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甘い一杯のお茶をあなたへ

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甘い一杯のお茶をあなたへ

第2話 - 後編

104

2024年09月23日

#irxs

#女体化

#nmmn

#赤水

#ご本人様とは一切関係ありません

リリエン・クローバー

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104

リリエン・クローバー

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リリエン

おはこんばんにちは☆

リリエン

とても眠いリリエンです・・

リリエン

あと段々これのネタが尽きて来たんでそのうち無くなります

リリエン

どうでもいいですね～

リリエン

では後編ですね！

リリエン

パクリ　自作発言　無断転載はNGとなります！

リリエン

それではどぞ！

～数日後～

水♀

ん・・ｚｚｚ

メイド

ほらいむちゃん、起きて！

水♀

んぇ・・

メイド

もう！また遅れちゃうよ！

水♀

ん・・おはよぉ・・ふわぁ・・

メイド

もうｗ早く準備しよ？ほらばんざーい！

水♀

ふぁい・・

水♀

ほんとーに毎朝ごめんなさい！

メイド

いいよ～♪癒されるし！

水♀

癒され・・・？

メイド

ほら、そんなことより！コーヒー！

メイド

今日もりうら様に届けに行くんでしょ？

水♀

あ、うん！行ってくるね！

メイド

うん！後で朝食一緒に食べようね～♪

水♀

うん！また後でね～

水♀

おはよう、兄貴！

黒

ん？あ～、ほとけか！おはよう！

黒

毎朝早くからお疲れ様やな～ほんま♪

水♀

それは兄貴もでしょ！

黒

俺は慣れてるからええんよｗ

黒

ほい、りうら様のコーヒー

水♀

ありがとう！

黒

俺もそろそろ初兎を起こすか～

水♀

分かった、いってらっしゃい！

黒

ん、あ、今日の朝飯はオムレツやで～♪

水♀

ほんとっ？！✨

黒

冷めないうちに帰って来いよｗｗ

水♀

勿論！行ってきま～す！

コンコン

水♀

りうら様、失礼します

ガチャ

水♀

りうら様、朝です

水♀

起きてください

赤

ん・・

水♀

（また勉強していて寝落ちしたんだ・・）

水♀

ほら起きて下ｓ・・熱っ？！

赤

ゔぅ・・

水♀

嘘？！熱？！

水♀

りうら様！りうら様起きてください！

赤

・・・あ、ほと・・け？

水♀

そうです！早くベッドに横になってください！

赤

そ、それは・・ダメ・・勉強・・しなきゃ・

水♀

何言ってるんですか？！こんな熱でできるわけないでしょう？！

赤

痛っ・・大きい声・・やめて・・

水♀

あっ、申し訳ありません

水♀

ほら、早くベッドで寝てください

赤

でも・・

水♀

今日くらい、いいですから！

ドサッ

赤

うぅ・・

水♀

寒いですか？ちゃんとくるまって、寝ててください

水♀

僕はちょっと氷貰ってきますから

赤

う・・うん・・

水♀

兄貴！

黒

おわっ！どうした？！

白

あ、いむちゃん、おはよ～♪

水♀

おはようございます、初兎ちゃん！

水♀

じゃなくて、りうら様が熱を出して・・！

黒

っ！すぐ氷持ってくるわ！かゆも作る！

白

僕は医者呼びに行ってくるわ！いむちゃんはりうちゃんのとこ戻ってて！

水♀

分かりました！

水♀

失礼します、りうら様！

赤

あ・・・

水♀

あ、勉強しようとしてましたね？！

水♀

今日はダメです、しっかり休んでください！

赤

でも・・・ゴホッ、ゴホッ

水♀

あぁ、やっぱり辛いんじゃないですか！

水♀

ほら、寝てください

水♀

そもそもどうしてそんなに勉強したがるんですか？

赤

だ、だって・・りうらは・・

赤

りうらは・・嫡男だから・・

水♀

・・・

赤

