何があっても君を守る

そうだ。

3年前

母と父を殺したのはお前だな

私は物心ついた時から父はいなかった

母は理由はいつも教えてくれなかった

ザッザッ（歩く音

今思うときっと父も母も同じ死に方だったのかな。

ガラガラ

怪物は瞬きをした瞬間

母の首を絞めていた

母は静かになり

眠りについた

怪物が動く前に私をつかみ

その場を後にした。

私はそれから1年後

柱と同じ力を手に入れたが

柱にはならなかった。

母を見殺しにした私が人の為に戦う

人を守る

人の手助けをする

そんなの私はしてはいけない

だって大事な人を守れなかった。

そして、殺害した鬼と会話したのにも関わらず、鬼を退治してない

そんなの鬼殺隊ではありえない。

もしかしたら自分が鬼になっていたかもしれない

そんな人が上の立場にいてはいけない

私はそんな考えばかり頭にあり、毎日楽しくなかった。

だけど、あの人にあって...