赤
青
紫
橙
黄
橙
黄
目の前で楽しく おしゃべりを繰り広げる紫青
その隣に黄ちゃん 俺の隣には橙くん
赤
遅刻者1名
橙
赤
青
黄
桃
紫
橙
桃
黄
黄
赤
桃
赤
桃
紫
青
黄
桃
赤
桃
赤
桃
赤
桃
赤
桃
橙
紫
青
黄
橙
桃
紫
青
それから色々話して 各自解散となった
黄
赤
青
黄
青
紫
黄
橙
黄
橙
赤
桃
赤
桃
赤
桃
赤
赤
桃
桃
赤
桃
桃
赤
桃
赤
赤
赤
桃
赤
赤
赤
桃
赤
赤
桃
桃
赤
桃
赤
俺と桃くんは似た者同士だって、 この前そう言ったけど やっぱり違うかな
赤
赤
母
バチンッ
赤
俺の父親は頻繁に夜遊びをしてた
その度に優しいお母さんは 人が変わったように俺に暴力を振るった
赤
母
母
そんなことを言われても 俺は母親のことを 嫌うことはできなかった
ドンッ!!
赤
赤
母
俺はいつの日か 痛みを感じなくなっていた
バチンッバン!!
母
母
ギュッ
赤
赤
赤
母
先生
母
赤
先生
なにそれ
言ってることがめちゃくちゃだよ
母
赤
母
先生
先生
赤
俺は小さい頃の環境で 痛みに関する感覚がズレていた
先生
母
結果俺は 中学を退学することになった
母
赤
母
赤
母
バチッ!!
赤
母
母
母
赤
母
母
赤
今までは勢いに任せて 俺に消えろって言ってきてたけど
こんなに静かに、泣いて、 消えて欲しいと 悲願されたことはなかった
赤
本当は出ていきたくなんてなかった
痛みを感じないことも お母さんが大好きなことも
自分に勇気がないせいで 全部伝えずに終わってしまった
赤
赤
桃
思えば、今までこんなに人から 好意を向けられたことは 無かったかもしれない
赤
桃
赤
桃
赤
桃
赤
桃
赤
桃
赤
桃
何こいつきしょ ストーカーかよ。
赤
この前桃くんが美術室で 俺の言葉に動揺したせいで 少し期待してしまった自分が嫌になる
桃
赤
桃
これは新手の告白だろうか
そのあざとさを 全然可愛いとは思わないけど
桃くんの勇気に免じて 俺も少し素直になってみることにした
赤
桃
赤
桃
桃
桃
赤
赤
赤
赤
桃
赤
赤
桃
赤
桃
赤
桃
色々遠回しに 言うことしかできなかったけど
いつか絶対 俺も桃くんと並べるように なれたらいいな
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