ぬし
ゆう
ぬし
ゆう
ぬし
ゆう
現在の位置を住宅街。 茜色の空が私の帰路を照らしていた。
樋口ちゃんの介抱をしていたらなんか早く帰れることになったんだよね… ラッキーっと云って善いものなのか…
ちなみに好感度についてはあまりよく判らないけど、一旦敵性とかはないっぽい…
ゆう
通行人の好感度も見えるってのが邪魔なんだよね… これじゃ気になって集中できないよ…
__ドン!
?
ゆう
ドタ!
?
ボーッとしてて前見てなくて全く気付かなかった。
曲がり角に差し掛かったところで突然衝撃がきて、私はよろけながらなんとか態勢を立て直す。 恥ずかしい…考え事なんて家に帰った後にやれば良かった…
ゆう
顔を上げて謝った瞬間、 私は絶句のあまりによく判らない声を出してしまった。
多分語尾に何か入れるとするんなら わぁ(引)とかになると思う…。。
…なんせ 今、 私の目の前に居るのは
太宰
____太宰治。
私の"元上司"兼、 ポートマフィアの裏切り者なのだから。
ゆう
太宰
私はかなり昔からポートマフィアに居たから、その時代の太宰さんを知ってはいるものの…なんというか
ゆう
__あ~!! てか運命ってなに!? 帰らせろよ!
ゆう
私の言葉を聞いて「つれないねぇ」と軽口を叩く太宰さんにシンプルにムカついた。
彼が上司だった頃もよく心中に誘われたけど…まさかマフィアを辞めた後も云われるなんて誰が思おうか…。。
ゆう
ゆう
太宰
ゆう
___ピロン!
ゆう
さっきにも聞き慣れた音がして私は太宰さんの頭上に視線を向ける。 それから数秒もせずに、 また脳裏にあの音が響いてきた
ゆう
ってことはこの後は…
好感度が11上がりました。
やっぱそうだ。 樋口ちゃんの時と同じように脳内に片口で言葉が流れてくる。 そこで私はふと思った
…太宰さんからの好感度って幾つなんだ??
ちょっとした好奇心に感情が揺れる。 別に飲んだ薬にデメリットがある訳でもないし、見て損はない…ハズ。。 私はドキドキと逸る気持ちを抑えながら、太宰さんに視線を向けた
ゆう
チラリと太宰さんの頭上を見て私は周囲の目を気にする暇もなく、驚愕に声を漏らした。
好感度
__866
……
本能が「逃げろ」と 脳内へ警告音を出している気がした
コメント
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わわわ…好きすぎる……♡ヤンデレ系って良いですよね…!!
866…上がったから…855ありすぎ…