魅愛
私のことがどうでもいいからって一言私に言ってくれれば良かったのに
魅愛
もう好きじゃないって
魅愛
別れようって言ってくれたら
魅愛
私は蘭ちゃんのことを諦めることが出来たのに
蘭
俺が何の為にお前と別れたかそんなことお前にとってどうでも良いだろ
蘭
お前はこんなとこに居たらダメなんだよ
蘭
幸せになれよ
蘭ちゃんが部屋を出ようとする
魅愛
私が幸せになる方法を知ってるの?
魅愛
私幸せを勝手に決めつけないでよ
魅愛
私を幸せにしてくれるって言うなら
魅愛
私のことをもう一回好きになってよ
魅愛
それが出来ないくせにきっぱり言ってよ
魅愛
もう興味無いって
魅愛
今ここでそう言ってよ
魅愛
ほら早く
魅愛
言ってよ
蘭
お前だって勝手に決めつけんなよ
蘭
俺が好きでお前と別れたわけじゃねぇよ
蘭
考えてみろ
蘭
俺が危ねぇ奴だって知ってるだろ?
蘭
俺がお前と居るとお前が危ねぇから
蘭
だから離れたんだ
蘭
ただそれだけだ
蘭
言っただろ早く帰れよ
パチン
魅愛が蘭の頬を叩いた
蘭
なんで俺の頬をぶつんだよ?
魅愛
私にそのことを一言でも言ってくれれば
魅愛
それを言ってくれれば良かったのに
魅愛
なんで1人で抱え込むのよ
魅愛
蘭ちゃんのそういう所嫌い