だから、この家にふさわしいように・・ゴホッ

水♀

そうですか、なら今日は休みましょう？

赤

え？

水♀

りうら様は頑張っています

水♀

頑張りすぎたんです、それに今やっても頭に入りませんよ？

水♀

それに今日くらいサボってもりうら様なら大丈夫ですよ！

赤

・・・そんなこと、ない

赤

でも、ありがと・・

水♀

ふふっ、どういたしまして！

黒

失礼します！氷持ってきたで！後かゆも！

水♀

あ、ありがとう、兄貴！

赤

兄貴・・？

黒

大丈夫か、りうら？

赤

うん、りうらは大丈夫・・ゴホッゴホッ

黒

今日は安静にしとき、ちゃんと寝ろ、な？

赤

うん・・ありがと・・

水♀

兄貴～おかゆ、少し冷ましておく？

黒

あぁ、そうしといてくれ

黒

しばらく俺が見とくから、ほとけはご飯食べとき

水♀

え？いいの？

黒

おんｗ　ほら、はよしないと冷めるで？

水♀

じゃあ、お願いします！

赤

ほとけ・・

水♀

じゃありうら様、すぐに戻ってきますから！

赤

うん・・

メイド

あ、いむちゃん！

メイド

どうしたの？遅かったね？

水♀

あ～、うん、ちょっとね・・

水♀

そういえばさ、兄貴とりうら様って仲良しなんだね・・

メイド

あ～あの二人、昔は主従関係だったからね・・

水♀

そうなのっ？！

メイド

うん、だから幼馴染みたいな感じなんだよね～

メイド

小さいりうら様、それはそれは可愛かったらしいわよ～♪

メイド

なんでも「あにき～あにき～」って着いて回ってたらしいわ～♪

水♀

へ～・・もぐもぐ

メイド

って、食べるの早くない？

水♀

え？そう？気のせいだよ～？

メイド

そう？

水♀

なんで、兄貴はりうら様の専属を降りたの？

メイド

ん～、なんでも料理人としての腕が買われて

メイド

本人もやってみたかった・・って聞いたような

水♀

そうなんだ・・ごちそうさまでした！

メイド

はやっ？！

水♀

じゃあ、僕仕事に戻るね！

メイド

う、うん、ばいばい～！

水♀

うん！

水♀

兄貴・・りうら様大丈夫？

黒

ん、今おかゆ食べて寝たわ・・

水♀

そう、よかった・・

白

お医者さん連れてきたで～！

黒

あ～、起こすか？

医者

いえ、大丈夫ですよ・・

医者

ふむ・・

水♀

・・・

医者

おそらく、疲れによる熱ですな

医者

ゆっくり休めば回復しますよ

白

ほんまですか・・よかった・・

水♀

やっぱり、疲れていたんですね・・

医者

では、私はこれで、お大事に

黒

ありがとうございました！

白

僕見送ってくるな！

水♀

はい！

黒

じゃあ俺も一旦持ち場に戻るわ、洗い物があるしな♪

黒

終わったら戻ってくるな♪

水♀

分かった、頑張ってね！

黒

おう、ありがとうな♪

赤

ｚｚｚ

水♀

それにしてもよく眠っているなぁ・・

赤

う・・ゴホッゴホッ・・

水♀

大丈夫ですか？

赤

うう・・ほとけ・・？

水♀

熱は・・少し下がりましたね♪

赤

ごめんね・・手間かけゴホッ・・

水♀

もう少し寝ておきましょうか

赤

ね・・眠くない・・

水♀

え？う～ん・・

水♀

じゃあ・・

赤

ゴホッゴホッ

水♀

星がきらめく夜空に～♪

水♀

眠る子は誰だろうか～♪

水♀

優しいあの子は月の中～♪

水♀

今日も皆を照らしてる～♪

赤

ん・・こえ・・綺麗・・

水♀

そうですか？ありがとうございます♪

赤

もっと・・歌って・・

水♀

はい！・・・朝日が来る前に～♪

水♀

お眠りなさい、良い子よ～♪

水♀

～♪

赤

・・・すぅ

水♀

星が眠り朝は来る♪

水♀

だから♪・・よかった、眠れたみたい

水♀

おやすみなさい、りうら様

数時間後・・・

黒

とけ・・ほとけ！

水♀

わぁ？！

黒

やっと起きたわ・・

白

いむちゃん大丈夫？今日は疲れたやろ？もう休んでもええよ？

水♀

兄貴に初兎ちゃん・・

赤

ん・・・兄貴？

黒

お、りうら、起きたか

水♀

