立てたかもしれません」
博士「皆さん、どうしますか」
博士「ぺいんとさんは能力を奪われる、らっだぁさんは殺される」
博士「大変なお仕事が増えましたよ」
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匿名監察記録資料
第拾参話
終
お知らせ 次の14話から サムネ変えさせて頂きます。 (画像保存しまくって探しにくい)