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熱い冷やし中華
熱い冷やし中華
熱い冷やし中華
熱い冷やし中華
〜数年後〜
ナースステーションで朝礼が行われていた
先輩ナースが淡々と話していた
先輩ナース
静かな沈黙
先輩ナース
先輩ナース
新人ナースたちの間がざわつく
先輩ナース
少しの間
先輩ナース
空気が一気に重くなる
先輩ナース
何事もなかったように朝礼が終わる
新人ナース
新人ナース
先輩ナースは笑いながら言う
先輩ナース
そして一枚のカルテを渡す
先輩ナース
新人ナース
先輩ナース
先輩ナースは訳ありに微笑む
扉の前
小さく1231と書かれている
ふと新人ナースはカルテに目を落とす
新人ナース
次のページをめくって手が止まる
新人ナース
喉がなるそれでも扉を引く
奥
ぼんやりと見える影
車椅子に誰かが乗っているが俯いたまま動かない
新人ナース
一歩近く
その時
カタン
小さな音が病室内に響く
足元に落ちていたものを新人ナースは拾う
それは一枚の写真だった
少し色褪せている
新人ナース
そこに写っているのは昔の恋愛総合病院だった
笑っているナースたちと明るい廊下
まだ壊れてない頃
その中心にいるのは
新人ナース
ゆっくりとその''患者''の顔を見上げる
するとカタンと音が鳴った
もう一度音車椅子の人物がわずかに動く
新人ナースの呼吸が止まる
患者の顔がゆっくりと顔を上げる
真っ黒な目
歪んだ笑顔
新人ナース
くるっと車椅子ごとゆっくり回る
ぎぃ…ぎぃ…と音がなる
患者は不自然に笑っている
まるで壊れたように
ずっと
???
一瞬の沈黙
患者
end
熱い冷やし中華
熱い冷やし中華
熱い冷やし中華
熱い冷やし中華