テラーノベル
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isg
潔が指さす。
迷いがない。
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蜂楽が軽く応じる。
氷織も、何も言わずについてくる。
三人。
自然に並んでる。
isg
その光景に、少しだけ違和感を覚える。
当たり前みたいに、並んでる。
でも。
本当は“当たり前”じゃない。
裂け目が、開く。
黒が、落ちる。
同時に。
もう一つの影が動いた。
聞き慣れた舌打ち。
rn
凛。
すでに一体を仕留めている。
残り、三体。
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潔が呟く。
isg
rn
被せるように、凛が言う。
rn
isg
即答。
isg
rn
凛が潔を睨む。今までの様に殺気を纏わせながら。
2人の会話だけで空気が、一瞬で張り詰める。
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蜂楽が割って入る。
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rn
凛の眉が動く。
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rn
吐き捨てる。
でも。
完全には、否定してない。
hor
氷織が、静かに言う。
マモノが動く。
戦闘開始。
速い。
四方向に散る。
でも。
rn
凛が苛立つ。
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蜂楽が笑う。
まただ……。
お互いのやり方がぶつかる。
完全に。
動きが、噛み合ってない。
氷織と蜂楽の時と同じ__
isg
効率が悪くなる。無駄が出てくる。
最悪だ。
潔の眉が、わずかに寄る。
なのに。
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見える。
二人の動き。
完成前のパズルのピースみたいに、バラバラ。
でも。
やっぱり同じ、繋がってる。
凛が壊して、蜂楽が通る。
蜂楽が乱して、凛が仕留める。
無意識。
でも、完璧。
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小さく呟く。
なら。
isg
rn
isg
bcr
isg
hor
一斉に動く。
一瞬で、形が変わる。
流れる。
凛の“衝動”と
蜂楽の“本能”を
一本に束ねる。
綺麗に組み合わせる。
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四人の攻撃が綺麗に重なる。
黒が、弾ける。
静寂。
rn
凛が固まる。
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蜂楽が笑う。
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hor
氷織は黙っている。
でも、視線はただ一つ潔に向いてる。
rn
凛が、低く言う。
rn
isg
即答。
rn
睨む。
でも。
否定はできない。
さっきの動き。
あれは。
“完璧だった”。
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オカッパが笑う。
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一歩、潔に近づく。
距離が、近い。
凛の目が、細くなる。
rn
低く呟く。
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rn
オカッパが、きょとんとする。
bcr
rn
言葉が、詰まる。
言えない。
理由なんて。
rn
それだけ。
でも。
本当は。
分かってる。
近づいたら。
また……。
rn
視線を逸らす。
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オカッパが、少しだけ声を落とす。
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一瞬。
空気が、止まる。
rn
rn
bcr
オカッパが笑う。
でも、その目は。
いつもと少しだけ、違う。
bcr
rn
図星。
でも。
rn
それしか言えない。
bcr
オカッパはそれ以上言わない。
ただ。
潔の隣に立つ。
まるでそれが「当たり前」
みたいに。
凛の胸の奥が、わずかに軋む。
rn
rn
rn
isg
潔が言う。
誰にも向けない声。
でも。
“全員”が、従う。
並ぶ。
今度は四人で。
距離が、近い。
それが。
どうしようもなく、気に入らなかった。
rn
コメント
2件
ビターな感じ、めっちゃ好きです✨
凛が、切ないです 多分冴なんだろうけど、気になりすぎます、今回もとっっても面白かったです