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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで

連絡先を貰ってから1週間、未だに何も連絡していない。

はぁ〜〜、、

まじで何やってんだろ、俺。

ぅし、

連絡するか、、

あの後、様々な診断を受けてみたが、やはり同性愛者に当てはまる。

いいわゆる、''ゲイ'' というやつだ。

まさか自分がな、、

笑えるよ、、

、、、

送信、、、と、、

 送信すると、既読は案外すぐに付いた。

っ、、、

大陽

それで、、、

大陽

なんでこんなBARなんですか、、

大陽

さっきからずっと無言なのはなんなんですか

、、、

会おう、と連絡をした。

しかし、夜しか時間が取れないと言うので、夜にじっくり話せる場所といったらここくらいだった。

しかし、いざとなっては何も喋れず、ただ酒を喉に流し込んでいた。

大陽

、、、

大陽

帰ります、、

じゃあこうしよう

大陽

(あ、喋った)

大陽

、、、(  ・᷄-・᷅ )??

この前のシャツさ、、

大陽

ぅ、、、

シミ落ちなくて、捨てたんだよね、、

弁償しろとまでは言わないから

大陽

、、、、、

5回、一緒に飯食お

大陽

、、、は、、、?

大陽

何が、、したいんですか、、?

大陽

目的はなんですか、、、??

んー、、

俺、君に一目惚れしちゃったんだよね

大陽

、、、え、、?

大陽

は、、

大陽

なんて、、?

君に一目惚れしたんだよ

気色悪いと思ってもらって構わないけど、

君の笑顔が可愛いと思った

脅すようなことしてごめん、、、

嫌われるのを覚悟で包み隠さず伝えた。

しかし、返ってきた反応は予想の遥か斜め上を行った。

大陽

、、、、

大陽

っ、、、

彼は体を硬直させ、顔がみるみるうちに赤く染まっていった。

え、、?

、、、き、、

大陽

照れてませんっっ!///

っっ、、、笑

そっか、、、^^

ごめんね、気持ち悪いこと言って。

大陽

、、、/////

俺たちはカウンターBARに掛けていた。

彼の反応があまりにも可愛かったので、ついいじめたくなり、顔を近付けた。

大陽

ビクッ

また今度^^*

そうして席を立った。

建物を出て、風を浴びた。

夏の香りが鼻をくすぐった。

ふと空を見上げると、そこには太陽に照らされる月が浮かんでいた。

大陽

(ありえないありえないありえない、、、)

大陽

(なんでよりによってあんな男に、、)

大陽

(照れてんだよっっ、、、!)

大陽

はぁ、、、

自分が同性しか愛せないことは分かっていた。

そんな自分を知っていたからこそ、恋などしてこなかった。

線引きをしていた。

その線を越えて来ようものなら、いくらでも迎え撃つ耐性があると思っていた。

大陽

、、、、

大陽

最悪だ、、、

''可愛い''

彼の声で彼の言葉が脳を反芻する。

大陽

ドキッ、、

やっと収まってきた鼓動がまた煩くなる。

果たして5回会うのに、自分は耐えられるのだろうか、とてつもなく自信がなかった。

すぐに流されてしまう自分が悔しくてたいして飲めもしない酒を喉に無理矢理流し込んだ。

はぁ、、

久しぶりに緊張したな、、

言いたいことだけ言って帰ってきてしまった。

しかし、彼は確実に照れていた。

彼もゲイなのか。

んな訳ないよな笑

さーて、、

風呂風呂〜🎶

なんとなく気分が良かった。

自分に正直になってよかったと思った。

ふぅ〜

その時だった。

洗面所から電話の着信音が聞こえた。

期待してしまったのは、言うまでもない。

誰だよ、、

バスタオルで体を拭き、風呂から出る。

着信は、彼からだった。

え、、、??

まじかよ、、

、、、、

もしもs、、

大陽

(なんなんれすかもうっ、、)

は、、?

な、、おま、、

酔ってんの?

大陽

(酔ってますよ、、)

大陽

(あなたのせいれすからね、、!!)

全く状況掴めないんだけどおいw

大陽

(あなたになんかぁ)

大陽

(どきどきしたくなかったのに、、!)

大陽

(僕は流されやすいんですぅぅうう、、!!)

は、、、?

大陽

(ゲイなんです!!)

大陽

(男が好きなんです、、!!)

大陽

(クレームつけたいだけなら、やめてくらさい、、)

ちょちょちょちょ

ちょっと待って、

頼れるやつとか、友達とか居ないの?

大陽

(友達なんかいませんよぉぉっ!!)

おいおいまじかよ、、

ちょっとそこから動くなよ

迎え行くわ、、

外、雨だし

大陽

(あぁ、、)

大陽

(待ってます、、)

電話がブツっと切れた。

体が火照って鼓動が高鳴っている。

まじかよ、、

待ってますって、、

(可愛いかよ、、)

傘も持たず、家を飛び出した。

おっとおっと、、??!

読んでいただきありがとうございます、、!

やだもうキュンキュンしちゃう、、。

大陽が可愛すぎる、、、🤦‍♀️

はよくっつけ!!

さて、、と

次回は色々明らかになったりします、、!

お楽しみにっっ!

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コメント

1

ユーザー

ん?可愛すぎやしないかい?

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