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迷路みたいな私の恋❤

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迷路みたいな私の恋❤

1 - 迷路みたいな私の恋❤

2019年01月13日

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私の周りにはイケメン君がいっぱいいる

まあどこがカッコいいかさっぱり分かんないけど…

幼馴染み一人と

同級生二人と

部活の先輩一人と

習い事のキャプテン(年上)

この5人がイケメン5人組

私はいつもコイツらにいじられる

まあ、部活の先輩は違うけど…

そして今日は夏休みが終わり、最悪な学校生活再開の日

朝っぱらからアイツらには会いたくないんだけど…

圭/ケイ

夏休みが終わっちゃったな~

こいつは幼馴染み 井堂 圭(イドウ ケイ)

圭/ケイ

な!

芽愛/メイ

うるさい

圭/ケイ

何でだよ~!いいじゃんか~!

朝っぱらからは会いたくないのに圭はいつも私を迎えに来る

そのせいで毎朝会いたくないのに会ってしまう

圭/ケイ

あー、高校って楽しくねぇな

圭/ケイ

あんなに楽しみにしてたのにな~

圭/ケイ

お前と一緒とかめっちゃ嫌なんだけどな!

芽愛/メイ

なら何でついてきたの?

圭/ケイ

お前がついてきたんだろ!

芽愛/メイ

嘘ばっかり!

芽愛/メイ

私がこの高校に行くって言ったら圭が俺もついていくとか言ってたくせに!

圭/ケイ

もういいじゃん~

圭/ケイ

あ、泳信!

泳信/エイシン

お!圭じゃんか!

こいつは同級生の一人 多際 泳信(タギワ エイシン)

こいつがいるってことはもうすぐもう一人が来るはず

泳信/エイシン

芽愛!お久~!

芽愛/メイ

はいはい

泳信/エイシン

冷たいな~!

芽愛/メイ

うるさい!

泳信/エイシン

お前の方がうるせぇよ!

芽愛/メイ

もう馬鹿!

泳信/エイシン

あー確かに俺は馬鹿だな笑笑

圭/ケイ

それな!

泳信/エイシン

馬鹿か!冗談だよ!

圭/ケイ

華那斗は?

泳信/エイシン

今日は休みだって

芽愛/メイ

やったぁ!

泳信/エイシン

うわっ、最低!

圭/ケイ

最低女だ!

泳信/エイシン

わー!

圭/ケイ

わー!

芽愛/メイ

もういい!

もう我慢しきれず私は先に行ってしまった

芽愛/メイ

あー、本当うざい!

康二/コウジ

どうした?

芽愛/メイ

あ、先輩!

この人は部活の先輩 多際 康二(タギワ コウジ)

本当に優しい先輩

この人がモテる理由は分かる

康二/コウジ

また弟達にいじめられた?

実は泳信の兄

アイツとは本当に真逆

芽愛/メイ

まあ、はい…

康二/コウジ

分かった、叱っとくよ!

芽愛/メイ

ありがとうございます!

康二/コウジ

何でも相談聞くから僕を頼ってね?

芽愛/メイ

はい!

康二先輩は本当にいい人

惚れてしまいそうなくらい優しい

康二/コウジ

あ、今日の放課後に吹奏楽で音合わせするって言ったけど

康二/コウジ

リーダーの都合で今日は無理になったからね!

芽愛/メイ

そうなんですか!

芽愛/メイ

トランペット持って来ちゃった…

康二/コウジ

僕も持って来ちゃったよ笑笑

芽愛/メイ

(#^.^#)ハハハ

泳信/エイシン

ラブラブの間を通る我氏笑笑

圭/ケイ

フゥ~!最高!笑笑

芽愛/メイ

ちょっと!

康二/コウジ

あ、お前ら芽愛ちゃんいじめたって聞いたぞ

泳信/エイシン

えっ👀⁉

泳信/エイシン

圭!逃げろ!

圭/ケイ

おう!

泳信/エイシン

わぁー!

圭/ケイ

わぁー!

本当うざい

その一言がアイツらにはふさわしいだろう

華那斗/カナト

ちょっと待てよ~!

芽愛/メイ

えっ👀⁉

康二/コウジ

どうしたの?

芽愛/メイ

いや、華那斗は休みって聞いたので…

康二/コウジ

華那斗、僕らを素通りしたな

芽愛/メイ

珍しい笑笑

康二/コウジ

だね笑笑

学校

手凛/テリン

芽愛~!

芽愛/メイ

あ!手凛~!

このコは親友の 青原 手凛(アオハラ テリン)

手凛は今まで会った友達の中で1番気が合う大親友

もちろん夏休みの間に連絡はしたけど用事のせいで全く会えなかった

お互いにものすごく恋しかった

手凛/テリン

も~う!超寂しかった!😭

芽愛/メイ

私もだよ~😭

圭/ケイ

バカップルか!

芽愛/メイ

違う!もうあんた消えてよ!

圭/ケイ

えっ

圭/ケイ

す、すまん…

珍しくしょんぼりして自分の席に戻った

手凛/テリン

圭、珍しいね

手凛/テリン

どうしたんだろ?

