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ヌッシー
ヌッシー
ヌッシー
⚠注意事項⚠ ・死ネタ ・歌詞編 ・キャラ崩壊 ・口調迷子
ヌッシー
あの夏が飽和する
出水公平
君はそう言っていた
梅雨時ずぶ濡れのまんま、 部屋の前で泣いていた。 夏が始まったばかりというのに 君は酷く震えていた。 そんな話で始まる、あの夏の日の記憶だ。
出水公平
出水公平
出水公平
米屋陽介
財布を持って、ナイフを持って、 携帯ゲームもカバンに詰めて、 いらないものは全部壊していこう。
あの写真も、あの日記も、 今となっちゃもういらないさ。 人殺しとダメ人間の君と俺の旅だ。
そして俺らは逃げ出した。 この狭い狭い世界から。
家族もクラスの奴らも何もかも捨てて君と二人で。
遠い遠い誰もいない 場所で二人で死のうよ。
もうこの世界に価値などないよ。 人殺しなんてそこら中湧いてるじゃんか。 君は何も悪くないよ。君は何も悪くないよ。
結局俺ら他の人に相談するなど なかったんだ。
そんな嫌な共通点で 俺らは簡単に信じあってきた。
君の手を握った時、 微かな震えも既になくなっていて、 誰にも縛られないで二人、 線路の上を歩いた。
金を盗んだりして、2人で逃げて、 どこにも行ける気がする。 今更怖いものは俺らにはなかったんだ。
額の汗も、落ちたカチューシャも、
米屋陽介
出水公平
いつか夢見た優しくて、 誰にも好かれる主人公なら、
汚くなった俺達も 見捨てずに救ってくれるのかな?
米屋陽介
出水公平
出水公平
出水公平
米屋陽介
宛もなく彷徨う蝉の群れに、 水もなくなり揺らす視界に、 迫り狂う鬼たちの怒号に、
バカみたいにはしゃぎあい ふと君はナイフを取った。
出水公平
出水公平
出水公平
出水公平
そして君は首を切った。 まるで映画のワンシーンだ。 白昼夢を見ている気がした。
気づけば俺はボーダーの人に 見つかってて。
君がどこにも見つからなくって。 君だけがどこにもいなくって。
そして時は過ぎていった。 ただ暑い暑い日が過ぎてった。 家族もクラスと奴らもいるのに 何故か君だけは何処にも居ない。
あの夏の日を思い出す。 俺は今も今でも歌ってる。 君をずっと探しているんだ。
君に言いたいことがあるんだ。
九月の終わりにくしゃみして 六月の匂いを繰り返す。
君の笑顔は 君の無邪気さは 頭の中を飽和している。
誰も何も悪くないよ。 君は何も悪くないからもういいよ。 投げ出してしまおう。
そう言って欲しかったのだろう?
米屋陽介
ヌッシー
ヌッシー
ヌッシー
ヌッシー