私たちは…いわゆる殺し屋だ
牡丹
ミラーイ!そっち終わったネ?
未来
はい
牡丹
後処理は?
未来
終わりました
そして私は、この方…牡丹さんの弟子だ
牡丹
ミライ
未来
はい
牡丹
ちょっと説教あるネ
未来
えっ……
未来
な、何か牡丹さんに粗相でもしてしまいましたか…?
牡丹
いや!そうじゃなくてネ!
牡丹
ミライはちょっと自分のことも考えるネ!
牡丹
いつもワタシのためって言ってるけど…
牡丹
自分の命ぐらい大切にするネ!
牡丹
そんなことも出来ないなら殺し屋失格ネ
未来
っ…
未来
申し訳ございませんでした…
未来
(ああ……)
未来
(なんてなんてお優しい方…)
未来
(こんな私に…希望をくれる)
未来
(貴方が生きることが私の生きることなんです)
未来
私は…
未来
牡丹さんのためなら火の中水の中
未来
どんな苦痛も喜んでお受けします
牡丹
なっ…!だから…っ!
未来
でも……
未来
牡丹さんがそれで悲しむのであれば
未来
死ぬなと言うのならば
未来
その命令を意地でも破りません
未来
あなたを崇拝するために
未来
崇めるために
未来
幸せにするために
未来
尽くすために生まれてきました
未来
牡丹さんが生きろと命令してくださるのであれば
未来
私はとことん生きます
牡丹
はぁ〜…
牡丹
そう言うことじゃないネ…
牡丹
でも、生きてくれるならそれでいいネ
牡丹
でも…ワタシはミライが大切ネ
牡丹
ほんとにほんとに大切だから
牡丹
それだけ忘れちゃダメ!わかったネ?
未来
っはい!!
未来
(嬉しい…嬉しい…)
未来
(牡丹さんが私を求めてくださる)
未来
(あぁ…幸せ…)
未来
(やっぱりあなたは神をも凌駕する…)
未来
(愛してます…)
未来
(牡丹さん…っ!!)