夕方の電車内
湊
湊
この時間帯はいつも電車が混むのです。
湊
湊
湊
湊
少しくらい大変でもいいんだ。
誰かの力になれる事が とても嬉しい。
自分に出来る事は少ないから・・・
湊
あれ?窓の外に何かいる。
あれは怪獣ポンポコドンじゃないか!
このままじゃ犠牲者が出てしまう!
湊
説明しよう!
怪獣が現れるときだけ 僕の身体は巨大化できるのだ!
湊
湊
湊
湊
湊
湊
湊
湊
湊
湊
湊
こうして怪獣ポンポコドンは自分の家へ帰っていった。
良かった。 誰かの力になれて・・・
湊
やばいやばい。
また出来もしない 妄想をしてしまった。
人見知りで弱虫の僕が
誰かの力になれる訳がない。
お婆さんに声をかける 勇気がなくて
席すらも譲れないこの僕か・・・
お婆さん
湊
お婆さん
え?うそ
妄想じゃなかったの?
お爺さん
え〜?あなたもですか?
女の子
マジですか〜!
妄想が行動に出ちゃってるとか 恥ずかしいよ〜!
でも・・・
こんな僕でも 誰かの力になれた。
なんか嬉しい。
怪獣ポンポコドン
湊
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