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吸血鬼の王には逆らえません!!

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吸血鬼の王には逆らえません!!

50 - 第50話 天使+死神と黒影達

♥

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2024年11月28日

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俺たちの凜音に手を出すな

ロードナイト

誰ッ!

ゆらりと凜音の影から人が出てくる

佐藤 正義

うぜぇんだよお前ら

黒影

…死神ッ!!(声を張り上げて言う)

佐藤 正義

あぁそうだよ

ロードナイト

なんで

佐藤 正義

聞こえなかったか?

佐藤 正義

"俺たちの凜音"なんだよ

雨宮凜音

うぅん…

佐藤 正義

次から次へと…本当に忙しい……

建太

なァ

佐藤 正義

何か用か駄犬

建太

な"ッ…!

黒影

建太…ゴホッおち…つけヴッ(建太が暴れないように咳き込みながらも声をかける)

建太

……

佐藤 正義

要件は

建太

吸血鬼の王はどこに居るんだ

佐藤 正義

吸血鬼の王?

ロードナイト

ピクッ(吸血鬼の王というワードにピクリと反応する)

佐藤 正義

アイツか

佐藤 正義

おい、居るんだろ透

天川透

はいはーい

佐藤 正義

連れてこい

天川透

アイツを?

佐藤 正義

そうだ

天川透

分かった、連れてくるからちょっとまってて

ロードナイト

無事なんだろうな!!エヴァルデ様は!!

佐藤 正義

知らねぇよ

黒影

エヴァルデ様…ゴホッ...ゲホッゴホッゴホッ...

ズリ…ズリ…(重いものを引きずる音がする)

佐藤 正義

あ、来たか

ガチャ(扉が開く)

天川透

コイツでしょ?

身体中傷だらけで尚且つ大量の血が流れ出ているエヴァルデ

エヴァルデ

ァ"…ァ……(顔に深い傷、体には何度も切りつけられた後がついている)

ロードナイト

エヴァルデ様!!!!!!!!!(駆け寄ろうとする)

バチッッッッ!!(先程とは比べ物にならないくらいの電流が流れる)

ロードナイト

い"ィ…

天川透

来んな

雨宮凜音

んん…正義さん?(騒ぎに気づき目を開ける)

佐藤 正義

見ちゃダメだパチンッ(指を鳴らし意識を奪おうとする)

雨宮凜音

ぇ…

雨宮凜音

なんでそんなことするんですか正義さん

佐藤 正義

なんでって……

雨宮凜音

この人達は僕に用があるんですよね?

雨宮凜音

なら僕が話すべきですよ

佐藤 正義

凜音…

天川透

ダメだよこの人達凜音君の命を狙ったから

エヴァルデ

ァ…ァァ……(苦しそうに唸る)

ロードナイト

エヴァルデ様……?(何か異変に気づいたロードナイト)

ロードナイト

ね、ねぇ!!

天川透

なに?

ロードナイト

エヴァルデ様の胸に焼き跡が残ってる…これって……

佐藤 正義

あぁ、十字架だ

ロードナイト

なんて事を"ッッッ(泣きながら声を荒らげる)

ロードナイト

エヴァルデ様…ぁあ

黒影

ゴホッ…十字架だと?(ハスラーの力が段々と効いて喋れるようになった)

天川透

だって凜音君の命狙ったんだから

天川透

1番嫌いな物を当て付けただけ

ロードナイト

ア゙ァ゙ァ゙ァ゙ア゙ア゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ア゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙!!!!(泣き怒り、全てが混ざり言葉に出来ない)

ロードナイト

ゔぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙(泣)

雨宮凜音

……

雨宮凜音

黒髪のマスクをしている人、この人はどうして僕の命を狙ったか教えていただけませんか?(弱々しい凜音とは違う)

黒影

……

建太

言うなよ((ボソ

雨宮凜音

僕は理由が知りたいんです

エヴァルデ

ゴフッ…(口から血を出す)

エヴァルデ

くろ…かげ…(絶え絶えの声)

黒影

ロードナイト

エヴァルデ様…!?

エヴァルデ

い……え……

黒影

分かりました…エヴァルデ様

天川透

喋んなよジュッ(天使の羽をエヴァルデの頭に押さえつけ喋らせない)

エヴァルデ

ヴァ… ァ…… (鈍い痛みがエヴァルデを襲う)

ロードナイト

ァ…ァ"…(ショックが大きすぎて誰の声も聞こえてない)

雨宮凜音

…言ってくれますか?

黒影

えぇ…いいでしょう

黒影

貴方には兄が居ますか?

雨宮凜音

え、あ…うんお兄ちゃんは居たよ

雨宮凜音

今は何してるのか分からないけど

雨宮凜音

なんでも解決してくれて頼もしいお兄ちゃんだったよ

雨宮凜音

僕、お兄ちゃんの事好きだった

黒影

そのお兄様のお名前は分かりますか?

