未定

あれから数日後、私はオスマンを探していた

"ひとらんらん"

黒髪に黒い瞳

白い軍服を着ている

…なんかどんどん説明雑になってる気がする

グルッペン…かぁ…

オスマンの部屋の前で 待ち伏せするか…

しばらくすると深刻な顔をして帰ってきた

どうやら次の郊外先に とてつもなくヤバい奴が居るらしい

しかも総統の子供で

なんだっけな…

※主が分からないから仕方ないネ (ごめんなさい)

私が渡したのは 可愛らしいラッピングのされた クッキーだった

オスマンはスっとクッキーをポケットにしまう

"エーミール"

ミルクティー色の髪に真珠の様な瞳

服装は白シャツに茶色のベストを着ている

そう言いながら私はその場から離れた

すぐに意識は闇へと送られた

最近、私が表に出る事が多くなってきている

原因はもちろん分からない

いつ見ても、大先生は誰かを責めたりしない

トンちに迷惑かけんように…

最近はタバコを吸う量が増えている

その部ストレスが溜まってるんだろう

私が表に出ている時は なるべく吸わない様にはしてる

そもそも吸ったこと無いけど…

大先生…イライラしてる…

誰かの役に…立ちたいのに…

あー… ゾムさん怖がらせちゃったかも…

後で謝らなきゃ…

後は…

もう…消えたい…

ふと、視界が暗くなった

いや、正確にはスクリーンが消えた

私の意識はまだこの暗闇…

じゃあなんで…

この声って…

そうか… 大先生は私の事知らないんだっけ…

私も自分自身の事全く分からないからなぁ…

大先生は何か考えていた

ブツブツとつぶやきながら

そういえば今大先生の体はどうなっているんだろう

普通に眠ってるだけなのかな…

名前…

いや…たしか…

ダメだ…これ以上思い出せない…

どうすれば…思い出せるんだろ…

呼び名…