芽愛/メイ

もう、アイツなんてどうでもいい!

芽愛/メイ

私には手凛がいればどうだっていい!

手凛/テリン

ありがとー!

手凛/テリン

でも、圭も大事しなきゃ!

芽愛/メイ

嫌だよ

手凛は圭が好きなのだ

手凛/テリン

芽愛はさ、圭の事好きじゃないの?

芽愛/メイ

うん

私は打ち解けている手凛にはアイツらの嫌な事はすべて言ってしまう

だから、圭の事が好きな手凛とは毎回気まずい空気になる

でも、手凛は私をちゃんと理解した上での発言をしている

おかげで、私は全然イラッとこない

放課後

手凛/テリン

芽愛!

芽愛/メイ

何?

手凛/テリン

私、圭に告ってもいい?

芽愛/メイ

別にいいけど

芽愛/メイ

何で聞くの?

手凛/テリン

えっ、いや…

手凛/テリン

二人とも幼馴染みだから、一応許可はもらわないと…

芽愛/メイ

私は無言でその場を去った

これ以上言うと私はガチでキレてしまう

手凛のあのきっちりした性格が正直苦手だ

でも、手凛にはキレたくない

芽愛/メイ

何で私はいつもこうなんだろ…

芽愛/メイ

でもよかった、手凛にキレなくて…

???

おっ、芽愛じゃん

顔を見なくても

声、態度、他の学校の制服ですぐ分かった

芽愛/メイ

雷羽?

雷羽/ライバ

yes!

こいつは習い事のキャプテン 敬口 雷羽

3こ上だけど小さい頃から仲がよかったからタメ口

というか、第2のお兄ちゃんみたいな感じ

雷羽/ライバ

帰宅中?

芽愛/メイ

そうにしか見えないでしょ

雷羽/ライバ

いや、トランペットを取りに帰ってるのかと

芽愛/メイ

いや、今持ってるし

芽愛/メイ

トランペット無かったら芽緒に持ってきてもらうから

雷羽/ライバ

そういえば最近、芽緒君見ないな

芽愛/メイ

だって、最近はほぼ仕事場にいるもん

大場 芽緒(オオバ メオ) 芽愛のお兄ちゃん

雷羽/ライバ

ふーん

なんだか今日は雷羽がイジらない

まあ、それには理由があるんだろう…

今までの経験上で言うと…

1、家出する寸前

2、テストでいい点数が取れなかった

3、私に秘密がある

この3つが考えられる

でも、こんな雷羽は最近見ない

雷羽/ライバ

お前、何ボーッとしてんの?

芽愛/メイ

いや…

雷羽/ライバ

あ、なあ

芽愛/メイ

何?

雷羽/ライバ

今からちょっとファミレス行こうぜ!

芽愛/メイ

は?何でよ

芽愛/メイ

ママがご飯作るから!

雷羽/ライバ

いいじゃん、行こうぜ!

芽愛/メイ

なら、ママに電話する

雷羽/ライバ

いや!

芽愛/メイ

ん?

雷羽/ライバ

俺が電話するよ

雷羽/ライバ

最近、お前の母さんに挨拶してねぇし

芽愛/メイ

でも…

雷羽/ライバ

いいから!

私はこれで分かった

ママに何かあったんだ

ママはもともと持病を持ってていつ倒れてもおかしくない状況だ

それで雷羽は必死に隠そうとしてるんだ

前もそうだった

私のパパの工場が燃えてパパが死んだ時

隠してたおかげでそれを知ったのは二日後

誰が死んだかも知らずにママに連れられてお葬式に行ったとき

花びらに囲まれた写真の中に元気に笑ってるパパが写っていた

芽愛/メイ

雷羽…

雷羽/ライバ

どうした?

芽愛/メイ

ママに何かあったの?

雷羽/ライバ

あ、あそこにトンボが…

芽愛/メイ

話をそらさないで!

雷羽/ライバ

芽愛/メイ

ねえ、ママに何があったの?

雷羽/ライバ

倒れた…

芽愛/メイ

は?今なんて…

雷羽/ライバ

倒れたんだよ!

私は予想ができても覚悟がなかなかできない

だから私はめまいがして倒れそうになった

雷羽/ライバ

おい!

雷羽が抱き抱えてくれた

雷羽/ライバ

なあ、とにかくファミレス行くぞ

芽愛/メイ

それより病院!

雷羽/ライバ

いいから!

ファミレス

店員

ご注文が決まりましたら、こちらのボタンを押してお呼びください

雷羽/ライバ

はい、ありがとうございます…

店員が行ったあと、雷羽は素直に話してくれた

雷羽/ライバ

実は芽亜ちゃんから連絡がきてさ…

芽愛のお姉ちゃん 大場 芽亜(オオバ メア)

雷羽/ライバ

芽亜ちゃんは芽愛に迷惑をかけたくないからって

雷羽/ライバ

俺に連絡をくれたんだ

雷羽/ライバ

だから、芽愛にはバレないようにって…

芽愛/メイ

芽緒は?

