○○
テヒョン
いわゆる、精神病ってやつ
え… どういうこと…?
テヒョン
1番に心配してるんだ
ーー ソクジン side ーー
○○を待っている間…
プルッ プルッ 電話がなった
ソクジン
ソクジンのお母さん
今どこなの?
ソクジン
ソクジンのお母さん
ソクジン
ソクジンのお母さん
そう言って切れる電話…
誰だ? 誰の仕業だ…?
トイレの方へ行ったけど、○○の姿はない
そういう事か…
ソクジン
好きだね…
ソクジンのお母さん
ソクジン
ソクジンのお母さん
ソクジン
ソクジンのお母さん
ソクジン
ソクジンのお母さん
いうこと聞かないのね
ソクジン
ソクジンのお母さん
ソクジン
俺の元に自分から戻るまで待つ
母さんが俺に対してこうなり始めた きっかけは10年前だ…
その頃の俺は、ロボットの様な生活を 送っていた…
ソクジンのお母さん
塾の時間よー
ソクジン
もっと遊びたい
ソクジンのお母さん
将来お父さんみたいな弁護士に
なれなくてもいいの?
ソクジン
俺は日々、頑張り続けた…
でも、いつかは限界が来る…
ソクジンのお母さん
何度言ったら解けるように
なるのよ!
ソクジン
ソクジンのお母さん
出てなさい!
そう言って家を出された俺は
川辺で楽しく遊んでいる 友達を見ていた…
川に飛び込んだら…どうなるんだろう?
息が苦しくなって、その後は…? 楽になれるかな?
そう考えているうちに 身体がそっち側に傾いてゆく…
○○
俺を一生懸命に引っ張る 小さな少女…
ソクジン
○○
心配…?
誰も俺を人として見てくれないのに、 この子は違うんだな
○○
"○○"
俺は家に帰っても○○のことが頭から 離れられなかった…
ソクジンのお母さん
ごめんなさい、ママのせいで
ソクジンのお母さん
俺が自殺を図ろうとした事に 厳しいショックを受けた様子の母さん
ソクジンのお母さん
行きたい場所とかある…?
ソクジンのお母さん
欲しい物…?
俺は…○○の笑顔を思い出した
"あの子が欲しい…"
そう直感で思った…
episode21 end