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悠真

…イタタ…

僕の名前は悠真

何故か分からないけど、両親から嫌われている

いつもご飯は使用人の残り物だけだし、扱いは家畜以下だ。

今日も頬を叩かれて、頬が赤くなってしまった。冷やさなきゃ…。

悠真

はぁ…またかぁ…

悠真

とりあえず、冷やすもの探してこよ…

そう思って、僕はキッチンに向かった。冷凍庫に、保冷剤が入っているはずだ。

悠真

あ、あった

悠真

(良かった、保冷剤あって…)

悠真

(頬を保冷剤で冷やす)

悠真

ていうか、なんで僕って嫌われてるんだろ…(ボソッ)

悠真

(まあいいや…早く部屋戻ろ)

ちょっとアンタ!何してるのよ!

悠真

(あ、まずい…バレた…)

悠真

…保冷剤を取りに来ようかと思って…

言い訳するな!

部屋から出てくるなって言ったでしょ!いい加減にしなさい!

悠真

ご、ごめんなさい…

悠真

(…頭、イタイ…声が響く…)

あぁもう!あんたのせいで最悪だわ!

もういい…!どうせあんたは今日捨てるつもりだったから、別にいいわよね…!

悠真

(捨てる…?いい…?どういう意味…?)

お父さん!来てちょうだい!

どうかしたのか?何かあったのか?

…あぁ、なんだ、お前か。

ちょっと聞いてちょうだい!

この子ったら、また勝手に部屋を出たのよ!?ほんっと信じられない!

なんだと!?あれだけ部屋からは出るなと言っただろう!

いい加減にしろ、この疫病神!

お前の穢れた菌に触れてしまったらどうしてくれるんだ!

悠真

…すみません…

悠真

(疫病神、ねぇ…)

悠真

(お前らが産んだくせに…だったら産むなよ…)

それでね、お父さん。こいつもういいでしょ?やっちゃいましょう。

その方がこっちにも好都合だわ。

そうだな。

…おい疫病神!さっさとこっちに来い!

悠真

…はい。

悠真

(だから何を…めんどくさい…)

悠真

(え…何ここ…)

悠真

(薄暗い…てかこんなところあったの?知らなかった…)

悠真

あ、あの、どうしてここに…?

うるさい!黙れ!喋るんじゃない!

いい加減にしなさいよ!この疫病神!欠陥品!

いい!?あんたは私達よりも劣ってるの!図に乗るんじゃないわよ!

はぁ…まあいい。とりあえず、この儀式は完璧にやろう。

悠真

(儀式…?)

悠真

…って、ちょっ…は…!?

悠真

(待って待って待って…!)

悠真

(あれ…まさか…や、やばい、逃げっ…)

ボコッ

悠真

う"ッ…!?

逃げ出そうとなんて思うなよ…!お前は呪いを掛けられて死んでいく運命なんだからな!

悠真

や、やだ…!ねぇ、待ってよ!この呪いってヤバいやつじゃん…!

悠真

待ってってば、父さん!母さん!

だけど、母と父は僕を一瞥した後、振り返らずにこの部屋から去って行った。

悠真

やっ…お、お願い、待って!僕を置いて行かないで!

悠真

やだ…やっ、いやだぁぁあぁあ!!

そのまま僕は、変な真っ黒なモヤモヤした物体に覆われて、気を失ってしまった。

それから何時間も経った後。

再び目を覚ますと、知らない場所にいた。

恐らく、両親が僕をここに放置したのだろう。

悠真

なんだよ、ここ…

悠真

僕、こんな場所知らないんだけど…

悠真

(とりあえず、どこかに家無いか探そ…)

悠真

(タッタッタ)

悠真

はぁ…はぁ…何、ここ…

悠真

(疲れた…休も…)

悠真

((ベンチに座る

悠真

てか、この呪い解かなきゃヤバい…

悠真

(早くしないと、僕が死ぬ…)

母さんと父さんがかけた呪いは、とても残酷なモノだった。

僕の身体や脳を、徐々に闇が蝕んでいき、最終的に悶え苦しんで死ぬという、とても残酷な呪い。

悠真

はぁ…僕、そんな恨まれるようなことしてないんだけど…

悠真

(うぅ…どうしよ…)

悠真

(…あ!そうだ!)

悠真

神社に行ってお祈りすれば、もしかしたら治るかも…!

悠真

(なら、あそこに行こう。あそこなら、きっと…!)

悠真

(早く行かなきゃ!)

悠真

((走って神社に向かう

悠真

(タッタッタッタッタ)

悠真

・・・

悠真

…ここ、どこ…?

