ゲンさん
明日のことなんだが…
俺と手合わせしてみないか?
琥珀
手合わせって…?
ゲンさん
簡単に言えば
一騎討ちだ。
一騎討ちだ。
琥珀
え!?
ゲンさん
なぁに、本気で
やる必要はない。
やる必要はない。
ゲンさん
毎朝欠かさずやって、
ゲンさん
お前の成長を
確認したい。
確認したい。
琥珀
なる…ほど。
彼との一騎討ち。
僕には鎌があれど、達人相手に 全く歯が立たない気がする。
大丈夫だろうか。
翌日
琥珀
………
練習場には既にゲンさんがいた。
何かのThe武道のような 動きを繰り返している。
キレがあり、まったく隙がない。
え、今からあの人と闘うの…?
一気に不安が押し寄せた。
そして何となく…
琥珀
入るのが気まずい…
琥珀
どうしよう…
1人でモジモジしていた。
いや、何してるんだ僕。
ゲンさん
おはよう。
琥珀
え?
うわァァァァァァ ァァァ!!!!!
琥珀
………!!
ゲンさん
…すまん。
琥珀
え、あ、へ?
え?何が起こった?
さっきまで練習場のど真ん中に いましたよね?貴方。
僕がモジモジしている間に、 後ろに回り込んだのか?
ゲンさん
さっきからいるのは
気づいていたんだが、
気づいていたんだが、
琥珀
え?
まじで?
⇧琥珀くんの敬語が崩れる貴重な瞬間 by 主
僕も物陰から覗いていた。
気配で悟られたのか?
え、怖。
⇧琥珀くんの敬語が崩れる(以下略)
琥珀
わかってたんですか…?
ゲンさん
まあ…
え、怖。(2回目)
⇧琥珀くんの敬g…(以下略)
琥珀
………
ゲンさん
………
??
ほぉ〜ら!
??
いつまでそんな茶番
やってんの〜?
やってんの〜?
むま
始めたら?
ゲンさん
あぁ。そうだな。
むまさんだ。
ゲンさん
ほら凪、立てるか?
琥珀
…
地べたに座り込んでいる 僕に手を差し伸べてくれた。
琥珀
はい。
琥珀
ありがとうございます。
グイ
うわ力強。
⇧琥珀くんn…(以下略)
琥珀
えっと。
琥珀
むまさんはなぜ?
むま
付き添い。
琥珀
ああ。(納得)
むま
お弁当作ってきたからね。
むま
お昼に食べよう!
ゲンさん
ありがとう。
琥珀
ありがとうございます!
ゲンさん
じゃあ始めよう。
ゲンさん
ほら。
琥珀
!?
琥珀
え、ちょ。
いきなり銃を投げてきた。
琥珀
え?
ゲンさん
銃扱えるんだろう?
ゲンさん
早朝に鍛冶屋に
訪れて借りてきた。
訪れて借りてきた。
琥珀
えっとぉ…
琥珀
そこまで扱えませんよ?
琥珀
昨日言ったはずですが。
ゲンさん
わかっている。
ゲンさん
それでもだ。
ゲンさん
一度お前の実力を知りたい。
ゲンさん
むま。
むま
はいは〜い
ゲンさんが短く名前を呼ぶと、 むまさんが待ってましたと言わんばかりに 大きく返事をした。
ドサ
むま
じゃじゃ〜ん!
むま
お手製の的だよ!
ゲンさん
ありがとう。
ゲンさん
凪、これに撃ってみろ。
琥珀
えぇ…
いや本当に?
クラスの中でも落ちこぼれだったのに。
できるの?
いや、
やるか。
琥珀
………
琥珀
スゥゥゥ…
バンッ!!