あ、起こしちゃいましたか？！

赤

ううん、大丈夫

黒

熱は下がってきたな、おかゆ食べるか？

赤

うん！

黒

じゃあ、すぐに戻ってくるな♪

白

転ばんといてよ～ｗ

黒

転ぶわけないやろ！

赤

兄貴なら転んでも何一つこぼさず受け身とりそう・・

白

うわ、それめっちゃ想像つく！

水♀

確かに・・

黒

おまえら俺を何だと思っとるんや・・

黒

ほい、卵がゆ・・少し冷ますか？

赤

うん、お願い

水♀

お医者様はどうしましょう？

白

多分大丈夫やで

赤

うん、明日からは普通にいられると思う

水♀

そうですか・・よかった・・

赤

ねぇ・・ほとけ・・

水♀

なんですか？

赤

その・・ほとけっちって呼んでもいい？

水♀

え？・・勿論構いませんが・・

赤

ほんとっ？！✨

水♀

はい！好きに呼んでいただいて大丈夫ですよ！

赤

じゃ、じゃああのさ・・あ・・！

白

へ～

黒

ほ～ん

赤

っ！/////

白

なるほどなぁ・・そうなんやぁ・・

黒

りうらも大人に近付いとるんやなぁ・・

赤

う、うるさい！二人はもう戻っていいから！///

白

ほなお嬢様たちの様子見てきますわ♪

黒

俺も旦那様達に料理お出ししてくるわ♪

水♀

二人とも頑張って～♪

黒

あ、ほとけ、お前の分の夕飯は同室のやつに持って行ってもらったから

水♀

分かった！兄貴、ありがと！

赤

・・・

黒

んな睨むなやｗ

白

りうちゃん怖いで～？ｗ

赤

うっさい！早く行って！

水♀

？

バタン

水♀

そういえばりうら様、おかゆ、自分で食べられそうですか？

赤

え？！うん！大丈夫大丈夫！

水♀

そうですか？じゃあ僕もそろそろr

赤

あ、待って！

水♀

どうかしましたか？

赤

その・・あの・・

水♀

・・・

赤

う・・

ギュ

赤

・・え？

水♀

僕が小さいときにお母さんにやってもらっていたんです

水♀

言いにくいことがあると、ギュって手を握ってくれて・・

水♀

大丈夫だよ、話してって言ってくれるんです♪

赤

話して・・・

水♀

あ、でもこれ不敬ですよね？！

水♀

うわぁああ、ごめんなさい！

赤

ふふっ、全然大丈夫、気にしてないよ

水♀

それ本当ですか？！

赤

うん、安心してｗ

赤

それと、ごめんね

水♀

何がですか？

赤

少し前まで・・その・・冷たい態度取っていたから・・

水♀

あぁ・・別に気にしていませんよ？

水♀

（こわかったけれど）

赤

上に立つものとして、威厳あるようにって・・

赤

父上に言われたから、あぁしちゃった・・

水♀

そうだったんですね！よかった・・嫌われていると思ってた・・

赤

嫌うわけないよ？！だってほとけっちはすごくてｎ

水♀

て・

赤

あ、えっと・・手際とか人をよく見ているもん！

赤

りうらがコーヒー飲めないの分かっててミルクとか持ってきてくれたし・・

水♀

あ、あれはたまたま分かっただけですよ！

赤

でも、嬉しかったから・・

水♀

・・喜んでもらえたのならよかったです！

赤

ほとけっち、後でもう一回あの歌うたって！

水♀

いいですよ～♪

～数日後～

赤

ほとけっち何やってるの？

水♀

りうら様？！どこから出て来たんですか？！

赤

普通にベランダに出たらほとけっちがいただけだよ

水♀

全く気づきませんでした・・

水♀

隠れるのお上手ですね！

赤

隠れていたつもりないし・・それ背小さいって言ってる？

水♀

え～、言ってませんよ～ｗ

赤

笑ってる！思ってるんだぁ！

水♀

まぁ僕からしたらまだりうら様は子供ですので・・

水♀

（弟みたい・・仲良くなれてよかった）

赤

もう１４なのに？！

水♀

あ・・若い・・羨ましい

赤

で、何していたの？

水♀

普通に洗濯物していただけですよ？

水♀

りうら様はどうされましたか？

赤

いや、息抜きしようと思ったらほとけっちがいたから・・

水♀

あ～、今は洗濯物の時間なんです

赤

そうなの？

水♀

