岩本照side
俺とラウールは意を決してふっかがいる病室に入った
ふっかは数本の管に繋がれていてものすごく痛々しい姿だった
俺たちはふっかがこんな酷い事になってるなんて想像してなかったから何も言えずにずっと立ち尽くしていた
え…
なんで…?
何でこんな事になってるの?
ふっか大丈夫だよね
俺はふっかに聞きたい事が沢山浮かんできたがラウールと約束したように我慢した
横目でラウールの方を見るとラウールは唖然としてふっかの事を見ていた
ふっかの事を見ている目は少し怖かった
多分今まで一切話してくれなかった事に怒ってるんだろうな
俺たちは感情を無くしたかのようにふっかを見ていたら看護師さんが入ってきた
『深澤さんに用事ですか?』
『あ、はいふっかっていつからこんな状態何ですか?』
俺はふっかには聞かないけど看護師さんになら聞いていいと思ったから聞いた
ラウールも興味がありそうな顔をしている
看護師さんは声になってるのか分からないくらい小さい声で言った
『深澤さんは……』
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コメント
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続きっていつ出していただけますか? 楽しみにしています