こんばんは
今日も練習がてら頑張ります…!
mfdnです
それではどうぞ!!
mfくん
そう呼ぼうと何度思っただろう
俺は…
俺の声は…
届く筈なんてないのに
君は声が届かなくなってから
言葉1つ発さず
淡々と生きている
もう見えることすらない俺と
思い出の残るこの家で
君は1人。
寂しそうに、哀しそうに
誰とも会わずに
ずっと1人で。
会えない筈の
一方的な隠れんぼを
君は諦めない。
今日も君はいない
俺の隣で無邪気に笑ってくれたら
俺の言葉が喉を通るのだろうか
居ないはず…なのに
無意識に隣を空けて座るソファー
君は居るんじゃないかと
ずっと思ってしまっている
いつか見つけた時には
俺の勝ちだねって言わないと
俺は見つけるためのヒントを探すため
重いアルバムを手に取った
しばらくして、ある一枚の写真に目が止まった
昔行った花火大会。
開催場所の河原…
君がその後居なくなった場所…
俺は部屋着なのも構わず
外に出た。
君との隠れんぼに勝つ為に。
息を切らして、もたつく脚を必死に動かし
やっと。
嘘…ここに
来れたんだ。
…どうか、神様。
俺にもう一度チャンスを。
溢れそうになる涙を堪えて
足を動かした。
やっぱり居ない。
もう、隠れちゃったから
居ない…そうだよね。
後ろからそっと肩をつつかれた。
無邪気に笑う君。
…
mf
dn
mf
明るい顔で迎えてあげたかったのに
君がないちゃうと俺まで涙が出ちゃうよ
俺の手は透けなくて。 もう自由で。
君とこれからずっと居れる
mf
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耳でmfくんは囁いた。
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mf
神様、ありがとう
丁度1年前、
この河原で不運にも
俺は人混みに巻き込まれ、川へと落ちた。
mfくんの元にまた帰って来れて
すっごくよかった
もっと泣くかなと思ってた君も
やっぱり❤︎❤︎❤︎に走る君も
全部、俺のmfくん。
今迄の寂しさを脱ぐうように
大好きとmfくんに告げた。
もう、名前を呼んで無視されることもない。
たっくさん名前を読んで
神様がくれたチャンスを無駄にしないように
mfくんの手を強く握って
また泣き出した君を見ながら
俺の目からも雫が溢れた。
コメント
7件
一年ぶりの再会は最高過ぎます!! 再会できて良かった~!!! これからも頑張ってください!
感動が過ぎます!涙腺崩壊して夜中に泣くのを 必死にこらえてました!!短編でも泣けて、 チャットノベルでも普通の小説でも変わらず 高クオなのがすごすぎます、ほんとに。
よかった⋯😭 ほんとによかった!!!!!