はい！干した後のシーツはとってもいい匂いなんですよ！

赤

たまにベッドが気持ちいいの干してるからだったんだ・・

水♀

そうですよ～♪

水♀

それにしても・・息抜きするなんて珍しいですね！

赤

うん・・・ほら前に体調崩して兄貴に怒られたしｗ

水♀

あ～、なかなかに怖かったですね・・

赤

兄貴昔から怒ると恐いんだよね～

赤

・・・あと姉様たちにもちょっと言われたし

水♀

お姉様たちに・・？

赤

うｎ

？？？

りうら！

赤

っ！

水♀

？！

？？？

お前・・こんなところで何をしている？！

赤

あ・・父上・・

水♀

（この人がこの家の主人・・）

水♀

（でもなんでりうら様は怯えて・・？）

父親

この時間は勉強の時間だろ？！何をサボっている？！

赤

あ・・えっと・・

水♀

・・・

父親

おまけにメイドと話おって・・！

父親

この前散々身分の違いについて話しただろう！

赤

はい・・

父親

全く・・・なぜこんなにも・・

父親

ん？隈もできているではないか？

赤

あっ・・これは・・

父親

先日も倒れたらしいな

父親

体調管理もできぬとは・・人の上に立つという自覚を持て

赤

申し訳ありません・・

父親

二人の姉を見習い、何をするにも全力を尽くせ！

父親

そして、お前は誰だ？

水♀

せ、先日からりうら様の専属メイドとなった者です！

父親

ふむ・・・それでか

父親

よし、お前をこれからは娘たちのメイドとする

水♀

え？！

赤

父上？！

父親

りうら、お前にはあの執事をつける、よいな？

赤

ちょっと、待ってよ！なんでほとけっちを・・

父親

おい、なんだその呼び方は・・

赤

あ・・

父親

お前！あれほど言ったのにまだ分からんのか！

父親

せっかくあの坊主をお前から離したのに・・

父親

これでは意味がないではないか！しかも次は女だと？！

赤

でも・・ほとけっｔ、じゃなくてほとけは・・！

父親

もうよい！全く・・・あの二人が男なら・・

水♀

行きましたね・・

赤

・・・

水♀

りうら様？

赤

りうらが・・しっかりしないから・・

赤

だから・・しっかりできなきゃ・・りうらは・・

水♀

りうら様？！

赤

触んないで！

水♀

っ！

赤

あ・・！・・・りうらには初兎ちゃんがつくから

赤

ほとけは・・姉様たちのメイドになって・・！

水♀

・・・

赤

早く！返事して！

水♀

・・はい

赤

・・・じゃあ勉強するから

水♀

・・・

水♀

・・ということがありまして・・

白

なるほどなぁ・・

白

旦那様が僕といむちゃんを入れ替えろって言ったのはそういう事なんか

水♀

はい、申し訳ありません・・

白

ええよ、ええよ

白

予想はしとったし

水♀

あの・・・どうして旦那様はあんなにりうら様を・・？

白

分からんなぁ・・嫌いって訳やないんやろうけど

白

僕も詳しいことは知らんのよな・・

水♀

そうですか・・

白

明日から二人の姉、ないこ様といふ様のメイドになってもらうな

白

資料は後で渡すから、もう休んでええで♪

水♀

はい、ありがとうございます

水♀

失礼しました

白

・・・

白

・・・また・・なんかな・・

白

ごめんな・・いむちゃん・・

～翌朝～

水♀

（ここが・・ないこ様といふ様のお部屋・・・）

水♀

・・・怖いなぁ・・

水♀

失礼します・・

桃♀

ほら、まろ・・起きて！まーろー！

青♀

無理・・無理・・しょにだぁ・・

桃♀

いつまでくよくよしてんの？！今日はメイドの子が・・あ

水♀

あ？

桃♀

ねぇ、君が新しいメイドの子？！

水♀

は、はい！ほとけです・・

桃♀

よかった、ちょっとまろ起こすの手伝ってもらえない？

水♀

え？あ、はい！

青♀

うぅ・・しょにだぁ・・・

桃♀

あれから一時間・・やっと起きた・・

青♀

・・・

水♀

（なんで僕睨まれてるの？）

桃♀

じゃあ紹介するね、私はないこ

桃♀

で、こっちがいふ

水♀

