テラーノベル
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キラキラと輝くパーティー会場の明かりのせいで目が眩む
桃華
こんなの愛じゃない。
na
kr
br
sha
kn
sm
憂鬱×憂鬱で吐きそうだ。
na
まぁ、そうじゃない?
こんなの愛じゃない。
桃華
桃華
自分だってこんな事がしたくてしてる訳じゃない
でも、自分はいつだって悪者。
引き立て役だ。
姉を引き立てる為だけの道具。
桜
姉が清楚?
笑止千万も甚だしい
清楚じゃないって?
そうじゃない?
自分は汚れきってしまったから清楚なんかじゃない
……一旦ここから離れよう。
頭が痛くなってくる
桃華
ベンチに座り何も考えずぼーっとする
木からはらはらと落ちる、葉が昔の記憶を思い出させる。
「綺麗だね。」
第六感が騒いだ。
揺らめいた。
会いたいが募ってしまった
答えをずらして書いてしまった私と
本当の恋をしよう
私だけじゃ解けない問題を一緒に解こう。ずっと待ってるね。
なんて言える訳ない
君の顔なんてもう忘れてしまった。
堂々巡り巡る日々にして
忘れ去りたい事だけ溶け残る
思い出す度渦に飲まれてしまいそうで
どうしても今の状況から抜け出せない。
いつか君が助けに来てくれるって、思ってる。
けど、私は君が誰か覚えていない
ごめんね。
コメント
1件
この物語終わりが見たすぎて 夜しか眠れないですわ どうしてくれるのかしら 神すぎますわ