風羽
なんだか凄く久しぶりに来たような気がする
蘭
なに〜
蘭
蘭
あ"〜?だる〜
蘭
……わかったよ!!
そう言って駆け下りてきた竜君と目が合った
竜胆
風羽
蘭
目が合った瞬間竜君は私を抱き締めた
竜胆
竜胆
風羽
風羽
巻き付いた腕が離れるのが名残惜しくて服の裾を掴んだ
竜胆
蘭
蘭
ただ抱き締めてくれるだけでも良かったのに
また欲張りになってしまいそうだ
蘭
リビングに入ればすぐに質問攻めにされた
風羽
蘭
竜胆
蘭
竜胆
わかってるよ、そんなの
風羽
2人を幸せにするために私はタケミチとタイムリープを続けている
蘭
1つ前の未来で私と2人は他人だった
そして私は2人に殺された
心に空いた穴と向き合うのが怖くて埋めてほしくて会いに来たんだ
風羽
風羽
蘭
竜胆
視界が滲みかけたとき体いっぱいに温もりを感じた
蘭
竜胆
風羽
今は甘えせて欲しいんだ
涙が頬を伝った
これはきっと安心や幸せの涙なんかじゃない
この関係を断ち切ってまた過去と未来を行き来しなければいけない絶望感のものなんだろう
風羽
蘭
風羽
竜胆
蘭
何も知らないままでいて
叶うはずのない願いを唱え、久しぶりに深い眠りに着いた
目を覚ませば両サイドにあったはずの温もりは消えていた
風羽
タケミチに会わないといけない
既に未来は変わっているだろう
2人の匂いが染み付いたパーカーを羽織り足早に家を出た
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