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4月、私たちはついに最高学年の 3年生に進学した

美里

樹里!早く!

樹里

美里、早いよ!笑

樹里

掲示板は逃げないから!

美里

だって、早くしないと混んじゃって見えないでしょ!

掲示板前

美里

よし、見えるぞー!

美里

私は…

美里

3組だ!樹里は?

樹里

私?私は…

樹里

あ!私も3組!一緒だよ!

美里

やったー!

雅也

お前らも一緒なのかよ…

雅也

最悪ジャン

暮人

まぁまぁ、楽しそうじゃん?

暮人

俺ら3年間ずっと一緒だし?幼馴染だし

樹里

あ!雅也!暮人!

美里

誰が最悪ですって?!

雅也

お前らだよ

美里

はー?!なんでよ!

雅也

樹里はチビだし、女じゃねーし、美里は鬼だし

美里

なんですって?!

暮人

まあ、落ち着け笑

暮人

雅也言い過ぎ

雅也

本当のことだろ?

暮人

そんなことねーだろ?

美里

そうよ!

美里が雅也に近づき呟く

美里

私は別にどー思ってもいいけど、樹里のは撤回したら?

美里

そーじゃないとそろそろ嫌われるかもよ?

美里

あんたさんざん樹里に酷いこと言ってきてるんだから

雅也

うるせ!分かってるんだよ!

美里

だったら、その性格早く治さないと、他の男に取られても知らないから

暮人

おーい!

樹里

2人とも置いてくよー!

暮人と樹里は既に生徒玄関まで歩いていってしまっていた

美里

ほら、暮人優しいから樹里はあんたじゃなくて暮人のことが好きなのかもね!

雅也

うるせーな!分かってんだよ!

一方その2人

樹里

私、雅也にあんな風に見られてたのかな…

暮人

違うでしょ笑

暮人

あれは雅也なりの照れ隠しだと思うけど笑

樹里

だって!

暮人

雅也が自分の気持ち表すの不器用って知ってるだろ?笑

樹里

知ってるけど…

暮人

あれ、本心じゃないよ笑

樹里

なんで分かるの?

暮人

んー、それは…

暮人

例えば、樹里が雅也のこと好きだとするじゃん?

樹里

え?!

暮人

例えばね笑

樹里

あ、うん笑

暮人

樹里はツンデレで雅也に気持ちを素直に伝えられないから

暮人

毒舌で当たっちゃう

樹里

うん

暮人

それと一緒じゃない?

樹里

そーなのかな?

樹里

分からないよ…

暮人

でも、これだけは言える

暮人

雅也は樹里のこと嫌いじゃないし、大切にしてる

樹里

そーかな?笑

美里

おっまたせー!

雅也

置いてくなよ、暮人

暮人

ごめんごめん笑

教室に到着

美里

座席表見てこよ?

樹里

うん!

雅也

俺らもいこーぜ?

暮人

あぁ

先生

座席表貼っておくぞー

先生

美里

樹里!席前後だよ!

樹里

やった!

雅也

げ、美里の隣かよ

暮人

お、樹里隣だね

暮人

よろしくね

樹里

うん!

美里

あんたが隣って…最悪…

雅也

こっちのセリフ

HR中…

美里

あんたさ、いつ告るの?

雅也

あ?告るのわけねーだろ

美里

誰かに取られるとしても?

雅也

何言ってんの?

雅也

そんなの許すわけねーだろ

美里

じゃあ、早く付き合いな

雅也

ぜってーいや!

雅也が立ち上がり、椅子が倒れる

先生

ん?なんだ?

先生

久我が学級委員やってくれるのか?

雅也

は?いや…ちが…

先生

ありがとうなー

先生

誰もいなくて困ってたんだよ

雅也

いや、あ、はい…

先生

じゃあ、男子は久我で決まりなー

先生

女子は…

樹里

はい、先生私やります

先生

お!近藤か!じゃあ、頼むぞー

美里

よかったじゃん

雅也

うっせ

美里

照れるなってー笑

雅也

照れてねーよ

先生

じゃあ、学級委員前にでて進めてくれ

樹里

はい

雅也

はーい

樹里

えっと、じゃあ、

雅也

まず、委員会入りたい人決めれば?

樹里

そ、そっか!

樹里

じゃあ、まず放送委員会入りたい人!

着々と委員会が決まっていく

先生

よし、学級委員ありがとうな

先生

席戻っていいぞー

樹里

緊張した…

暮人

緊張したの?

暮人

全然大丈夫だったけど?

樹里

そ?笑よかった

美里

あらあらー、前のふたりいい感じじゃん?

雅也

あ?

美里

暮人に取られちゃうかもねー

雅也

あっそ、

美里

てか、ドキドキしたでしょ?顔に出てたよー?

雅也

は?!ば、ばか!してねーし!でてねーし!

美里

わっかりやす…

雅也

うっせ!

昼休み

暮人

雅也ー

雅也

ん?

