ただ、死にたかった。
唯一の姉も、親友も、掬おうとする度にぽろぽろと零れ落ちていく。
もう、何も見たくなかった。
何も聞きたくなかった。
何も感じたくなかった。
俺は路地裏で雨に打たれ、惨めに朽ちていく。
それで話はもうおしまい。
それが満場一致のハッピーエンドだと、信じて疑わなかった。
それなのに…
竈門炭治郎
竈門炭治郎
竈門炭治郎
心がずたずたで使い物にならなくなった俺を、あたかも捨て猫の様に拾い、
いつも傷が癒えるような、暖かい笑をたたえ傍に寄り添ってくれたせいで。
冨岡義勇
冨岡義勇
冨岡義勇
冨岡義勇
冨岡義勇
竈門炭治郎
竈門炭治郎
竈門炭治郎
竈門炭治郎
まあ、勿論、あの後 炭治郎の方から告白されるだなんて 全く思ってもなかったのだが。
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