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聖葵

ふぅ……

とある日の夜、任務から帰ってきた俺はドサッとソファに座り込んだ

聖葵

疲れたー……

別に強敵という訳ではなかったが、やはり体を動かすと疲れる

ちょうど夕飯時だし何か作って食べようと、俺は立った

その時、ノック音が聞こえた

アスカ

聖兄〜!!

妹のアスカだ 俺は部屋の扉を開けた

聖葵

アスカ……それに優雅もどうかしたか?

優雅

兄さん、もう夕飯食べた?

聖葵

いや……まだ
ちょうど夕飯作ろうとしてたところ

アスカ

なら!ちょうどいいね!!

アスカがニコニコしながらそう言った

聖葵

ちょうどいいって…?

優雅

昨日十誇先輩に美味しい蕎麦屋教えて貰って…
兄さん蕎麦好きだろ?だから3人で行かないかってアスカと話したんだ

聖葵

あぁ、なるほど……

確かに俺は蕎麦が好きだし 兄弟揃って外食したことはなかったから、その誘いを受けることにした

アスカ

うままー!

アスカが笊蕎麦をすすりながら言った

ちなみにこいつ、優雅と俺のも食ってる

優雅

…なんでそんな食えるんだ…?

少食の優雅が少し引きながら尋ねた

アスカ

んえ?美味しいからだよ?

聖葵

美味くても限度があるだろ

優雅

てか、兄さんアスカにあげてよかったのか?
蕎麦好きなんじゃないの?

聖葵

あー…

聖葵

結構腹膨れたからな

アスカが食べたそうにしてたから というのは黙っておこう

アスカ

珍しー
聖兄が食べきれないなんて

聖葵

まぁ、俺にだってたまにはあるよ

そんな会話をしていると、店員がこっちの席へやってきた

店員

すいません…あの……

聖葵

……?

店員

あちらのお客様から…

そう言われ渡されたのは……

請求書

聖葵

……は?

アスカ

んえ

優雅

え?

聖葵

あちらの…お客様って……

店員

あそこの窓際の席に座ってる方です

そう言われ、窓際の席に目を向けた

そこには、ニッコニコの笑顔をこちらに向ける幼馴染の榎戸の姿が

聖葵

……

榎戸からメッセージが届いた

榎戸

お会計、よろしくね〜( ̄▽ ̄)

聖葵

死ね

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