僕はほとけです・・

桃♀

うん、よろしくね！ほら、まろも！

青♀

・・ふん

水♀

？？？

桃♀

こらっ、まろ！

青♀

・・よろしく

水♀

は、はい！よろしくお願いします！

桃♀

気にしないでね、この子初兎ちゃんに惚れてたから・・

青♀

はぁ？！べ、別に惚れてへんし！///

桃♀

だから多分、入れ替わりで来たほとけっちに八つ当たりしてるんだよね

水♀

なるほど・・

青♀

だからしてねぇっつうの！///

水♀

（なんか・・思ったより普通の人達なんだな・・）

桃♀

じゃあ着替えて、ご飯食べよ！兄貴のご飯！

青♀

ほんま、ないこ食べるの好きやなぁ・・

桃♀

兄貴のご飯は格別に美味しいじゃん！

青♀

それはまぁ・・同意やけどな

水♀

あの・・僕は・・

青♀

あ？

桃♀

こら、う～ん、じゃあほとけっちは私達のベッド片付けといて！

桃♀

そのあとはこの部屋で休んでていいから！

水♀

あ・・

桃♀

ん？どうかした？

水♀

その呼び方・・・旦那様に怒られませんか？

桃♀

別に大丈夫じゃない？いやだったらやめるけど・・

水♀

いえ、嫌ではないのですが・・

桃♀

じゃあいいじゃん！ほとけっち！

青♀

・・・あほとけ

水♀

（は？）

桃♀

じゃあ行ってくるね～！

青♀

・・・

水♀

行ってらっしゃいませ

水♀

・・・

水♀

僕あほじゃないし！なんなのあのいふって人！

～数時間後～

桃♀

～♪

青♀

～♪

水♀

（二人ともすご・・）

水♀

（勉強はなんか学者みたいなことしてるし）

水♀

（今やってるピアノと歌も上手だし）

水♀

（才色兼備ってこういう事なんだなぁ・・）

桃♀

じゃあここまで！まろ、お茶会しよ～

青♀

ん、今日のお茶菓子はなんやろうな？

水♀

あ、今日はクッキーの予定です！

水♀

準備してまいります！

桃♀

クッキーかぁ・・りうらにも分けたほうがいいよね？

青♀

あいつの分は普通にあるんちゃうの？

桃♀

だって大好物でしょ？沢山食べたいじゃん！

青♀

ほんまないこはりうらのこと好きやな～

桃♀

いつかお姉ちゃんって呼んで欲しi

青♀

ないから、諦めとき

桃♀

・・・

水♀

お待たせしました、こちら本日のお茶とお茶菓子です

桃♀

あ、ほとけっち、これ後でりうらにも分けておいて！

水♀

かしこまりました！

青♀

お、今日はバタフライピーなんやな

桃♀

これ飲んでると楽しんだよね～♪

青♀

このお茶知っとるか？

水♀

いえ、詳しくは・・

桃♀

あ、じゃあ見ててね！

桃♀

こうやって、レモンの汁をお茶の中に入れると・・

水♀

え？色が変わった？！

青♀

声大きいっ・・

水♀

あ、申し訳ありません・・

桃♀

ね？おもしろいでしょ？

水♀

はい、とっても！

青♀

・・なんか昔を思い出すなぁ

水♀

え？

桃♀

そうだね・・

水♀

昔・・？

桃♀

昔はね、よく家族でお茶会をしていたんだよ

～数年前～

桃（幼少期）

お母様！準備できた？！

青（幼少期）

できた？！

赤（幼少期）

できた～？！

黒（幼少期）

あ、りうら様！あんまよりかかったらあかんで！

母親

あともう少しよ、待っててね

赤（幼少期）

あーい！

父親

今日も元気だな、お前たちは

桃（幼少期）

お父様が弱いだけだと思うよ～？

青（幼少期）

思うで～？

父親

娘たちが辛口っ！

赤（幼少期）

おとーしゃま、げんきだして？

父親

りうらぁあああ！

母親

あなたうるさいわよ～♪

黒（幼少期）

奥様、お茶菓子はこちらでよろしいでしょうか？

母親

ええ、ありがとう

桃（幼少期）

お菓子だー！

青（幼少期）

クッキーやぁ！

赤（幼少期）

くっきー？！

黒（幼少期）

ほらりうら、あーん、し？

赤（幼少期）

あーん・・・おいしい！

父親

天使だ・・

母親

あなた怖いわよ～♪

桃（幼少期）

お母様、今日のお茶はなぁに？

青（幼少期）

なにー？

