無 気 力 女 子 の 攻 略 方 法 ．

私は疲れすぎてｸﾞﾃﾞｸﾞﾃﾞになって 家に帰った。

やはり部活は大変で、 楽なもんじゃないと 言い張っている気がした。

平仮名でものを言うように 疲れ果てた私に

和奏は私の荷物を 私に負荷がかからない様に ゆっくりと下ろしてくれた。

いつもより目を輝かせる私を見て ほんのり微笑む和奏。

こんな他愛のない会話をしながら 今日はゆっくりと過ごすのであった...

翌朝

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟと スマホのアラームが騒ぐ。

もうちょい 静かな音にして欲しいよね...

私は今日に限って なんだか目覚めがいつもより良かった。

窓を開けて寝てたせいか、 風が涼しくゆらゆらと吹いて 体がほんのり冷たい。

まだ朝方の3時30分くらいだから 外は薄暗く、人の声が全くしない。

家の中も静かでいいな... まぁ、もともと結構静かだけど。

ゆっくりと体をベッドから起こし、 スリッパを履く。

寝坊しなくて良かった。

(重要)外は暗いです。

(重要2)家の中も暗いです。

冷蔵庫に入ってあった 作り置きのサンドイッチを持ち 食卓に座る。

お母さんはいつも仕事で 2時には家を出ている為 朝ごはんいつもは作り置きだ。

そんな冷えきった サンドイッチを食べながら 私はある重要な事を思いだす。

人の話を聞いてない癖、 本当に直した方がいいと 自分でも思う。

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私は忘れてはいけない 何かに気づく。

ﾌﾟﾙﾙﾙと、 スマホから電話を鳴らす音が出る。

＿＿＿さん、電話にでるといいな。

一応電話は苦手だけど...

数秒後。

なんだか複雑な気持ちだけれど 聞きたい事があるので会話を続ける。

私が質問をした途端 角名さんは黙り込んでしまった。

何か変な質問をしたかな？ と、考えつつも 角名さんにまた問いかける。

なんだか戸惑っている様な 雰囲気を出しているような声だった。

私はすっかり 角名さんとの会話に慣れていたみたいだ。

妹とかななと同じように 喋れるようになってきたな...

と、思いつつも 私は本題を忘れていた。

会話を戻さないと

角名さんは嬉しそうな口調ぶりで 電話を切った。

今はこちらこそどうもの意味が 良く分からなかったが、

いずれ分かる事になるだろう───。

プチッと電話を切った後、 私は早速合宿の準備に取り掛かった。

そんな事を思いながら 黙々と持ち物をカバンに詰めていった。

私はこう見えて実は心配性なのだ。

家族と友達には そんな風には見えないと言われるが、

実際、重度の心配性過ぎて 中学の頃の遠足で 忘れ物確認を30回以上して

遅刻してしまった過去がある。

AM:4:00

色んな事を考えながら 用意が終わった。

花奈(フォロバ)

𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡140