あの後、私を養子として迎え入れてくれる人が見つかった。
しばらく経って、お母さんは今のお父さんと結婚した。
でも、私のお父さんはパパだけ今もパパだけだった。
階段で、トイレから出てきた紗良を見つけた。
結花
ねぇ
紗良
あ…えっと…
紗良が2人に合わせて無理してた事は知ってる。だから
結花
昼放課、屋上来るように2人に伝えといて
紗良
あ…う、うん
結花
ふふっ、
綺麗な空を眺めていると、なんだか笑えてきた。
琴音
ちょっと!呼び出してどうしたのww?
愛
ちょっとあんた、なんで柵の外に…?
琴音
まさか!あんた!
綺麗な空が汚された気がした。
愛
なにこの封筒…手紙?
結花
手紙なのは当たり前じゃん。私の遺書なんだから
愛
は?
琴音
ちょっとまっ
さよなら、大嫌いな私。
さよなら、大嫌いな世界。