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ウルベロスの能力、「世界征服ダークネス」。
これまでにウルベロスが見せていたのは、その一端でしかない。
但し、ウルベロスは意図的に能力を制限していた訳ではなく、今この瞬間まで知らなかった。
ウルベロスの能力のその先。その名も…
ウルベロス
その言葉は、あまりにも自然にこぼれ落ちていた。
その言葉は誰にも拾われず、静かに、闇の中に沈んで行った。
その言葉はー
この場を破壊するトリガーとなった。
しぇいど
@おどろく
サルベロス
あふぇりる
各々の目線の先には闇を衣にし、枯れた柳のような翼を生やした三つ首の狼が居た。
3つの頭の内両脇の頭には眼球がなく、唯一ある中央の目にも光は灯っていなかった。
ウルベロス
ウルベロス
声なき声が空に響くと、しぇいどと、観客席に向かって無数の闇が降り注いでいた。
ななっし~
モニターで様子を確認していたスタッフ達が、観客席にまで危害が加わろうとするのを見て、焦り始める。
実況者祭スタッフ
研究者
研究者の予想は外れ、観客席を守る結界はいとも容易く消滅し、観客席を闇が飲み込もうとする。
モナ
ニグ
即座に状況を理解したニグは、横凪で観客達を吹き飛ばし、安全を確保する。
ニグ
モナ
ニグ
ーーーーーー
一方、フィールド内、しぇいど。
しぇいど
しぇいどの掛け声と共に、ドレディアがソーラービームを放つ。
ウルベロス
しかし、本来闇に対して有効であるはずのエネルギーは、膨大な量の闇にかき消される。
ーーーーーー
「開」 その本質は、本来触れることの出来ない、闇という概念の扉を開けること。
あらゆる物を破壊することの出来るウルベロスの闇によって、概念と現実世界の境界を破壊するという離れ技で成立する異端中の異端。
故に、今しぇいどが相対しているのは、ウルベロスという生物ではなく、闇という概念そのものなのである。
ーーーーーー
闇、闇、闇。
闇はしぇいどを狙っている訳では無いが、莫大な量の闇による飽和攻撃を受け続ける。
その1発がドレディアに落ちていく。
しぇいど
しぇいどはドレディアの傍に滑り込むと、全力で刀を持っていない左手を突き出した。
しぇいど
「テラスタル」の効果によって闇に飲み込まれることは無いが、しぇいどは相応のダメージを受けている。
それでも、しぇいどは何とか耐え切ることに成功する…が、ドレディアと共に吹き飛ばされてしまう。
しぇいど
しぇいど
ドレディアはしぇいどを支えると、花粉団子をかける。
しぇいど
しぇいど
ドレディアがクルッと回ると、ポーズを決める。
しぇいど
しぇいど