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兄貴ぃいいいいいいいい 僕の兄ちゃんとは大違いだぜ()
三月
看護師の人から案内された部屋には椅子からこぼれ落ちそうになっている陸がいた。
三月
落ちる…という所で全身で陸を受け止めると陸は「ひゃぁ!?」と大声をあげてバウンドするように起き上がっていった。
陸
三月
陸
三月
陸
三月
陸
三月
陸
三月
ぽんぽんと頭を優しく撫で、陸におにぎりを手渡す。
正直言って、俺だって相当焦ってる。
一織が呼吸困難なんて…そんなの一織は全然匂わせなかったのに…
一織に会いたい。
話したい。
不安を和らげてあげたい。
兄として、傍に居てあげたい…
どうした?
大丈夫。
俺がいる。
そう、寄り添ってあげたい。
その時、部屋の扉がパタンと開いた。