榛華
榛華
ん……。
目が覚めた。
少し眩しい空が私の視界にうつる
グッと上半身を起こして、
浦田先輩たちにつけられた額の傷に触れた
が、
榛華
榛華
あれ…、痛くない…?
そっと触れてみると痛みはなく、
さっきまでの体中の痛みもなかった
榛華
どうなってるんだ…
______キーン コーン カーン…
榛華
あ、授業…
授業が始まる鐘が鳴った
榛華
榛華
(とりあえず、教室行こ…)
そう思って立ち上がる。
立ち上がったあと、スっと腕の傷を見た
榛華
榛華
やっぱ治ってる…
誰がこんなこと…
□■□■□■□■□
ガラッと教室のドアを開ける
教室の中にはポツンと、一つだけの机が置かれている
先生なんて居ない
こんな劣等生に教えてくれる教師なんて居ない
だから自分で勉強する
わかんないとこは適当に本とか見て…
カリカリ…。
静かな教室にシャーペンの音が鳴る
榛華
榛華
ふぅ……
シャーペンを机に置き、椅子の背もたれによっかかる
この1人だけの時間が好き。
誰にも何も言われず、1人で入れる時間が好き
外でどこかのクラスが体育をしている。
なんとなく気になって外を眺める
.
.
.
.
.
あ、誰かと目があった…。
やばい。
これまでこうやって目が合った時、何もなかったことなんてなかったぞ…!?
前は教室の中水浸しされたし…
榛華
榛華
はぁ…、マジかァ……
今度は何されんだろ…
そう思った瞬間
榛華
っ………?!
私はギョッとした。
さっき目が合った人が、私に向かって手を振っているからだ
榛華
ひょえぇ……
そんな人、初めて見た…。
どうして【劣等生】の私をそんな優しい目で見てくれるんですか?
折原先輩…。
……To be continued
♡100いったらつづきだします。






