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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

朱里

はぁ…天堂くんイケメン…かっこいい……

私の日課は窓側の席から天堂くんたち、チームNEXTが登校するのを 見ること!

みう

朱里ちゃんよ

みう

なんでそんなに遠くから見てるんだい?

みう

同じエコノミークラスなのに笑

朱里

いや!いや!いや!

丸ふち眼鏡をした地味女子にはここの身分が当然!

朱里

あの天堂くんとお話なんて滅相もない!!

みう

はぁ…

そう、私が天堂くんと関わらない限り…あの事が起きるまでは

放送

エコノミークラス白崎朱里さん理事長室までお越しください

朱里

えっ!!

みう

朱里、なんかしたの?

朱里

いや、やめてよ…奨学金制度のとりやめとか……

みう

いいから行ってこい!笑

朱里

ひぇぇぇぇ

不安を抱きながら廊下を歩いてると

尊人

おい!そこの女!

朱里

は、はいっ!!

ヤンキーの強そうな2人が近づいてくる

尊人

エコノミークラスってどこにあるか知ってるか??

怖いこわいコワイ

私ここで死ぬの?いやだぁ……

朱里

え、えと、あの……

おい、こいつ喋れんの?

2人目もなんか言ってるぅ……ムリダヨ怖いよ無理だよ

ワケワカメ

おい、何か言えって

手首を掴まれた

朱里

痛いっ!!離してっ!

光輝

おい、竜やめろって

朱里

て、天、堂く、ん?

なんとも意外すぎる人の登場で呆然とする私

光輝

痛がってるだろ

光輝

女の子に暴力は駄目だろ

お、女の子っっ///////

光輝

ごめんね?白崎さん大丈夫?

朱里

全然いいよっ!!

朱里

助けてくれてありがとう!

光輝

いーえ笑

光輝

白崎さん理事長に呼ばれてたよね?早く行ってきな!

朱里

う、うんっ

ーーーーーーーーーーーー

理事長

お待ちしておりました

朱里

そ、それで今日はどんなご用件で…

理事長

そんな堅くならないで!

理事長

今日はお願いがあるんです

服部

こちらを

渡された紙は伝説の王子選手権と書かれていた

朱里

これって3年に一回する…

理事長

そうそれです!

理事長

あなたに実行委員長をやっていただきたいんです

朱里

わ、わたしが!?

服部

毎回エコノミークラスの生徒と決められておりまして、白崎さんが適任だと思いました

困るけど…

奨学金をもらってる身としては断れないよね

朱里

分かりました

理事長

とりあえず明日は選手権に出る生徒たちにあなたを紹介します

理事長

話はそこからなので、今日はもう帰っても大丈夫ですよ

朱里

分かりました失礼します

何かヤバイことになったな……

朱里

ん?

さっきヤンキーの2人目に掴まれた手首に痣が出来ていた

朱里

嘘でしょ、、

おいおまえ…

と思ったらヤンキー登場

朱里

ひっ!

血相を変えてどんどん近づいてくる

なに?殺られる?怖いよぉぉぉ

お前、ここどうした

痣のところのこと、かな

朱里

あ、あんたに掴まれたとこなんだけどっ

え?

ちょっとこい

朱里

えっ!ちょっとなに!?

手を引かれ、連れてこられたところは

朱里

え、保健室?

ここ座れ

うながされるまま椅子に座る

ヤンキーは袋に氷を入れて私の手首に当てる

朱里

えっ…ここまでしなくても、、

でもこうなったの俺せいだろ

悪かった

案外優しいんだ……

なんだか心が温かくなった

家帰ってからもちゃんと冷やせよ

保健室から出ようとする彼に

朱里

待って!!その、ありがとう

ふっ笑おう

初めてみた笑顔

朱里

笑えるんだ、、

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