ぶくぶくぶくぶく
水の中
僕は深い深い水の中へ落ちていく
でも苦しくなくて肌に触れる水の感触が冷たくて気持ちいい
こうして僕は今日も
夢の世界へ旅に出る───
目が覚めた
夢の世界から嫌な現実に引き戻された
寒くて布団から出たくなかったけど遅刻はしたくないから仕方なく ゆっくりベットから出る
今日はあのこと話せるかな
たくさんの階段を登って
長い長い廊下を歩いて
立て付けの悪い扉をガラガラと横に引く
扉の先には見慣れた光景が広がっていた
僕が教室に入るとほとんどの人がこっちを見るだけで何してこなかった
あ、おはよう
う、うん…おはよう…
挨拶をしてくれる人もいるけど他の人に比べると すごくテンションが低い
でも
んー!今日は早くついた!
彼女だけは
あ、おはよう〜 今日寒いねー、しかも学年集会とか面倒くさーい!
僕に優しく、明るく接してくれた
ぶくぶくぶくぶく水の中
僕は水の底へと落ちていく
辛いことがあった時や寝る前はいつも子の"妄想"をする
でも
もうこの妄想をする必要はなさそう
ねぇ、私、私ね
僕は身長が小さいから、彼女が俯いている表情がよく見える 顔が真っ赤だ
私、君のことが…
好き…なの
だから…つ、付き合ってくださいっ!
これから楽しみ毎日になりそう… ほら、もう妄想をする必要は無い
も、勿論だよ…!
コメント
28件
コメントで笑っちゃった…笑 心臓がじわーっと熱くなりました←多分良かったって意味だと思う 最高でした。 m(*_ _)m←たぶんありがとうの意味
僕にもストーリーがかけ…た? ちなみにこれ書いたの深夜です。 僕がちゃんと寝るわけないでしょう こんな時間に投稿してるのは病院に行くから 学校は病院の後(病)