悠真

(おかしいなぁ…道順通りに来たはずなのに…)

悠真

…なんだか、ここ、懐かしい気がする。

悠真

(結構前に、こんな感じの地形の場所で、誰かと話してた気が…)

悠真

う"っ…頭、いた…っ

悠真

(…また、この感覚…最近多いんだよなぁ…)

悠真

まあいいや…とりあえず、早く神社に行かなきゃ…

悠真

つ、着いたぁ…!!

悠真

(何時間歩いたんだろ…)

悠真

(とりあえず、お祈りしなきゃ…)

お祈り終わったよ☆

悠真

これで、呪いが解けるといいんだけど…

悠真

…そういえば、なんか、ここも懐かしい気がするかも…

悠真

前に、ここに来たことあったっけ…?

悠真

…誰かと、一緒にいた気がする…

???

ーーーー。

記憶の中の悠真

ーーー!

???

ーーー?

記憶の中の悠真

???

ふふ、楽しそうだね、○○。

記憶の中の悠真

うん。楽しいよ。

記憶の中の悠真

だって、ーーと話してると、なんか楽しいんだもん。

???

そうか…ボクも楽しいよ、○○と話していると。

記憶の中の悠真

んへへ…//

???

おや?どうしたんだい?顔が赤いようだけど。((クスクス

記憶の中の悠真

もー!からかわないでよ!

???

ふふ、ごめんね。

???

だって、ーーが可愛いから、ついからかいたくなるんだよ。

記憶の中の悠真

…まあ、それなら許すけど…

???

ふふっ((クスクス

記憶の中の悠真

あ!またぁ!

記憶の中の悠真

全くもう…相変わらずだなぁ、

記憶の中の悠真

“琥珀”は…

悠真

…琥珀…?

悠真

誰、それ…

悠真

う"ぐっ…

悠真

痛いッ…

悠真

知ら、ない…

悠真

そんな人、知らない……何これ…ッ

パァァァァァ((突然、目の前が光り輝く

悠真

え、は!?ちょっ…

ピカァァァア

…ストン

???

…ふぅ、久しぶりだなぁ、この感じ。

???

おや?君は…

悠真

(だ、誰!?)

悠真

(急に光が出てきたと思ったら、光の中から人!?意味がわからない…!!)

悠真

(てか狐の耳と尻尾がある…え、もしかして、この神社の…神様…?)

悠真

あ、あの、えっと…

???

…!君、もしかして…!ゆう──…

悠真

…?

???

…いや、なんでもない。

???

そういえば、自己紹介がまだだったね。

悠真

あ、はい…

悠真

あ、先に僕が自己紹介します。

悠真

えっと…
僕は白尾 “悠真”です。

???

悠真、か…

悠真

?あの…?

???

あ、いや、なんでもないよ。

???

ボクは

琥珀

琥珀だ。………久しぶり、いや…初めまして、だね。

悠真

え…?

悠真

(“琥珀”…?)

悠真

(琥珀って、さっき見た記憶で、記憶の中の僕が呼んでた人の名前じゃ…)

悠真

ど、どういうこと…?((ボソッ

琥珀

どうかしたのかい?

悠真

い、いえ!なんでもないです!

悠真

え、えっと…

悠真

あなたは、この神社の神様ですか…?

琥珀

うん。そうだよ。

悠真

え"っ…!

悠真

(めちゃくちゃアッサリしてる…)

悠真

(まあいっか…)

琥珀

それで、君はどんな用件でここに来たんだい?

悠真

あ、僕は、その…

悠真

…実は、両親に、とある呪いをかけられまして…

琥珀

呪い?

悠真

はい…

呪いについて説明する

悠真

…こんな感じの呪いでして…

琥珀

ふむ…

悠真

それで、この呪いを解く方法を教えて欲しいんです。

悠真

神様なら、この呪いを解く方法が分かるんじゃないかって、思って…

琥珀

なるほど…

悠真

知って、ますかね…?

琥珀

ああ、もちろんだよ。

悠真

ほ、本当ですか!?

悠真

(良かったぁ…!!)

悠真

あの、それなら、教えてください!

悠真

どんな方法なんですか!?

琥珀

それはね。

琥珀

簡単だよ。

琥珀

ボクとーーーーすれば呪いは解ける。ほら、簡単だよね?

悠真

……

悠真

え"っ…

悠真

えぇぇええぇえ!!?

ぬこ様(腐男子ヌッシー)

今回の物語はどうでしたか?

ぬこ様(腐男子ヌッシー)

この書き方は初めてするので、所々変な箇所はあると思いますが、大目に見てください!

ぬこ様(腐男子ヌッシー)

では、第3話…ではなく、物語的には第2話ですね!

ぬこ様(腐男子ヌッシー)

第2話、『呪いを解くには』までお待ちくださいっ!

ぬこ様(腐男子ヌッシー)

ではまた今度まで!
🐾(*‎´꒳`*ฅ)ꪆ

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