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15件
危ない危ない泣くところだったよ?
やばいです ただいま僕は泣いています ストーリーがもう神です。
ブクマ失礼しますッ❕👏🏻🤍
愛してるの💗💜
結構長いよ
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桃
青
桃
青
青
桃
桃
青
???
桃
桃
青
???
???
桃
青
俺は昔からみんなには見えないものが見える。
まぁ。幽霊ってやつ
あんな感じに話しかけてくるやつもいれば黙って見つめてくる奴もいる。
でもだいたい無視していればどっかに行くのでずっと無視をしていた。
でもその日は違った。
今日は学校が休み
一日中家でゲームができる。
朝起きてリビングに降りた。
桃
桃
紫
紫
桃
…今までのやつとは違う
今までのやつは、なんかこう、…いかにも幽霊です!って感じだったのにッ
今キッチンにいるやつは
普通の人間みたいだ。
まぁ、足は透けていて浮いているが
まぁ別に俺の家に幽霊が現れることも珍しくは無いので
"いつもどうり"無視を続けた。
桃
紫
桃
紫
桃
紫
それもそうだ。
幽霊がものを触れるわけが無い
こいつは馬鹿なのか?
まぁ。そのうち消えるだろう。
…なんだか面倒なやつだな。
桃
紫
※ここはお風呂なんだよ!!!((
ジャァァァッ…
桃
桃
水圧を感じながら心に思う
朝からひっきりなしに話しかけてくる
なんなんだ。
紫
はッ!??
その幽霊は風呂の壁をすり抜けて入ってきた
紫
…幽霊はそこまでしないだろうが、!
桃
もう洗い終わったので風呂を出ようとする。
紫
紫
桃
そう言われたが別に入りたい気分でもないので
俺は無視をして風呂を出た
ガラガラ
桃
休みは嬉しいがやることが無い。
ゲームは…、真横に幽霊がいる状態でまともにできるわけが無い
紫
さっきから鼻歌のような声が聞こえるし
こいつ…ッ
早く消えろよ…
桃
暇すぎたので俺の親友に電話をかけた。
紫
これも無視。
返事をしたら見えていることがバレてしまう。
青
桃
青
桃
紫
俺が電話中なのにも関わらずこいつは話しかけてくる。
青
桃
青
桃
紫
通話画面を見てそいつは呟く
正直すげぇうざい
紫
いやこっちころんと話してんじゃん
話しかけてこないで
ころんのこえが聞にくい
青
桃
青
紫
紫
桃
ころんが話してる時に被せてくんなよッ
おれは少しキレ気味の口調でころんに伝えた。
青
その声の様子に気づいたのか呆気なく了解される
ピッ…
紫
桃
桃
桃
桃
つい言ってしまった。
幽霊に対しての言葉。
紫
紫
紫
突如に やってしまった。 そう思った
なんだその反応。
気に食わない
紫
紫
桃
変に勘違いをされたくは無いので素直に言う。
紫
桃
返事を返したら突然泣き出した
…ほんとに幽霊なのかっ?
気が弱すぎる。
それに…幽霊って泣くんだ、…
紫
そういい少し透けている涙を手で必死に拭いている。
桃
紫
桃
俺はすぐに泣くやつが嫌いだ。
泣いてるだけじゃこっち側は何も伝わらない。
こいつは何がしたいのか
少し落ち着いたのか息が先程より荒くはなかった
紫
紫
俺を涙目で上目遣いで見てくる。
足はないが動作は人間そのものだった
桃
紫
紫
見えることを伝えただけで何がそんなにも嬉しいのか
俺にはさっぱり分からない
紫
紫
目がうるうるしてきた
こいつ、また泣く、?
