あの残酷な世界は、
あの音から始まった。
荷背野
祐二
荷背野
祐二
拍羅
ガタッ
荷背野
目を覚ましたところは、
狭い狭い牢獄の中
中には、VRゴーグルと、
コンピュータがあった。
荷背野
荷背野
焦っていても何も始まらない。
そう決めた荷背野は
すぐにコンピュータを開いた。
そこには、こう書かれていた。
(ここから出たいから、出たかったら下を見てごらん。)
荷背野
荷背野は、下を見た。
荷背野
荷背野は、すぐに牢獄のカギを開けた。
好奇心からか、それとも復讐心からか、じっとしていられなかったのだろうか。
そこから荷背野が見た世界は、
荷背野
荷背野
荷背野はとっさに隠れた。
荷背野
荷背野
荷背野
荷背野は、とっさに逃げた。
隠れていた方が安全だっただろう、なぜ逃げたのだろう。
逃げた先には、青年がいた。
どうやらコンピュータで情報を送ってくれていたとのことだ。
荷背野
荷背野
青年
荷背野
荷背野
青年
青年
と同時に、右の壁が壊れた。
右から、ボスのようなロボットが出てきた。
青年
渡されたのは、切れ味の良さそうで、刃先の長いナイフだった。
青年は銃だ。
青年
ロボットの腕についている、刃物で、青年は切られた。
荷背野
荷背野
荷背野は、相手の背後に回り込み、
首を落とし
ジュバッ
荷背野
そこからか隙をついて、
一刀両断!
荷背野
そして、荷背野は青年に頭を下げて、出口に向かった。
そしてカギは開いた。
そこに待っていたのは、広い草原。
そして全てを込めた思いが、一滴の涙に詰め込まれて流れた。
という夢をゴーグル越しに見続けてるのであった。
あなたが見ている、家族は本物ですか、
友達は本物ですか、
あなたは本物ですか。
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