レイナ
夜の道をキョロキョロ見回しながら歩いている。
スミレ
スミレ
スミレはそう問いかける
ダイチ
そう言って沈んだ顔を見せた
レイナ
ダイチ
数日しかたっていないけどそれは分かった
でもどんな人かは定かではない
まあすっごいお兄さんタイプっていう感じはする
それだけ。
レイナ
ダイチ
「しっかりしてよね」
「お前それはねえぞ」
「…うるさい」
すみれのスマホから3人の声が聞こえる。
どうやら通話で繋がっていたようだ
レイ
ハズキ
ダイチ
短い沈黙の末だいちはそう声を上げた
スミレ
チアキ
レイ
ハズキ
レイナ
スミレ
そういってスミレは心配そうにだいちを見た
ダイチ
ハズキ
私は同意し首を縦に振る
ダイチ
レイ
そしてダイチは先程来た道を戻っていく 私はその背中を見るだけだった
走りながら帰っていく足音は消えた。
スミレ
切り替えるようにスミレに声をかけられ再び歩く
レイナ
レイナ
夏の夜こそ出るイメージが…
ハズキ
チアキ
レイ
怒ってるようなよくわかない言い方で言った。
ハズキ
スミレ
レイナ
レイ
ハズキ
チアキ
スミレ
ハズキ
ピコン
レイ
通知音はバッグから。
高速でスマホを取り出して覗く
なんだただのメールが来ただけ
これ定期的にくるのやだなぁ ミュートにしてもほかのメール…
レイ
チアキ
ハズキ
スミレ
うるさいのか音割れして聞こえる悲鳴。
レイナ
みんな即座に不安な顔になる。
ハズキ
スミレ
スミレ
心配させておいて虫か
まあ本当にあるよりは全然いいけれど
チアキ
レイ
チアキ
そういってため息をつく。
いや間違ってはいないよね?
呆れているよなこれ
ハズキ
スミレ
ハズキ
レイ
ハズキ
〜〜〜♪
聞きなれた音楽が流れる
レイ
レイ
レイ
ダイチ
ゼェハァと思いっきり走っているのか息が荒い
レイ
急いでスピーカーにしてみんなに聞こえるようにする
ダイチ
レイ
チアキ
レイ
その声は聞こえておらずそのままどっかに行った。
レイ
ダイチ
レイナ
レイ
スミレ
ハズキ
レイ
どこかに落ちた拍子に
通話は切れ1部記憶が途切れた
コメント
1件
不定期投稿 なんかサボってたり日常編みたいになってた気がしたから2話連続で投稿。 こんなこと何回も繰り返します