母親

ふふ、まずは席に着きましょうね

母親

貴女達もそろそろ淑女として振る舞うよう心がけましょうね

青（幼少期）

めんどくさーい

桃（幼少期）

はーい、お母様！

母親

ふふ、あなた、りうら、席に着いて？

赤（幼少期）

あい！

母親

みんな、着いたわね？それじゃあお茶会を始めましょうか♪

桃♀

そんな感じでよくお茶会してたなぁ

水♀

そうなんですか・・

青♀

その後お母様は亡くなってもうてな

青♀

お父様は人が変わったように冷たくなってもうて

桃♀

りうらへの教育も一層厳しくなったんだよね・・

水♀

・・・

青♀

なぁ、今りうらは休めてるんか？

水♀

・・今は、前よりも多く勉強しているそうです

桃♀

・・・また体調崩すよね、それ

水♀

はい、でも・・

青♀

分かっとる、止める方法がないんやろ？

桃♀

私達が言っても聞かないだろうし・・

青♀

むしろ火に油を注ぐやろうな

桃♀

でも、このままでいて良いわけがないんだよね

青♀

せやな、うーん・・・

水♀

（お二人とも真剣だ・・それだけりうら様が大事なんだ）

水♀

（僕も、りうら様が大事・・どうにかしたい）

青♀

せめて話す時間だけでも作れれば・・

桃♀

あとお父様をどうにかしなきゃだよね

青♀

昔みたいに戻ってくれるとええんやけどな

桃♀

そもそもりうらに勉強を放棄させるにはどうすれば・・

水♀

（時間・・昔・・家族・・勉強・・休憩）

水♀

（休憩・・・？）

水♀

あ！

青♀

なんや、びっくりした・・大きい声急に出すなや！

桃♀

ほとけっち？何か思いついたの？

水♀

あの！それなら、昔みたいに

水♀

皆様で、お茶会しませんか？！

水♀

ってことなんだけど・・

白

ふ～ん、なるほどなぁ・・

黒

なら俺が作るものは一つやな

白

僕も協力するで～

水♀

二人ともありがとう！

白

う～ん、やっぱ種類は大事やんな？

水♀

うん・・何がいいかな？

白

・・・あ、これとかええんちゃう？

水♀

確かに・・いいかも！

黒

なるほど・・あ、なら・・

父親

ふー・・・

父親

後はこれと、それから・・

桃♀

失礼します、お父様

青♀

失礼します

父親

なんだ、お前たち

桃♀

ちょっとしたお誘いですよ♪

青♀

明日のパーティの、ね♪

父親

悪いが・・私は

桃♀

・・お母様の遺言

青♀

お忘れではないですよね？お父様

父親

・・・分かった

白

失礼します、りうら様

赤

・・・何？

白

・・また勉強していらしたのですか？

赤

今は歴史、後で数学もやるから

白

お休みになったほうがよろしいとは思いますけど

赤

そんな暇、ない・・

赤

もっと、もっと頑張んなきゃ、りうらは

赤

一番に・・なって・・父上の期待に・・

白

・・・せやな、でもりうちゃんはもう頑張っとるで

赤

全然っ、こんなの姉様たちに比べたら！

白

大丈夫、落ち着いて

赤

っ！

白

りうちゃんは頑張っとるから、誇りを持ってええんよ

赤

でも・・でも・・！

白

よしよし・・

赤

・・・うぅ・・しょ、ちゃ・・

白

ん、頑張った、えらいで

赤

ぐすっ・・

白

明日な、いむちゃんからりうちゃんに招待状が来てんねん

赤

ほとけ、ぐすっ、っちから？

白

そ、お茶会の招待状

赤

お茶会・・・

赤

・・・行く

白

ん、分かったわ

～翌日～

白

あ、悠くん、そこの椅子はこっち！

黒

りょーかい！

メイド

淹れ方マスターした？

水♀

た、多分・・？

メイド

もう一回おさらいしておこうかｗ

水♀

お願いしまぁす！

桃♀

お疲れ様～！

青♀

気合入っとるな～♪

黒

お、ないこ！いふ！

桃♀

あ、あああ兄貴！///

青♀

兄貴～♪

黒

二人も企画してくれたんやろ？りうらの為にありがとうな♪

桃♀

そりゃ弟のためだしこれくらい///

青♀

偉いでしょ～♪もっとまろのこと誉めて～♪

黒

お～、えらいな♪ヾ(・ω・*)

