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山の麓の林を抜ける
ちょっと足場の悪い道は成瀬くんに手を引かれるままに走った
成瀬(nqrse)
成瀬(nqrse)
成瀬(nqrse)
波瑠香
波瑠香
.
.
.
.
.
そして、道を抜けた先には木々でできた大きな小屋があった
成瀬くんは私の手を握ったまま、その小屋に近づく
そして、小屋のドアを開けた
成瀬(nqrse)
成瀬(nqrse)
ドアを開けて中に入り、不愛想な挨拶をする成瀬くん
私は、成瀬くんの背中に隠れていた
彼方(そらる)
彼方(そらる)
落ち着いた声…
チラッと小屋の中を見ると、
中には、私と同い年くらいの男女がいた
真冬(まふ)
成瀬(nqrse)
棗(96猫)
棗(96猫)
成瀬(nqrse)
中にいる子たちと話し始める成瀬くん
すると、
坂田
坂田
坂田
成瀬(nqrse)
急に成瀬くんが手を離した
その手は私の背中にまわり、グッと背中を押した
波瑠香
背中を押されて、前に出る
全員
全員
小屋にいた子達は私を見た瞬間、成瀬くん以外「え"」と声を出した
そして、固まった
浦田(うらたぬき)
浦田(うらたぬき)
真冬(まふ)
真冬(まふ)
棗(96猫)
浦田(うらたぬき)
浦田(うらたぬき)
棗(96猫)
棗(96猫)
棗(96猫)
そう言って、盛り上がる一人の女の子
成瀬(nqrse)
成瀬(nqrse)
伊吹(Eve)
成瀬(nqrse)
波瑠香
彼女…?
かのじょ…
カノジョ…
私が、成瀬くんの______
成瀬(nqrse)
波瑠香
いきなりの私の声に、みんな驚いていた
波瑠香
波瑠香
波瑠香
成瀬(nqrse)
棗(96猫)
棗(96猫)
波瑠香
棗(96猫)
棗(96猫)
棗(96猫)
棗(96猫)
浦田(うらたぬき)
坂田
坂田
そう言って、私に向かってニコニコと手を振る坂田くん
チラッと、成瀬くんを見ると
成瀬くんは反対側を向いていた…
彼方(そらる)
彼方(そらる)
彼方(そらる)
成瀬(nqrse)
成瀬(nqrse)
彼方(そらる)
藍色の髪をした男の子が私を見た
しばらく私を見ていると、ふんわりと笑った
彼方(そらる)
彼方(そらる)
彼方(そらる)
波瑠香
秘密基地にしてはとても豪華だ
電気だってあるし、水道も通ってるみたいだし
それに、ソファーやカーペットも…
本棚にテーブルまであるし…
波瑠香
波瑠香
彼方(そらる)
真冬(まふ)
彼方(そらる)
浦田(うらたぬき)
坂田
棗(96猫)
奏(そう)
奏(そう)
棗(96猫)
波瑠香
【現実逃避】
大人から逃げる…、好都合かもしれない……
そう思っていると、藍色の髪の男の子はまたふんわりと笑った
彼方(そらる)
彼方(そらる)
波瑠香
私は、その言葉を聞いて成瀬くんを見た
成瀬くんも私を見て、目が合う
波瑠香
成瀬(nqrse)
成瀬(nqrse)
波瑠香
波瑠香
波瑠香
波瑠香
波瑠香
全員
『名前はあるの?』
私がそう聞くと、私以外の全員は下を俯いた
波瑠香
彼方(そらる)
波瑠香
ひとつの団体で
大人から逃げるためにここにいる…
けど、団体名はない……
波瑠香
波瑠香
成瀬(nqrse)
全員
波瑠香
つい、お腹を抑えて笑ってしまう
真冬(まふ)
真冬(まふ)
棗(96猫)
浦田(うらたぬき)
奏(そう)
坂田
坂田
彼方(そらる)
笑いを収めようとするが、なかなか出来ない…
波瑠香
成瀬(nqrse)
成瀬(nqrse)
そう言って成瀬くんは、私の背中をポンポンっと叩きながら一緒に笑う
すると、藍色の髪の男の子は大きい咳払いをした
その咳払いに、私と成瀬くんの笑いは徐々に収まっていった
そして…、
彼方(そらる)
彼方(そらる)
彼方(そらる)
波瑠香
波瑠香
そう言うと、藍色の髪の男の子は納得したように笑って「よし、」と言った
それとほぼ同時に、「ほ~い!」という陽気な声が聞こえた
棗(96猫)
棗(96猫)
棗(96猫)
……To be continued
♡300いったらつづきだします!