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優河零 ユウガオ

♪~

伏黒 恵

何か上機嫌だな

優河零 ユウガオ

そりゃあね!

優河零 ユウガオ

伏黒にアクアリウムグミ奢ってもらうし~!

禪院 真希

幼児かよ

優河零 ユウガオ

ち、違いますし~!

優河零 ユウガオ

立派な高校生です!

乙骨 憂太

あはは……

優河零 ユウガオ

よ~~~し!30袋奢ってもらうぞ~!

伏黒 恵

幾ら何でも多すぎだろッ!

優河零 ユウガオ

之くらいが丁度良いの~!

虎杖悠仁

グミ美味いもんな!

優河零 ユウガオ

悠二は、分かってくれたぁ~!

優河零 ユウガオ

有難う最高の友︎︎ッ!👍

虎杖悠仁

おうッ!︎︎👍

釘崎 野薔薇

テンション高……

優河零 ユウガオ

いやぁ~買った買ったぁ~

伏黒 恵

全部で……3000円…

伏黒 恵

高すぎだろ………

釘崎 野薔薇

優河零 アンタちゃんと喰いなさいよ

優河零 ユウガオ

分かってる~ってぇ~!

狗巻棘

しゃけ!おかか明太子!

優河零 ユウガオ

え?

狗巻先輩の目線の先には……

釘崎 野薔薇

子供……?!

禪院 真希

あれ……車突進して来てねぇか?!

優河零 ユウガオ

ッ!

優河零 ユウガオ

野薔薇一寸之持っててッ!

私は…買ってもらったグミが入った袋を野薔薇に渡し 無我夢中で走った

釘崎 野薔薇

え……?っちょッ!

虎杖悠仁

優河零ッ!

禪院 真希

ッ!あの馬鹿ッ!

釘崎 野薔薇

えっ?ちょッ真希先輩待って下さいよッ~

虎杖悠仁

っつうか足速ッ!

優河零 ユウガオ

っ!

私は、子供を押し飛ばした

飛ばした方向は、柔らかい草があるから多分大丈夫

私の方に車がどんどん近付いてくる

優河零 ユウガオ

…ふふっ

優河零 ユウガオ

悪くない人生だったな

瞼を閉じ、免れられない死を受け入れようとすると…

禪院 真希

この馬鹿後輩がァァッ!

真希先輩がタックルし抱き着きその勢いの儘 先程の少女と同じ方向に転がって行った

子供

おねぇちゃん……?

優河零 ユウガオ

…ん……

子供の幼い声で目が覚めた

優河零 ユウガオ

……ってあれ?!

優河零 ユウガオ

此処……

禪院 真希

この馬鹿がッ!

鬼の形相をして真希先輩が走って来た

優河零 ユウガオ

怖怖怖怖怖怖怖怖怖怖怖

あまりの恐ろしさに私は後ろに後ずさった

禪院 真希

私が間に合わなかったら御前死んでたかもしれないんだぞッ?!

禪院 真希

もっと自分を大切にしろッ!

優河零 ユウガオ

す……すみませんデシタ…

この後他の皆からも説教をくらった

優河零 ユウガオ

うぅ…

優河零 ユウガオ

散々だった……

流石に全員からの説教はキツイって…

優河零 ユウガオ

……帰ったらアクアリウムグミ食べるぞ~~~ッ!

そんなルンルンな気持ちで女子寮の階段を上って行った

優河零 ユウガオ

ふんふふ~ん!

優河零 ユウガオ

って……あれ?

御機嫌に玄関のドアを開けようと思っていたら…玄関ドアの近くに私 宛の荷物が届いていた

優河零 ユウガオ

…アクアリウムグミかな?!

少し期待しながら箱を開けると……

優河零 ユウガオ

優河零 ユウガオ

なにこれ手紙…?

大きな箱には似合わない黒色の手紙が入っていた

優河零 ユウガオ

誰からだろ…

手紙を読んでみると……

彼奴らは危険だ…俺の元に来い 俺なら彼奴らから護れる だから…俺の元に来い 愛して欲しいんなら幾らでも愛してやる 紫陽花が似合う御前は…きっと何でも似合うだろう 愛してる

優河零 ユウガオ

……なにこれ

優河零 ユウガオ

意味不明なんですけど…

少し変な手紙に恐怖を憶える

優河零 ユウガオ

優河零 ユウガオ

明日皆に相談してみようかな…

そんな軽い気持ちでこの手紙をナメた私が駄目だった

もしかしたら…後に起こる悲劇の引金が引かれてしまう合図だったなんて

この時は…何も知らなかった

優河零 ユウガオ

…ん

優河零 ユウガオ

……あれ

優河零 ユウガオ

私……寝ちゃってた……

家に入ってからの記憶が全く無い

優河零 ユウガオ

ええっと…

優河零 ユウガオ

今日は学校…無かったよね

優河零 ユウガオ

…って事は休日か

優河零 ユウガオ

何しよっかなぁ~!

呑気に今日の予定を建てていると……

ピ-ンポ-ン

甲高いインターホンの音が耳にはいった

優河零 ユウガオ

…(こんな時間に誰だろ…)

優河零 ユウガオ

は~~~い!

一応 大声で返事をして私は玄関に駆け足で走って行った

ガチャッ

優河零 ユウガオ

おぉ~先輩達勢揃いですねぇ~

何だか…このメンツが揃ってるって事は…嫌な予感が……

狗巻棘

おかか!

優河零 ユウガオ

はい!狗巻先輩おはようです!

禪院 真希

急で悪いんだが…今から出かけねぇか?

優河零 ユウガオ

…(嫌な予感は之かぁ)…

優河零 ユウガオ

……青空ソ―ダ―奢ってくれるなら全然良いですよ

パンダ

相変わらず食いしん坊だな

優河零 ユウガオ

食いしん坊は余計ですよ?!

禪院 真希

ん~じゃあ奢り憂太な~

乙骨 憂太

えぇ?!僕?!

優河零 ユウガオ

乙骨先輩あざっす!

優河零 ユウガオ

よ~~~し!

優河零 ユウガオ

じゃあ着替えて来ますね~

禪院 真希

お~じゃあ正面玄関で待ってるわ

優河零 ユウガオ

了解です!

(次回からヤンデレ要素入れます)

(ヤンデレ苦手な方は回れ右をしておいて下さい)

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

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