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前回の続きです
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カーテンの隙間から、朝日がじわりと部屋を染めていた
白いシーツの中で、スンリは目を覚ます
頭がぼんやりして、身体の芯がまだ熱い
重なるように伸びた腕。それは自分のものではない、
男の腕__TOPの腕だった。
スンリ
目だけで横を盗み見る。
TOPはまだ寝ているのか、静かな寝息を立てていた。
スンリ
シーツの中、肌が触れ合う度に昨夜の感触を思い出される
熱っぽい口付け、
荒い呼吸、
何度も名前を呼ばれたこと_
その全てが現実だったことに、スンリの胸がざわつく
スンリ
そっと身体を起こすと、腰に鋭い違和感が走った
顔をしかめながら、ベッドの縁に腰をかけ、乱れたシャツを手に取る
そのときだった。
タプ
掠れた声が背後から聞こえた
振り返ると、TOPがこちらを見つめていた
目は眠たげでも、鋭さがある
スンリ
スンリ
タプ
スンリ
TOPが起き上がる
髪は乱れ、昨夜の余韻を残したままの裸の上半身が露になる
スンリは思わず目を逸らした
スンリ
スンリ
沈黙が落ちる
空気が、重たい水みたいに肺に入り込む
タプ
その声は、低く震えていた
スンリ
スンリ
タプ
タプ
少し嬉しさを感じながらも、
昨日の夜をまだ引きずっているようだった
スンリ
タプ
スンリ
少し恥ずかしさを感じる2人の空間は
今までにないくらい静かで重たい空気だった