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罪と音

第32話 - 第32話価値

2025年08月06日

#カグラバチ

#8本目の妖刀

ゼロポテト

柴

(なんか握ったな…)

漣天理

…

ドカァンドコォ

柴

(速度も威力も桁違いになっとんな)

フッ

漣天理

触るなぁ！

ドカァン

漣円慈

(移動しない…やはり限度はあるなら…畳み掛ければ)

ドカッ

漣円慈

グッ

ポココ

ジァラ⚔️

漣京羅

(これ使え)

ヒュン

六平千鉱

結

柴

ナイスタイミング

六平千鉱

ちょうど良かったですか？

柴

バッチリや

柴

刳雲どうやまだやれそうか？

六平千鉱

今の結で万全の鳴1.8回分ですかね

六平千鉱

まぁでも上手くやります

六平千鉱

…

六平千鉱

なぜ奴が妖刀の力を

柴

なんか石みたいなの握ってたわ

六平千鉱

(雫天石の完全制御は妖刀以外ありえない使えば恐らく…死ぬ！)

六平千鉱

お前天理だろ

六平千鉱

それがどんなものか分かって…

漣天理

知ってる！！

漣天理

俺は！

漣天理

役目を全うするだけだ！！

柴

一旦引いて効果消えるのをまてば…

六平千鉱

いや…手遅れならせめて

六平千鉱

正面切って弔ってやる

廊下

音原琴美

着いた！

音原琴美

…ん？

音原琴美

あれは…神奈備？

緋雪

…、

緋雪

なに見てんだ？

音原琴美

あ…

音原琴美

どうも

多福

緋雪

多福

カザネが言ってたのって

緋雪

…こいつだな

緋雪

おい！刀置け

音原琴美

断る

音原琴美

どうせこの楽座市終われば六平千鉱も本部まで連れてくでしょ

音原琴美

そんとき一緒に行くから今は見逃してくれない？

緋雪

なんであいつを知ってるのか知らんが…まぁいい

威葬

漣伯理

…

漣宗他

少し使えるようになっただけで自惚れるなよ

漣宗他

漣家のみんなは優秀で可愛くない

漣宗他

もう今死んでさ

漣宗他

可愛いままバイバイしような？

漣伯理

…

数年前

漣伯理

また食べてないじぁないか

氷の肌の女

いいよ別に

氷の肌の女

屑に売られて…また買われるなら死んだほうがマシ

漣伯理

お前の気持ちは関係ない

漣伯理

お前は貴重な商品だ楽座市のために食べてもらわないと

漣伯理

蔵に入るまでの面倒を任されたからには

漣伯理

痛め付けてでも食わせるしそれでも食わずに倒れれば点滴するからな

漣伯理

とにかく絶対死なせない

氷の肌の女

…

氷の肌の女

食事は人と楽しくとるものよ

漣伯理

独房からは移せない

漣伯理

分かってるだろ

漣伯理

冷気を出し続けるお前のその特異体質

漣伯理

他の商品に悪影響が出る

氷の肌の女

…独房から出せなんて言ってない

氷の肌の女

私は食事にの時の話し相手がほしいだけ

漣伯理

はぁ？

氷の肌の女

あれ…初？ドキドキしちゃうか

漣伯理

黙れ…！！

漣伯理

……話し相手がいれば食べるのか？

氷の肌の女

少しは喉通るかも

漣伯理

…なら…やってやる

漣伯理

(楽座市の為だ)

氷の肌の女

ねぇ

氷の肌の女

指どしたの？

漣伯理

…これは

氷の肌の女

…いじめ？家族なのに

氷の肌の女

まぁでも道具使うのはたまにだ

漣伯理

まぁ…そう

漣伯理

兄さんはよくものを失くす

漣伯理

今までだってことごとく失くして

漣伯理

消えたー言って普通の暴力に戻るんだ

漣伯理

今回もすぐ戻るよ

氷の肌の女

素手だからいいわけないけどペンチはやりすぎだね

氷の肌の女

貸して

漣伯理

何を？

氷の肌の女

指

氷の肌の女

ちゃんと冷やした？

氷の肌の女

こうやって

ぎゅっ

漣伯理

冷たっ

氷の肌の女

やっぱり理由は分かんないけど除け者にされてるんだね

漣伯理

やっぱり？

氷の肌の女

なんだか安心があったの

氷の肌の女

除け者同士

氷の肌の女

ねぇ一緒に逃げようよ

漣伯理

…おい

漣伯理

おれを惑わそうって魂胆か

氷の肌の女

…でも同情したのは本当

漣伯理

…勘違いするな！

漣伯理

俺は商人でお前は商品だ！

氷の肌の女

…

漣伯理

話し相手してんのは楽座市の為だ！

氷の肌の女

家族は苛めるのに？

漣伯理

それは…俺が役立たずだから仕方がないんだ…だから少しでも役に立ちたいんだ…！！

商品は完食するようになった

前より元気になった

本当によかった

俺は家族の役に立ちたいんだ！！

氷の肌の女

…どうしたの？

漣伯理

別に…長かっただけだ

漣伯理

それより…ここでの最後のご飯だ

漣伯理

明日から蔵にいく…ほら食べて

漣伯理

俺は仕事を全うする

氷の肌の女

…なんで我慢するの？

漣伯理

俺が役立たずだから仕方がないんだ！

氷の肌の女

かわいそうな人

氷の肌の女

折りに囚われてるのはあなた

漣伯理

俺に何の価値があるんだ？

氷の肌の女

私と話してくれた

氷の肌の女

ごはんも美味しく食べれたし

蔵搬入当日

漣伯理

…今日もご飯食べよう

氷の肌の女

昨日最後って…

漣伯理

外…食い行こう

氷の肌の女

気が向いた？

漣伯理

まんまと

漣伯理

お待たせ

漣伯理

行こう

スッ🔪

漣伯理

…なにそれ

氷の肌の女

置いてた…たぶん商品？

漣伯理

じゃなくて…

氷の肌の女

こうするために出してほしかったの

氷の肌の女

ごめんね

氷の肌の女

こんな肌じぁいきる意味ないからね

漣伯理

いや…君の肌は俺の傷を癒してくれた

氷の肌の女

私が愛した人もそう肯定してくれた

氷の肌の女

けど彼は私を売った

氷の肌の女

もう知ってるの

漣伯理

…待って…話…ッ俺との話は…

楽座市が心を殺したんだ

漣伯理

…俺が殺したんだ

じぁあさ

あの言葉は全部出任せだったのかな

それでも

ゴト

漣宗他

？

罪と音

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