桃青『桜と"5色"の花』

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cpは桃青です

兄弟パロ

今より少し先のお話𓈒𓂃◌𓈒𓐍

21xx年

僕のふたつ上の兄、ころにぃが唐突にそんな事を言い出した

全員がそう答えるところにぃがクスッと笑った

そう言ってころにぃが見せてきたのはつぼみの調査結果の記事だった

この2人は毎回同じようなやり取りしないとダメなんでしょうか、

ボケとツッコミが変わるだけで毎回同じやり取り、兄ふたりがこんなのなんて頭が痛いです、、

出ましたさとにぃのころにぃ贔屓

ブラコンが酷いんですよこの人

こっちでは莉犬にぃとさとにぃがくだらないことで言い合ってるし、、

このままでは絶対家中が大騒ぎになる、仕方ないし言ってあげますか

本当は僕もちょっとだけ行ってみたいことは秘密ですよ？

こんなのが兄なんて、、(本日二回目)

ころにぃは周りの風景をまじまじと観察しているように見ていた

桜はここら辺には生えていないのに頭大丈夫でしょうか

景色もの後は聞こえなかったがそう言ったころにぃの顔は少し寂しそうだった

ころにぃにこんな知識があったとは、

なんかあのころにぃが少し、ほんの少しだけ頼れるお兄さんみたいに見えてムカつきます、

皆が思わず感激の声をあげる

その場所は空の水色と桜の桃色、そして雲の白色でひとつの作品を描いているような幻想的な場所だった

僕らがレジャーシートを引いた少し遠くの場所にころにぃは居た

そう言いながらころにぃに向かって歩き出す

ころにぃの真横まで来た時ころにぃが5種類の花をずっと見ていることに気がついた

その時のころにぃの顔は先程とは比べ物にならないほど辛そうな顔だった