桃
紫
紫
それからそいつは俺から離れることも消えることも無く
毎日を過ごしていた。
…トントントン
リズムよく野菜を着切る
それが俺の日常
朝ごはんはしっかりと食べたい派だ。
ギュッ
背後から抱きつかれた
桃
紫
桃
紫
桃
名前はななもり。
そう彼は言っていた。
だから俺は"なな"って呼ぶようにした
桃
桃
紫
紫
桃
褒められたことがあまりないので無意識に照れてしまう。
桃
紫
桃
紫
少し寂しそうにそうななは呟いた。
紫
オロオロしながら言ってくる彼
桃
そんな様子は珍しく俺もオドオドしてしまう。
紫
あぁ。なんだそんなことか
桃
紫
桃
数日経って気づいたが
よくよく見るとななは俺タイプの顔をしていた
鼻が高くて
目の下にはほくろ
横顔が綺麗
普通の人達よりは綺麗な顔立ちをしている。
紫
桃
と少し早歩きで答える。
桃
紫
桃
あれ、今日はななから話をしてこないな
桃
紫
桃
改まった感じの声で少しびくりとする。
紫
紫
桃
そういい俺はななの手を握り歩き出した
紫
歩く度にちょくちょく視線を感じる
まぁ、他の人から見れば手を横に出して変に歩いている男子高校生にしか見えないもんね
でも俺はそんなの気にしない。
桃
紫
桃
紫
青
桃
ころんとは中学校が同じだったので仲が良い。
桃
そう俺はななに話しかけた
ころんから見たら何も無いところに話しかけている変人。かな?
紫
紫
桃
青
桃
桃
桃
見えるはずもないのにななと肩を寄せてころんに見せつけた。
青
青
俺はびっくりした。
嫌われる覚悟で言っていたのに。
これにはななもびっくりなのか、目を見開いている。
紫
桃
青
最初こそはみんな俺の事をコソコソ話す人や悪口を言うやつも多かったが
最近となれば何事もなく俺に接してくれる
いや。俺だけじゃない
ななにも接してくれるようになった。
赤
桃
赤
桃
なーくん。は莉犬が付けたななのあだ名
俺だけが使う特別なあだ名なの!とか何とか
そう言っていた気がする
桃
そう言うと俺の横にいるななは少し顔を赤めている
赤
桃
学校の帰り
俺はななに聞いてみた。
桃
紫
桃
紫
不意にななが笑う
桃
紫
桃
ななはずっと他の人から無視をされ続けられていたのでそういう些細なことがうれしいのだろう
まぁ。周りから見れば傘を変な位置に指し肩を濡らしている変人。だけどね
でもそんなのいい
ななは存在しているんだ。という事をみんなにアピールしたいんだ。
でも段々とななはおかしくなった。
桃
桃
紫
ななは喋らなくなった。
ただずっとにこにこしているだけ。
それに…
体が前よりも透けていることに気がついた。
直感的に思った。
あぁ。なながもうすぐ消えるんだ。
って
でも俺は返事もしないななに毎日話しかけた。
なな。今日は雨が降ってるね
とか
お腹すいたね
眠いね
そんな当たり前のようなことを話していた。
心の中で
ななは大丈夫。消えるわけない。
そんなことを勝手に。必死に願っていた。
でも。ななはある日を境に見えなくなった。
青
青
机に伏せている俺に話しかけてくれる
なんて優しい友達なんだ。
青
桃
青
桃
俺は半ば強引にころんに屋上へと連れてこまれた。
青
青
桃
青
一定のリズムで背中を優しくトントンしてくれる
今まで当たり前だったことが当たり前じゃなくなるって
こんなにも辛いなんて 知らなかった
桃
青
桃
桃
子供のようにわんわん泣く俺をころんは何も言わずに優しく抱きついている。
桃
桃
青
青
何を根拠にッ!!!
そう切れようとした
けど。ななが居なくなった日を境に他の幽霊も見えなくなっていたことは事実だ。
じゃあ、俺が見えなくなっただけでななはいるってこと、?
桃
桃
桃
生きてない人を好きになっても仕方が無いのに
俺はいつからこんなにもななを愛していたんだろうか。
桃
桃
いるかも分からない彼に俺は毎朝声をかける。
意味の無いことかもしれないのに。
紫
そう聞こえた気がした。
桃
咄嗟に振り返るが
目に入ってくるものはリビング。
桃
桃
桃
ガチャッ
今日は久しぶりにシーンのなんか色んなやつ使ってみた(?)
おやすみ(?)