桃青　噛み

「この中から一つ選んで？」

「一日中付けて貰うから」

「ｯ…はｯ？」

「ん？聞こえなかった？」

「一つ選んでって言ってるんだけど」

「分かってるよｯｯ」

「けどｯ何でｯ、」

「何、驚いてんの？」

「当たり前でしょ？」

「俺にこれ付けたんだから」

「だからって」

「無理に決まってｯ…」

「へぇ、無理なんだw」

「別に良いよ」

「やらなくても」

「じゃあｯ」

「ただ」

「これはどうなっても知らないよ？」

「ｯ…/」

「ほらw」

「もうお前に選択肢はないの」

「分かったら黙って従えよ」

「ｯｯ…」

「www」

「じゃあ、あと5秒ね」

「ｯ!?」

「ごー」

「よ～ん、さーん」

「にーい」

「いーち」

「ぜーろｯ」

赤　「おはよ～」

黄　「wおはよ」

「寝癖付いてますよww」

赤　「うわｯマジじゃん」

　　「るぅちゃん後で直して」

黄　「しょうがないですねw」

「良いですよw」

赤　「やった～」

黄　「あれ？」

「まださとみくん来ませんね」

赤　「ね〜」

　　「最近は遅刻ゼロだったのに」

黄　「あ、来た」

桃　「や～、遅れた遅れたw」

赤　「遅いぞ〜ww」

黄　「ww」

「じゃあ行きましょうか」

桃　「…ww」

ｶﾁｯ

赤　「あ、そーいえば」

　　「その絆創膏どうしたの？」

黄　「わ、本当だ」

「血出てるじゃないですか」

桃　「…んぁ？」

　　「あぁ、これ？」

　　「新しく飼った猫にね」

赤　「また猫ちゃん飼ったの!?」

黄　「これで5匹目ですか？」

「多いですねw」

ｶﾁｶﾁｯ

赤　「えぇ～いいな〜」

　　「名前は？種類は？」

　　「どんな性格の子？」

桃　「かわいいよw」

　　「生意気な子だけどw」

　　「躾し甲斐あるしw」

ｶﾁｯｶﾁｯ

ｶﾞﾀｶﾞﾀﾝｯ

青　「ｯｯ~~~/」

ﾓﾌﾞ　「ちょｯ、ころん」

　　「大丈夫か？」

青　「だぃｯじょうぶｯｯ」

ﾓﾌﾞ　「でも、顔赤いしｯ」

桃　「うわ、ほんとじゃん」

ﾓﾌﾞ　「あ、さとみさん…」

青　「ｯｯ…」

桃　「俺、保健室に連れくよ」

　　「捕まって？」

青　「ｯいい」

桃　「…」

ｶﾁｯｶﾁｯ

青　「ｯｯん"ｯ…/」

ｶﾞｼｯ

桃　「ほら ふらふらじゃん」

　　「行くよ」

桃　「はぁ…」

青　「ん"ｯはぁｯ、/」

桃　「www」

　　「声出せなくてつらいでしょw」

青　「ｯｯ~~」

桃　「www」

　　「また、可愛く鳴いてよw」

ころん♡

青　「ｯｯ~~♡」