雷羽/ライバ

芽緒君は芽亜ちゃんと一緒に病院にいる

芽愛/メイ

なら、私も行かなきゃ…

雷羽/ライバ

ダメだ

芽愛/メイ

何でよ!

雷羽/ライバ

俺だって行かせてあげたいよ!

雷羽/ライバ

でも、今は行くな

雷羽/ライバ

完全に回復したら、ちゃんと言うからさ

雷羽/ライバ

な?今はダメだ

芽愛/メイ

…うん

雷羽/ライバ

あと今日は俺の家に泊まれ

芽愛/メイ

何で?それも芽亜に言われた?

雷羽/ライバ

違う、俺が考えた行動だ

芽愛/メイ

何で、別にいいじゃん!

雷羽/ライバ

もし、泥棒が入ったら大変だ

芽愛/メイ

でも、家がいい!

雷羽/ライバ

あ、そうだ

雷羽/ライバ

俺がお前の家に行くよ!

芽愛/メイ

は?

雷羽/ライバ

それならいいだろ?

芽愛/メイ

もう、考え方がおかしい笑笑

私は自然と笑ってしまった

雷羽/ライバ

オー!笑顔じゃん!

雷羽/ライバ

よかった~!

このあと私の家に行った

雷羽/ライバ

お邪魔しまーす!

芽愛/メイ

ただいま~!

もちろん返事は来なかった

雷羽/ライバ

おかえり!

私の様子を見て雷羽そう言った

こんなに虚しくなったのは久しぶりだった

雷羽/ライバ

おい、風呂借りていい?

芽愛/メイ

いいよ…

雷羽/ライバ

そんじゃ、入ってくるわ!

芽愛/メイ

うん

私はベットに寝転んだ

なんだか苦しかった

苦しくて苦しくて…

ママに何もできないって考えるともっと苦しくなった

私は何かが得意っていう訳じゃなくて

正直、迷惑ばっかりかけるダメ娘

あのときこうすればよかった…

なんて今後悔したって意味はない

そんなことを考えてると…

ドスン!

すごい音がした

目をつむっていたがビックリしてあけてしまった

すると、約10㎝くらい前にニヤニヤした雷羽の顔があった

芽愛/メイ

ちょっと!

雷羽/ライバ

ん?どうした?

芽愛/メイ

近い!

雷羽/ライバ

どこがだよ!

芽愛/メイ

あんたバカなの?

雷羽/ライバ

俺の馬鹿具合はお前が1番分かってるはずなんだけどな~

芽愛/メイ

どいてよ!

手を振り払おうとした

でも、手を捕まれて耳の横に手を押さえられた

雷羽/ライバ

なあ、お前って俺の事男としてみてる?

芽愛/メイ

そんなわけないじゃん!

芽愛/メイ

ちょ

芽愛/メイ

ガチでどいて

雷羽/ライバ

無理

雷羽/ライバ

俺はずーっと

雷羽/ライバ

お前を女としてみてた

芽愛/メイ

キ、キモい!

雷羽/ライバ

待てって

雷羽/ライバ

だってお前みたいなやつ女として見てるやついるか?

芽愛/メイ

いるよ!

芽愛/メイ

圭とか…

雷羽/ライバ

お前、圭が好きか?

芽愛/メイ

そんなわけ…

雷羽/ライバ

なら俺の前で他の男の名前なんて言うなよ

いきなり顔を近づけてきた

芽愛/メイ

ちょっと!何やってんの?

芽愛/メイ

キャー!

ガチャン!

家のドアが開いた

そこを見ると圭がいた

圭/ケイ

おい

圭/ケイ

何やってんだ!オラ!

雷羽/ライバ

あぁ?

芽愛/メイ

雷羽、本当どいて!

私は押し放した

そしてなぜか圭に駆け寄ってしまった

圭/ケイ

おい、電話出ろよ

芽愛/メイ

えっ?

圭/ケイ

心配すんだろ…

雷羽/ライバ

彼氏かよ!笑笑

圭/ケイ

笑ってんじゃねえ!

圭/ケイ

こいつは俺の女だ…

雷羽/ライバ

は?

圭/ケイ

テメェみたいな野郎に芽愛は取られない…

雷羽/ライバ

芽愛はお前が好きじゃないって

雷羽/ライバ

片想いだな

雷羽/ライバ

なのに俺の女だと?

雷羽/ライバ

ふざけんじゃねぇ!

圭/ケイ

ふざけてるのはどっちだよ!

圭/ケイ

女を襲うなんて…

圭/ケイ

最低だな!

雷羽/ライバ

お前…

芽愛/メイ

やめて!

芽愛/メイ

もう出てって…

雷羽/ライバ

ほら!出ろって…

芽愛/メイ

あんたよ!

芽愛/メイ

圭がいればいい

芽愛/メイ

雷羽、出てって

雷羽/ライバ

チッ

雷羽/ライバ

圭、覚えとけよ…

雷羽は帰って行った

芽愛/メイ

あー、何なの…

ギュッ

抱き締められた

圭は私より背が高いから抵抗しようとしても意味がない

だから私は何もできなかった

圭/ケイ

心配すんだろ…

圭/ケイ

お前がどれだけ大事か…

芽愛/メイ

えっ?

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