雨宮凜音

お兄ちゃん名前?

雨宮凜音

もちろん覚えてるよ

佐藤 正義

言うな凜音(催眠をかけてでも言わせないつもりでいる)

雨宮凜音

ごめんなさい正義さん、今は催眠にはかからない

雨宮凜音

お兄ちゃんの名前はね

京亮

黒影

その京亮様がこちらには居ます

雨宮凜音

生きてるの?お兄ちゃん

黒影

まぁ…なんと言うか

黒影

京亮様はこの吸血鬼の王エヴァルデ様と契約を結んだのです

黒影

吸血鬼として互いの血液を分け明け与える事を

雨宮凜音

…お兄ちゃん

黒影

エヴァルデ様は自分だけを見て欲しいので弟である貴方を殺そうとした

黒影

そして使命も果たされた…かと

佐藤 正義

あぁ果たしたさその使命とやらは

天川透

これでしょ〜?(片手には細長い瓶が)

佐藤 正義

その瓶の中には吸血鬼の王の寿命が半分入っている

天川透

何に使うのかわかんないけどね

雨宮凜音

分からない所はあるけど、大体は理解出来たよ

ロードナイト

エヴァルデ…さま……

黒影

何故こんなにも痛めつけたのですか?

天川透

ちょっと遊んだだけ

建太

遊ぶにしては度が過ぎるぞ

天川透

うるさいなぁ…

天川透

ねぇ正義、ここじゃ窮屈だから"狭間"いこうよ

黒影

狭間…

佐藤 正義

行くか

佐藤 正義

俺の力でお前らを一緒に狭間に連れて行ってやる、光栄に思うんだな

ーーーー空間移動ーーーー

雨宮凜音

暗…

ロードナイト

ここ…どこ?

ロードナイト

エヴァルデ様は…?

佐藤 正義

ここは天国と地獄の間の空間だ

天川透

吸血鬼の王もちゃんといるよ、ほらジャリッ(手に持っている鎖を引っ張るとエヴァルデが出てくる)

エヴァルデ

……

天川透

んねぇ、姿変えていいよね?

佐藤 正義

狭間だからな

天川透

やった〜♪

佐藤 正義

俺達の本当の姿ちゃんと見とけよ

正義の本当の姿

黒影

確か名前は…

ライジッウェ

ライジッウェだ

ライジッウェ

人間の姿は疲れるからなぁ

ライジッウェ

この方が楽だ

天川透

やっぱりライジッウェかっこいいねぇ〜

ライジッウェ

お前も早く本来の姿なれよ

ライジッウェ

大天使ロエルよ

天川透

先言わないでよ〜つまんないの

天川透

ま、なるけど♪

透の本来の姿

大天使 ロエル

ふふん♪

大天使 ロエル

やっぱりこの方が体に馴染むなぁ〜

ライジッウェ

ハハッそうだろう?

ライジッウェ

…それと駄犬

ライジッウェ

貴様はロエルに逆らえぬ身、だと聞いた

建太

……ッ(冷や汗が出る)

ライジッウェ

本当か?

大天使 ロエル

^^(ただ笑っている)

建太

それは…ッ

黒影

建太、、?

大天使 ロエル

狂犬の建太よ、私の声に耳を傾けなさい

建太

……(焦りと恐怖が建太を支配する)

大天使 ロエル

貴方は私の言う事に逆らえませんね?

大天使 ロエル

答えなさい

黒影

建太……そう…なのか?

雨宮凜音

大丈夫かな…

ライジッウェ

凜音は俺と一緒に見ておこうな(凜音を抱き寄せる)

雨宮凜音

あ、うん…

大天使 ロエル

建太

建太

ハッ…ハッ…ハッ……(胸に手を当て俯いている)

大天使 ロエル

もう一度問います

大天使 ロエル

狂犬の建太、貴方は私に逆らえませんね?

建太

は…い……ロエル様(子犬のように震えながら返事をする)

ロードナイト

建太…?

エヴァルデ

ヒュー…ヒュー…(何とか生きている)

黒影

どういう事だ、建太が天使に逆らえないとは…

大天使 ロエル

どうしてでしょうねぇ〜

建太

(違う、違うんだ…俺ァ天使サマに逆らう事も出来る……なんでだよォ…)

雨宮凜音

…?(ライジッウェの方を見て違和感を覚えた凜音)

ライジッウェ

…笑(目が紅く光っている)

雨宮凜音

もしかして…強制的に言わせた……?(小声)

大天使 ロエル

(この一族は殺す、王もろとも皆地獄行きにしてやる)

𝘛𝘩𝘢𝘯𝘬 𝘺𝘰𝘶 𝘧𝘰𝘳 𝘸𝘢𝘵𝘤𝘩𝘪𝘯𝘨.

結構頑張った

長くてごめんね

そして少し報告が

このストーリーで50話になります

100話まで行けたらいいなと思っております

次回♡300以上で

よろしくお願いします

それでは

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