青♀

えへへ～♪兄貴～♪

桃♀

・・・

青♀

（ないこからの視線が痛い・・、やりすぎた）

白

あ、ないちゃん！まろちゃん！久々やな～♪

青♀

しょにだ～！会いたかった～♪

桃♀

切り替えはやっ？！

白

企画してくれてありがとうな～♪

青♀

まぁ可愛い弟の為やしな！

桃♀

（さっきはそんなこと言ってなかったよね？）

赤

え、姉様・・？

桃♀

りうら～♪

赤

わっ、ちょっ、くっつかないで！

桃♀

相変わらず可愛い～♪さすが私の弟～♪

赤

いふ姉様・・たすけっ！

青♀

どんまいりうら～！

赤

まろぉおおおお！

父親

騒々しい、早く席に着きなさい

赤

あっ・・

桃♀

はーい

青♀

ほら、りうら座るで

赤

あ、うん・・

水♀

皆様お座りになりましたね？

水♀

どうぞ、今日のお茶会を楽しんでください

白

本日のお茶はこちら、ストロベリーフィールズとなります

青♀

（ふ～ん、なるほどなぁ♪）

桃♀

（私達はお茶の種類までは知らなかったけど・・）

水♀

どうぞ、りうら様

赤

あ、ありがとう

赤

（・・甘いにおい・・）

水♀

それではお茶会をお楽しみください

桃♀

コク・・ん、甘いね

青♀

せやな、でもたまにはええな

赤

・・美味しい

父親

・・・

桃♀

りうらはストロベリーフィールズがどんなお茶か知ってる？

赤

え、えっと・・

青♀

アッサムティーっていうものにバニラビーンズとかを混ぜたもの、なんや

青♀

落ち着くやろ？

赤

は、はい・・それに・・ちょっと懐かしい・・

桃♀

昔はよくみんなでお茶会したんだよね～、お父様

父親

・・あぁ

青♀

そん時もこのお茶はよう出とったな

桃♀

そうそう！お母様がこのお茶大好きだったんだよね～♪

青♀

りうらは小さくてあんまり覚えとらんのかもしれんけどな

赤

そうなんだ・・

桃♀

お父様がこのお茶をお母様に送ったんでしょ？

父親

・・・

桃♀

だからお母様はこのお茶が好きやった

青♀

りうらはお母様の遺言、覚えとるか？

赤

うん・・・

赤

「これからも皆でお茶会をすること」

桃♀

うん、だから・・

桃♀

そろそろ本当の事を言おうよ、お父様

父親

・・・

青♀

このままやとりうらも、お父様も辛いままやで？

赤

父・・上・・？

父親

・・・

水♀

・・・旦那様

父親

・・・なんだ？

水♀

このお茶は、旦那様が執事長に教えたお茶ですよね

父親

っ！なぜ、それを・・

水♀

執事長が教えてくださいました

水♀

母の日の贈り物に何がいいか、相談にのってもらったと

父親

・・・それがどうした

白

今回、僕達がこのお茶会を開催する際

白

茶葉を購入するために旦那様にお話に行きました

白

その時、言いましたよね？

白

「今の状況には皮肉だ」と

黒

ストロベリーフィールズはお茶の名前でもあるけど、花の名前でもある

黒

その花言葉は「変わらぬ愛」「永遠の愛」

白

お茶に入っているバニラ、その花言葉は「永久不滅」

水♀

お茶の名前にある、ストロベリー・・苺の花言葉は「幸福な家庭」

水♀

旦那様は、望んでおられるのではないですか？

水♀

また元のような家族に戻りたい、と

父親

・・・

水♀

僕は、旦那様もりうら様も今のままではいけないと思います

水♀

せめて、何故あのような態度をおとりになるのか・・

水♀

それだけでも話すべきだと思います

父親

・・たかがメイドに何が分かる

水♀

・・・分かりません、でも

水♀

使えるご主人様には、笑顔でいてほしいです

赤

ほとけっち・・

水♀

りうら様にも、旦那様にも、ないこ様にも、いふ様にも

水♀

笑顔になっていただきたいです！

父親

・・・

父親

（あいつも・・そう言っておったな・・）

赤

・・・父上！

水♀

？！

赤

俺・・その今は全然・・期待できないかもしれないけど・・