暮人

おれさ、樹里のこと気になってるんだ

雅也

え?

暮人

幼馴染としてしか見てなかったけど、最近はかわいいし、優しいし、彼女になったらどんな感じかなって

雅也

雅也

そーなんだ

暮人

うん

暮人

だけど、雅也樹里のこと好きだろ?

雅也

は?!

暮人

いや、違うの?

雅也

違わないけど

暮人

でしょ?

雅也

でも、お前らが幸せならそれでいい

暮人

うそだ

暮人

雅也は嘘つくと口隠す癖治らないよな

雅也

暮人

別に隠さなくていいよ?本音は?

雅也

誰にも渡したくねー

暮人

そっか…

雅也

でも、俺はあいつを傷つけることしか出来ない

暮人

そーかなー

雅也

そーだよ

暮人

ふーん、お前さ、1番近くで樹里のこと見てきて、気づかないんだ

雅也

は?なにが?

暮人

樹里の気持ち

雅也

え?

暮人

直接聞きにいけよ

雅也

分かった

屋上に樹里を呼び出す雅也

樹里

なに?話って

雅也

お前さ、好きなやつとかいんの?

樹里

(雅也だよ…なんで気付かないの?)

樹里

いるよ

雅也

は、お前叶うと思ってんの?

樹里

なにそれ

雅也

(なんで、こーなるんだよ。素直になれよ俺。)

雅也

いや、お前のこと好きなやつとかいんのかなーって笑

樹里

さいってー

雅也

本当のことじゃん

樹里

なにそれ、なんなの?

樹里

そんなこと言うためにわざわざ屋上に呼んだの?

雅也

だんだん樹里が涙目に…

雅也

(なに泣かせてるんだよ…こんなこと言うために呼んだんじゃないだろ。)

樹里

何とかいいなよ!!

樹里が叫ぶ

雅也

違う…

樹里

なに?聞こえない

雅也

こんなこと言いたいんじゃない

樹里

え?なに?

雅也

俺は!お前が好きだから!

樹里

え?

雅也

お前と話すと気持ちがちゃんと伝えられなくて、悪口とかでしか言葉返せなくて、いっつもお前のこと傷つけることしか出来ない

樹里

たしかに

雅也

だけど、そんな俺をお前は正面から受け止めてくれて、嫌わないでいてくれた

樹里

うん

雅也

だから、俺はお前のことが好きになったんだ

樹里

いつから?

雅也

え?

樹里

いつから好きなの?

雅也

幼稚園から

樹里

なんだ…

雅也

え…?

樹里

同じくらい両思いだったってことじゃん笑

雅也

そーなのか?

樹里

うん笑

雅也

え、俺と付き合ってくれる?

樹里

当たり前でしょ!

雅也

近すぎて、近くにいるのが当たり前になってたから強く当たっちゃうんだよな笑

樹里

それが雅也の特徴?笑

雅也

そーかもな笑

雅也

これからも傷つけることあるかもだけど、

雅也

めっちゃ大切にするから、俺と付き合ってくれる?

樹里

うん!

樹里が雅也に抱きつく

美里

おめでとー!

暮人

おめでとう笑

樹里

え?!

雅也

は?!

樹里

なんで樹里と暮人が?

雅也

お前、カマかけたな?暮人

暮人

あ、バレた?笑

美里

もちろんそーに決まってるじゃん?

美里

だって、私たち付き合ってるんだから暮人が樹里に告るなんてありえない

暮人

そーだな笑

美里

でしょ?笑

雅也

はー?!

樹里

え?!

2人そろって驚く

樹里

初知り!

雅也

なんで言わないんだよ!

美里

2人がくっつくまでは内緒にしよって約束だったの

暮人

そーそー、そーじゃないとお前らのことくっつける時大変じゃん?

雅也

てめーら…

美里

ん?

暮人

え?

雅也

ぜってー許さねー!

美里

きゃー!笑

暮人

雅也がキレたー笑

樹里

雅也落ち着いてー笑

雅也

うるせー!

美里

きゃはははは!

暮人

あはは!

雅也

まてこらー笑

樹里

もー!走ると転ぶよー!笑

公園まで鬼ごっこは続いた…

美里

はぁはぁ疲れたー!

暮人

雅也こえー笑

雅也

お前らがからかうからだろ…

樹里

でも、楽しかったね笑

美里

うん!

暮人

だね笑

雅也

まぁ、な笑

樹里

ねぇ、雅也

雅也

ん?

樹里

大好き

雅也は顔を赤くする

雅也

うん笑

雅也

俺も

美里

あー、雅也照れてる笑

美里

顔真っ赤笑

暮人

ほんとだ

雅也

うるせぇー!見るな!

美里

写メ!

暮人

写真撮ろーっと笑

雅也

撮るな!

樹里

雅也照れてる笑

樹里

かわいい

雅也

樹里まで…

この2組は将来樹里と雅也が結婚

美里と暮人がその後結婚して、 仲良く隣に家を建て暮らしました

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