ゆうや
いや急にそんな
ゆうや
嘘だろ?
少年
嘘じゃない
少年
タイムリープにはタイムリミットがあるんだ
ゆうや
いやそんなお前なしで会社の経営なんか無理だよ!
少年
無理じゃない
ゆうや
少年!何とかならないのか!
少年
ゆうやきけ
ゆうや
無理無理!絶対無理だ!
少年
ゆうや!きけ!
ゆうや
なんだよ、
少年
今無理だと思ってるな?
ゆうや
ああ
少年
いいか一回しか言わないからよく聞け
少年
無理だと思った時こそ自分を信じろ
少年
お前は
少年
何でもできる
ゆうや
は?何でその言葉お前が
ゆうや
え?もしかして父さん?
少年
そうだ俺は過去のお前なんかじゃない
少年
過去のお前の父親だ
嘘だろって思った でもそう考えると全て納得いく妙にこいつに言われると落ち着くし 第一俺の昔はこんなにしっかりしてない
少年
俺のことだからわかる
少年
遺言書とは別に俺の机の引き出しにお前宛の手紙を入れておくから読め
じゃあな
じゃあな
ゆうや
そんな!父さん!いやだ!
少年は消えた
ゆうや
ううっ
ゆうや
もっと話していたかったよ父さん
ゆうや
手紙が入っているって言ってたな
手紙の中
お父さん
よう、これを読んでるってことは
お父さん
過去の俺がきたのかな
お父さん
あいつめっちゃ生意気だろ笑
お父さん
でもなあいつがおるおかげで父さんは安心して死ねたんだ
お父さん
父さん昔に未来の自分の子供に会いに行ったことあるから
お父さん
でなお前は自分を過小評価しすぎてる
お父さん
過去の俺にも言われたろうが自分を信じろ
お父さん
何よりお前は自慢の父さんの子だ!
だから大丈夫!
だから大丈夫!
お父さん
追伸
お父さん
ゆうや愛してるよ
ゆうや
うっうっとうさん
涙が止まらなかった
ゆうや
父さん約束するよ俺この会社成功させてみせる
なんたって俺は助けられたから
2人の父さんに