赤

でも頑張るから！姉様たちみたいに・・

赤

姉様たちみたいになれるくらい！頑張るから！

父親

・・・そうか、りうら

赤

・・・なに？

父親

すまなかった！

桃♀

？！

青♀

・・・

赤

・・え？

父親

私は・・お前たちの母さんに支えられていた

父親

家のことも、仕事も・・何もかもをだ

父親

失った時、一人で行わなければならなかった

父親

全てだ・・だからお前には最初からその力を備えておくべきだと思った

父親

そのために・・上に立つものとしてのすべての力を今のうちに・・とも

父親

結果的に追い詰め、体調を崩してしまったようだがな・・

水♀

じゃああの時の言葉は・・

白

旦那様なりのねぎらいの言葉やったのかもな・・

父親

私は・・父としてお前に何ができただろうか・・

父親

こんな・・無意識にお前を追い詰めてしまうような父は・・

赤

父上

赤

ありがとうございます、父上

父親

・・？

赤

確かに毎日、朝早くから夜遅くまで勉強して・・

赤

父上の期待に応えることが辛いときもありました

赤

でも、同じくらい新たなことを学べる幸福も

赤

自分の力を伸ばす楽しさも見いだせたのです！

父親

りうら・・

赤

だから、そんなに思いつめないでください、父上！

父親

～！・・すまない、すまないりうら・・！

父親

そして・・ありがとう！

赤

どういたしまして！

水♀

よかったですねぇえええ、りうら様ぁあああ！

白

いむちゃん泣きすぎな？ｗ

黒

なんでそんな涙流せんねんｗ

水♀

だってぇ・・ぐすっ

桃♀

まぁ、りうらだけじゃなくて私達も支えるよ

青♀

ん、サポートは任せてな♪

赤

・・たまに二人とも役に立たないよね？大丈夫？

桃♀

大丈夫よ、りうらぁ・・お姉ちゃんに任せなｓ

青♀

まりょに任せろ～！

黒

はいはい、じゃあお茶会を再開しようや！

黒

出来立ての塩クッキーもあるし、楽しく過ごすで！

白

うっわ、ばり美味そう！

水♀

兄貴～、僕達も食べていーい？

メイド

ちょっと二人とも？！今はお仕事中だよー？！

黒

後でなｗ

水♀

はーい・・

赤

ほとけっち子供みたいｗ

赤

あ・・・

父親

・・好きに呼びなさい

赤

！・・はい！父上！

父親

君もありがとう、ほとけさん

水♀

いえ、あの僕はそんな・・！

桃♀

でもほとけっちのおかげでお父様とりうらは仲直りしたんだよー？

青♀

ま、少しは誇ってもええんちゃう？

水♀

で、でも・・

赤

ほとけっち！

水♀

りうら様？

赤

ほとけっちのおかげだよ！ありがと！

赤

素敵なお茶会を開いてくれて！

水♀

・・えへへ♪

水♀

どういたしましてです！りうら様！

白

あ、旦那様！

白

僕といむちゃん、もう元通りにお仕えしてもええんちゃいますかー？

父親

ふむ・・そうだな・・

父親

そうしよう、りうらにもようやく春が来たようだからなぁ・・

赤

ちょっ、父上？！///

黒

旦那様にもバレとるのかｗ

青♀

しょにだ戻ってくるん？！

青♀

よっしゃ！よくやった！あほとけ！

水♀

僕はあほじゃないんですけどー？！

桃♀

手のひらクルックルｗ

赤

ほとけっち！

水♀

はい？

赤

これからもよろしくね！

水♀

はい！よろしくお願いします！りうら様！

リリエン

おかえりなさいませ！

リリエン

これにて「甘い一杯のお茶を貴方へ」は終わりとなります！

リリエン

更新おそくなってごめんなさい！

リリエン

言い訳ですが、出かけたり病院行ったりで忙しく・・

リリエン

お知らせくらい出せよって話ですよね、ほんと

リリエン

最初の挨拶書いたの九月初めなのに今もう終わりかけって・・

リリエン

本当に気をつけます

リリエン

ここまで読んでくださりありがとうございました！

リリエン

また745タップお疲れさまでした！