翌日の放課後……
美亜
ふぅ……みんな、おつかれさん
サム
ああ……美亜か、ちょい、助けてや
美亜
どうしたんや?
ツム
モブ子がお前からいじめ受けた言うとんねん、ほんまにいじめたんか?
美亜
何言うてんねん、なんのためにそんな無駄な事せなあかんの
北さん
せやな、でも一応確認したかったんや
美亜
へぇ、んで、証拠はあるんか?
モブ子
あるに決まってるじゃないですか……ひっく……ぐすん……(腕を見せる
角名ギツネ
……痣……
美亜
へぇ
モブ子に近寄る
モブ子
な、なんですか……
美亜
ちょっとだけ確認や、腕貸してみ
モブ子
え、ちょ
美亜がハンカチでモブ子の腕を擦る
美亜
ほい、綺麗さっぱり消えたで
北さん
そんなことやと思ったわ
サム
んまぁ美亜はいじめなんてせんしな
ツム
せやな!!
美亜
侑うるさい
ツム
なんでや!?
美亜
はぁ……とりあえず、どう言い逃れするんや?
美亜
モブ子ちゃん
モブ子
あ、いや、えと……
モブ子
っくぅ……!!覚えてなさいよ!!
走り去る
美亜
結局何がしたかったんや全く……
角名ギツネ
とりあえずやっぱ美亜はすごいね
美亜
はいはいお世辞は結構、スポドリ作っとくから走ってきいや
北さん
せやな、じゃあ行ってくるわ
走っていく……
モブ子
(っく……覚えてなさい……明日から地獄を見せてやる……)